サステナビリティ取り組み
「JAGDA国際学生ポスターアワード2023」キンコーズ賞受賞 本多こころさんインタビュー
2024.07.02

「JAGDA国際学生ポスターアワード2023」にて、キンコーズは協賛企業としてキンコーズ賞を選出させていただきました。『share』をテーマに制作応募された多くの作品、その中から200点に絞られ、さらにそこからキンコーズ賞に輝いた本多こころさん(受賞時:東京都立大学4年生、現在:東京都立大学大学院生)に、お話を伺いました。
初めての応募で初の受賞
本多こころさんは今回、初めて「JAGDA国際学生ポスターアワード」に挑戦したとのこと。JAGDA国際ポスターアワードは、以前から学校の授業課題として取り組んでいたため、各年のテーマに合わせて作品作りはしていましたが、実際にエントリーするのは今回が初めてだったそうです。初めての挑戦で初めての受賞、おめでとうございます!
遊具に惹かれて
今回受賞した作品は、遊具の点描画です。繊細に一点一点、点描で表現されたノスタルジックな公園遊具と、そこに映る子供たちのシルエット。まるで昔の自分たちがそこに映し出されているような感覚になります。審査会に参加したキンコーズメンバーも、その世界観に惹き込まれました。

こころさんは大学3年生の頃から点描画作品を手がけており、昔から好きだった遊具の作品を作成した際に、先生から「これすごくいいよ」と声を掛けられたことがきっかけで、本格的に点描画での遊具作品を作成するようになりました。「手の力に勝るものはない」という恩師の言葉が彼女の原動力で、点描画にも一点一点想いが込められています。

最初は近所の遊具に興味を持ち始め、今ではGoogleストリートビューなどのWEB情報も駆使して、ユニークな遊具を探して様々な場所へ出かけるそうです。作品集や原画も拝見しましたが、見たこともないワクワクするような遊具や、面白い視点で描かれた遊具を見ると、子供たちにはこんな風に見えているのかな?という想像が膨らんできます。
横浜や、立川の店舗にお世話になっています
キンコーズのことは既にご存知でしたか?と恐る恐る聞いてみると、横浜の店舗や、学校から一番近い立川の店舗をご利用いただいていました!学校での”クチコミ”で知ってくださったとのことで、印刷のクオリティを求めるときや、ポートフォリオなどで学校の皆さんと活用してくださっていました!こうしたお話を聞けて、私たちキンコーズも嬉しい限りです。

何かを伝える仲介役に
現在、大学院へ進学しているこころさん。これまで建築、空間デザイン、プロダクト、メディアといろいろなデザインに触れてきましたが、今はまだ漠然としつつも「何かを伝える仲介になれる人になりたい」と語ります。誰かが生み出したものを仲介し、その思いを伝えられる人になりたいと。キンコーズのビジョンにもある「想いを創り、伝えるに寄り添い、世界に彩りを」という言葉に近く、こころさんの夢を私たちも応援していきたいです。
素敵な作品に出会わせていただき、ありがとうございました。
今年度もキンコーズではJAGDA国際ポスターアワードへの協賛を実施いたします。どんな素敵な作品に出会えるか、今から楽しみです。
JAGDA国際ポスターアワード2024 https://jagda-gakusei.jp/