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ホーム お役立ちコラム 交通安全週間から注意喚起ポスターの作り方を学ぼう!

公開日:2022.08.09

交通安全週間から注意喚起ポスターの
作り方を学ぼう!

  • ポスター・パネル
  • #デザインからお願いしたい

交通安全週間から注意喚起ポスターの作り方を学ぼう

今回は交通安全週間についての解説と、交通安全運動で使用される注意喚起ポスターの作り方を解説していきます。

オリジナルのポスターをデザインし採用されれば、全国的に自分のデザインしたポスターが使われるチャンスがあります。交通安全運動の内容や注意喚起ポスターデザインのコツを理解し、入賞目指して応募してみましょう!

 

交通安全週間とは?

般的に交通安全週間とは、全国交通安全運動が行われる期間のことをさしています。

全国安全運動は春と秋で年に2回実施されており、交通安全思想の普及や浸透、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践や習慣を呼びかけることにより、交通事故を防止していく取り組みとなっています。

 

運動は内閣府の主導により、各省庁や公共交通機関など道路交通に携わる協会などの主催で行われています。

主な取り組みとしては以下の3項目が運動重点とされています。

重点項目の具体的な内容は内閣府のホームページをご確認ください。

 

(1) 子供を始めとする歩行者の安全確保
(2) 歩行者保護や飲酒運転根絶等の安全運転意識の向上
(3) 自転車の交通ルール遵守の徹底と安全確保

内閣府HP:https://www8.cao.go.jp/koutu/keihatsu/undou/zenkoku.html

 

2022年の交通安全運動の期間はいつ?

春(4月)と秋(9月)の10日間に実施

交通安全運動の期間は、原則として毎年4月6日と9月21日からの10日が実施期間となっています。

昭和23年から実施されており、当時自動車事故や交通事故が毎年増加傾向にあったことから全国的な取り組みとしてスタートしています。

 

交通事故死ゼロを目指す日

現在は全国交通安全運動の期間中の1日が、交通事故死ゼロを目指す日として制定されています。

これは毎年交通事故により多くの人が死傷していることから、交通事故への意識をより高める日として、平成20年から新しく設けられています。

 

<2022年の交通安全週間>

「春の交通安全運動」

期間:2022年4月6日(水)〜 4月15日(金)
交通事故死ゼロを目指す日:2022年4月10日(日)

 

「秋の交通安全週間」

期間:2022年9月21日(水)〜 9月30日(金)
交通事故死ゼロを目指す日:2022年9月30日(金)

 

令和4年秋の全国交通安全運動推進要綱(内閣府HP):https://www8.cao.go.jp/koutu/keihatsu/undou/r04_aki/youkou.html

 

注意喚起ポスターの作り方のポイント

みなさんは交通安全運動のポスターを目にしたことはないでしょうか?

実はこの交通安全運動に使われるポスターに自分でデザインしたポスターが使用されるチャンスがあります。

交通安全運動の主催団体である一般財団法人全日本交通安全協会と毎日新聞社では、毎年の全国交通安全運動に使用されるポスターデザインを募集しており、審査のうえ採用されたデザインは次回以降の交通安全運動のポスターに使用してもらうことができます。

学校や団体単位でも応募ができますので自分たちの注意換気や啓発もかねて応募してみてはいかがでしょうか。

ここからは注意喚起や啓発のためのポスター作りをする場合のポイントを解説していきたいと思います。

注意喚起ポスターの作り方ポイント

 

①配色に気をつける

ポスターは遠くから見て目につくように配色が大切になります。

とくに、交通安全運動のような注意喚起や啓発が必要なポスターの場合、デザインに危険な行為やシチュエーションを知らせる要素が必要となってきます。

指定の文章を使用する場合も、デザインと文章がそれぞれ目立つような配色をこころがけることが大切になるでしょう。

おすすめは、捕色(ある色相の反対側に位置する色)や反対色相(補色とその両隣2つの合計5色)を組み合わせるとお互いの色を引き立てる効果があり、メリハリを出したい時に最適です。

 

②道路標識の配色を意識する

道路標識一覧

配色の基本の使い方としては、濃い色と薄い色をうまく組み合わせコントラストを出すことを意識すると視認性が高い配色になります。

道路標識を例にしてみると、青と白の組み合わせや注意や禁止を知らせる赤と白の組み合わせ、また危険を知らせる場合は黄色と黒などを使用しており、色によって危険性の度合いや視認性など与える印象も大きく変わります。

 

ポスターをデザインする場合もテーマに沿った配色を意識することで、より視認性が高まり注意喚起につながるポスターを作ることができるでしょう。

 

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③ポスターのサイズに気をつける

次にポスターを作る場合に気をつけたいポイントはポスターのサイズについてです。

全国交通安全運動に応募する場合は、「B3判またはB3判相当の四ツ切り用紙」と規定されていますので、自分で選択することはできませんが、掲示する内容や場所などによりポスターのサイズ選びも重要となります。

ポスターサイズ表

使われやすいポスターサイズ

何気なく街でみかけるポスターもそれぞれサイズが異なります。下記は目安となるので、掲示場所を把握したうえで、ベストなサイズ選びを行いましょう。

 

・屋内掲示されている一般的なサイズ …A2、B2サイズ、

・電車の中吊りなどで使用 …B3サイズ

・学校などの掲示板で使用 …A3サイズ

・駅など通路が広いスペースで使用 …B0、B1サイズ

 

内容も注意喚起からプロモーション目的などとさまざまですが、注意喚起などで使用される場合は大きくてもA2やB2サイズなどが適しているといえるでしょう。

学校などの屋内や掲示板などで使用する場合は、手持ちのプリンターでも印刷しやすいA3やB3などがおすすめです。

 

コピーやスキャンのやり方に注意

 

手書きのデザインデータをコピーやスキャンする場合はコピー機や複合機の使い方に注意してください。

一般的な複合機などで原稿をコピーやスキャンする場合、原稿を取り込む場所により印刷面などが異なります。

 

<送り装置>

複合機などの上部についている送り装置を使ってコピーやスキャンをする場合はデザインが書いてある「印刷面を上に向け」送り装置に挿入します。

スキャンする場合データの形式も選択できますので、PDF・JPG・TIFなどから選択した上でコピーやスキャンを行いましょう。

 

<原稿ガラス面>

原稿ガラス面を使用してコピーやスキャンを行う場合は、デザインが書いてある「印刷面を下」に向けます。

上下や左右などが不安な場合は原稿のレビューや回転機能がついているコピー機や複合機もありますので、大量に印刷をする場合などは一度確認してから実行すると良いでしょう。

 

まとめ

交通安全週間と注意喚起ポスターの作り方の基本を解説いたしました。

小学校などでは子供たちの交通安全の意識を高める意味でも、学校単位でポスターデザインに応募するケースも少なくありません。

交通安全運動の内容も再確認し、交通安全への啓発をかねてポスターの制作に取り組んでみてはいかがでしょうか。

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