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日本と世界それぞれにおける紙・印刷の歴史

紙・印刷の歴史

普段私たちが何気なく使用している紙はおよそ2000年以上もの歴史を持っており、7世紀末頃には印刷の原型となる木版印刷が発明されたと伝えられています。現代社会において、人々の生活に欠かすことができない存在である紙や印刷技術は、これまでどのような発展を遂げてきたのでしょうか。

今回は、日本と世界それぞれにおける紙・印刷の歴史についてご紹介します。

紙の歴史

現在の紙の起源となるものは、今から約5000年前の古代エジプトで使用されていた「パピルス紙」であると伝えられています。製法上正確には紙ではありませんが、便宜上紙の1種とされています。
パピルス紙の製法は特殊で、和紙のように植物繊維を水中で散乱させて作る紙とは異なります。大まかに説明すると、薄く剥いだパピルスという植物の茎の皮を並べ、圧迫して接着、そして乾燥させて作っていたといわれています。

現在広く普及している紙の原型となったものは、紀元前2世紀頃に中国において発明されました。
紙の発明者は「蔡倫(さいりん)」という役人だといわれてきましたが、実際はそれ以前に紙が存在していた可能性が高く、現在、蔡倫は紙の実用性を高めた功労者と考えられています。

日本への伝承と歴史

日本への伝承と歴史

紙作りの技術が日本へ伝わったのは5世紀頃です。高句麗(現在の中国東北部~朝鮮半島の北中部にあった国)から来た「雲徴(どんちょう)」という僧によって伝えられたといわれています。

実際に日本国内で紙の生産が行われるようになったのは7世紀頃で、主に法律やお経を書き写す目的で使用されていました。当時紙はまだまだ貴重品だったため、お経や公文書などごく限られた範囲でしか使用されなかったようです。

江戸時代になると、楮(こうぞ)や三椏(みつまた)という植物の皮を原料とする和紙が多く作られるようになり、庶民の手にも広く行き渡るようになりました。障子やふすま、和傘、浮世絵など、生活のさまざまな場面で使用されたようです。

その後、明治維新をきっかけに西洋から製紙技術が伝わると、和紙から大量生産可能な洋紙への移行が始まります。大正から昭和にかけて文化の水準が高まると、紙の使用量も大幅に増え、印刷工場や製紙工場が発展しました。

印刷の歴史

日本に紙作りの技術が伝わった7世紀頃、中国では木版を使用した印刷が始まったとされています。しかし、その当時に印刷されたものは現存していません。世界最古の印刷物として確認されているものは日本の法隆寺に保管されている「百万塔陀羅尼(ひゃくまんとうだらに)」です。
14世紀に入ると、中国は木版印刷の技術をさらに向上させるべく、1文字ずつ印刷できる「活字」を発明しました。

15世紀初頭には、ヨーロッパにも中国の木版印刷の技術が伝えられました。
しかし、金属加工職人である「グーテンベルク」によって金属活字を利用した活版印刷が発明されると、木版印刷は瞬く間に衰退してしまいます。
その後、ヨーロッパでは活版印刷が盛んになり、聖書を中心としたさまざまな書物が大量に印刷されるようになりました。

しかし、その当時日本や中国では、活版印刷はそれほどまでの広がりを見せませんでした。その最たる理由としては、アルファベットと比較して、用意しなければならない活字の量が膨大だったことが挙げられます。

日本における印刷の発展

木版印刷

日本では、用意しなければならない文字数が膨大だったため活版印刷の普及は遅く、江戸時代までは木版印刷が主流でした。当時の識字率は非常に高く、印刷が人々の教育や文化を支えてきたことが伺えます。
また、浮世絵の技術の発展により多色刷りの本も増え、その技術力は現在でも高く評価されています。

19世紀に入ると日本でも活版印刷が盛んになり、目覚ましい発展を遂げました。20世紀には、世界で日本が初めて写植技術を実用化し、日本の出版物のピークを迎えます。
そして、バブル経済の崩壊によってコストの削減が重要視されたこと、また、パソコンが普及したことによってDTP印刷の需要が急激に高まり、現在に至ります。

おわりに

昔は貴重品だった紙も、さまざまな発展を遂げて今日では多くの方が気軽に使用できる生活必需品となりました。また、木版印刷が主流だった印刷技術も、現在ではパソコンを用いたDTP印刷にまで進歩しました。
近年、タブレットやスマホなどのモバイル端末の普及に伴って「活字離れ」が問題視されることもありますが、3Dプリントまで実現できるようになった印刷技術が今後どのような発展を遂げるのか、ぜひとも注目したいところです。

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