We are Kinko's ~グループ各社とのシナジーで叶える~
課題解決のために点から面でとらえるサービスへ変革
キンコーズはコニカミノルタグループの企業として、
お客様へのサービスを大きく進化させてきています。
グループ各社が持つ知見・サービスの相互利用から生まれるシナジー活動。
その新たなビジネスモデルを開拓するために奔走するメンバーに話を聞きました。
対照的なビジネスモデルで互いの付加価値を高める
車塚:現在、キンコーズには多くの営業担当が所属していますが、私たち営業企画グループは、簡単に言うとキンコーズとコニカミノルタグループ各社とお互いのサービスを、双方の社内をはじめ、お客様へとご紹介し拡販していくという役割を担っています。
多木:その中でも、グループ各社にキンコーズのサービスを紹介するという、輸出の役割を車塚さんが、グループ各社のサービスをキンコーズサイドへご紹介する、輸入の役割を私と阿部さんで担当しています。
阿部:お互いのサービスについて認識を深めるため、定期的に勉強会や意見交換会などを実施しています。
車塚:メーカーであるコニカミノルタに対して、サービス業のキンコーズは、有人窓口のある店舗運営をルーツに、個人利用から企業間取引まで対応できるビジネススタイルを確立しています。 お客様のニーズに対しカバーしていた領域が違うので、互いのサービスが結びつくことで、お客様のビジネスミッションに対し、幅広い解決力を提供できる可能性を秘めています。
多木:キンコーズサイドからすると、コニカミノルタグループ各社のサービスは完全に新商品となります。まずは社内への商品知識浸透や、お客様への販売戦略をどうしていくかなど、頭をひねりながら日々考えています。また、各社の顧客のニーズや課題も定期的に共有されているので、そこをしっかりと分析しシナジー効果を最大化していければと思っています。
キンコーズとしての可能性が広がる新たな取り組み
阿部:キンコーズも、コニカミノルタグループの企業であることで、オンデマンド印刷機や加工設備など新たな投資を図っています。今までできなかったことができるようになり、サービスのラインナップもかなり充実してきたと感じています。特にコニカミノルタのソリューションサービスを併せて提供できることが、これからのキンコーズの強みとなってくることは間違いないと思いますし、コニカミノルタグループにとっても、今までキンコーズが大切にしてきた「1枚、1部の発注から対応する」という細やかなサービスは、新たなチャネルとしてプラスになっていると思います。
多木:今までのキンコーズは、時代のニーズに合わせたスピード対応を武器にしていたので、困った時に駆け込む場所というイメージがありました。これはお客様の目的を達成する手段のひとつではありますが、どうしてもお客様と関わる期間が短くなってしまいます。また、お客様の働き方自体も変化している現在、突発的な時だけではなく、長期的なおつきあいをしていくためには、いつでもお客様の想いに寄り添い、キンコーズに駆け込まなくても良いような仕組みをご提案していくことも必要だと思います。それがグループ企業となったことで可能になったと思うんです。お互いに、自分たちだからできることをお客様への提案に落とし込み、必要な部分のみの点ではなく、広い視野で考える面で捉えたおつきあいが今後は重要になってくると思っています。
キンコーズとコニカミノルタの共創で叶える想い
多木:世の中がコロナ禍となり、働き方も変わってきています。お客様もオフィスのあり方を見直されるところが増えている中で、ますますオフィスのスマート化が進んできます。コニカミノルタグループ各社と連携したキンコーズなら、企業の資産でもある書類の電子化によるスペースコストの削減から、移転スケジューリング、オフィスの設計、レイアウト、施工までオフィス全体のスマート化をご提案できます。今までのプリント、コピーのキンコーズというイメージを払拭していけたらと思っています。
阿部:まずは、このシナジー活動の基盤を固め、お客様の課題解決例をどんどん作ることだと思います。キンコーズの中でも新しい取り組みですし、今後需要が伸びる可能性も高いものだと感じています。人員も増やしながら、広いエリアでの営業展開を図っていけたらいいですね。
車塚:コニカミノルタグループにはデジタルソリューション以外にも、ヘルスケアなどさまざまな部門があります。そういった新たなセクションとの連携も強化しながら、一つでも多くのお客様の課題解決にむけて、キンコーズの新しいサービスをご提案していけたらと思います。
それぞれが得意とする分野を理解し、活用することで生み出すシナジー効果。
キンコーズとコニカミノルタグループ各社の強みを合わせれば
お客様の想いを叶えるためのサービスはさらに強化されていくことでしょう。
※記載されている内容は、2020年11月時点の情報です。ご覧いただいた時点で、情報が変更されている可能性がありますのであらかじめご了承下さい。