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ホーム お役立ちコラム 新人広告営業マン・新人DTPデザイナー必見!DTPデザインの基礎・基本

公開日:2017.08.03

新人広告営業マン・新人DTPデザイナー必見!
DTPデザインの基礎・基本

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DTPデザインの基礎・基本
ポスターやパンフレット、チラシなどの紙媒体の販促ツールをより効果的に仕上げるためには、DTPデザインのノウハウが欠かせません。Webデザインと同じように、どちらもPCを使用して作成するため混同されがちですが、実際には異なる部分が多いため注意が必要です。

そこで今回は、新人広告営業マンや新人DTPデザイナーの方向けに、DTPデザインの基礎・基本についてご紹介します。

レイアウトは全体的なバランスに気を付ける

DTPはDesk Top Publishingの略で、卓上出版という意味があります。DTPはPCのディスプレイ上で出版物の原稿作成や編集、レイアウトを行うことを指します。

紙媒体の場合は一目で全体像を把握できるため、全体のレイアウトや配色のバランスを考えながらデザインします。一方、画面を縦にスクロールさせることができるWebでは、縦長のレイアウトにします。

線幅を最低0.3pt以上に設定する

印刷物とWeb上における線幅は、見え方が異なることを覚えておきましょう。

DTPにおいて最低でも欲しい線幅は、0.3pt(0.1mm)です。これより細い線にしてしまうと、印刷したときにかすれる可能性があります。

Webデザインの場合は最も細いものでも1px(ピクセル)です。PCは色の付いた点をディスプレイに敷き詰めて画像を表示させていますが、画像を構成する最小単位の点をピクセルと呼びます。

ピクセル数が同じでも解像度が異なれば表示サイズが変わってくるため、注意しましょう。解像度の単位としては、dpiがよく使用されます。例えば300dpiの画像は1インチ当たり300ピクセルで構成されます。

文字サイズは最低でも6pt以上、フォントは使い分ける

読みやすいフォントを選ぶ

Webの場合、文字サイズは最低でも12pxが良いとされていますが、DTPの場合は文字サイズを最低でも6pt以上、本文の文字サイズを8pt~11ptに設定すると読みやすくなります。

見出しを入れる場合は、目立たせるために本文よりも大きいサイズを選びます。キャプションなどに極端に小さい文字を使用してしまうと、分かりにくくなってしまうため気を付けてください。

文字フォントについてですが、Webの場合、明朝体は小さい文字だと可読性が低いため敬遠されがちです。

しかし印刷物の場合は小さい文字でも鮮明に表示されるため、明朝体でもゴシック体でも、好みや雰囲気に合わせて選べます。「印刷物に高級感を与えたい」「ゴシック体だとカジュアルすぎる」と感じるときは明朝体が合うでしょう。

ただし、変倍を使った文章の場合は、ゴシック体の方が読みやすくなります。

Webページであればブラウザの拡大表示機能を利用できますが、印刷物は拡大鏡を使わないと拡大して読むことはできません。広告を読む方が読みやすいフォントを選ぶことが大切です。

印刷物の色とディスプレイ上の色は異なる

印刷物の色とディスプレイ上の色

Webページを印刷したときに、印刷物の色とディスプレイ上の色が異なっていた、という経験はありませんか?

DTPデザインの際は、印刷物の色とディスプレイ上の色が異なることを意識してください。

色の見え方が違う理由は、印刷物がCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)の4色で表現されるのに対し、ディスプレイではRGB(レッド、グリーン、ブルー)の3色で表現されるためです。

また、CMYKカラーは色を重ねると暗くなる、RGBカラーは色を重ねると明るくなるという特徴があります。CMYKカラーはRGBカラーよりも色域が狭いため、鮮やかな色味の画像データを印刷すると、くすんだ印象になります。

おわりに

DTPデザインの特徴を知った上で印刷物のデザインをすれば、仕上がりの良さや紙面の持つインパクトが変わってきます。デザインはWebもDTPも皆同じ、ではなく、細かい点で表現の仕方が異なることをしっかりと認識しましょう。

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