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ホーム お役立ちコラム ホテルや旅館の開業前に用意したい、パンフレットやリーフレットなどの印刷物

公開日:2017.10.18

ホテルや旅館の開業前に用意したい、パンフレットやリーフレットなどの印刷物

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  • #店舗装飾がしたい

旅館等の開業前に用意したい印刷物

宿泊施設を開業する際は、集客活動が必須です。さまざまな集客方法がありますが、広告宣伝や販売促進に便利なツールの1つに、パンフレットやリーフレットなどの印刷物があります。ただし、見た目が美しいだけの印刷物では効果的な集客にはつながりません。

そこで今回は、ホテルおよび旅館などのパンフレットやリーフレットを作成する際のポイントについてご紹介します。

パンフレットとリーフレットの違いとは

パンフレットとは、いわゆる「小冊子」のことであり、複数ページの印刷物を仮とじしたものです。一方、リーフレットは「折りたたみ式の印刷物」であり、1枚の紙で製作されます。ちなみに、1枚の紙を折らずにそのまま使用するものが「チラシ」です。どのように広告宣伝や販売促進を行うかは、これら印刷物の形状を選択することから始まります。

パンフレットには、複数ページにわたって多くの情報を載せられるメリットがあります。「伝えたいことがたくさんある」「じっくり読んでほしい」「お客さまと直接話し合う際のツールにしたい」とお考えなら、パンフレットがおすすめです。企業のサービスを紹介するものなら、一般的には会社概要・商品案内・サービス一覧など、サービス全般を掲載します。

一方、リーフレットは「ミニパンフレット」的な役割があり、手軽で持ち運びしやすく、お客さまにお渡ししやすいという利点があります。そのため、施設案内・イベント情報・見どころなど、サービスの中でも特にアピールしたい点を取り上げて伝える際に便利です。リーフレットの形は、A4サイズの三つ折りタイプが多く利用されています。三つ折りは、表面・裏面・中面に情報を掲載できるため、1枚の紙という限られたスペースと低予算でも高い集客効果を見込めます。

パンフレット&リーフレットの効果的な構成とは

ホテルおよび旅館などのパンフレットやリーフレットに求められていることは、その施設の魅力を最大限に伝えることです。提供サービスと同様に「ここのホテルに行ってみたい」「あそこのホテルに行って良かった」と、お客さまに満足してもらえる集客ツールを作りましょう。

そのためには前述のとおり、美しいだけのデザインでは通用しません。また、単に客室やレストランなど施設内の写真を並べるだけでも魅力的に見えないでしょう。大切なのは、「この施設を利用すると、こんなすてきな体験ができますよ」というメッセージ性。それは、パンフレットやリーフレットを見たお客さまが、ワクワク・ドキドキするようなストーリー性のある構成のものです。以下、作成する上で大切な要素をあげてみました。

用紙

用紙には多くの種類がありますが、その質感や、印刷時の発色具合などを踏まえて選ぶと良いでしょう。

商用として一般的に使われているのは、コート紙・マットコート紙・上質紙など。コート紙は表面がツルツルしており、色が美しく表現できます。マットコート紙はしっとりとして落ち着いた質感で、発色が美しく、高級感を出したいときによく使われます。上質紙はコピー用紙のような質感で、書き込みやすい反面、色がやや暗く出ます。

よって、写真を多く使うときはコート紙やマットコート紙を、アンケート用紙のように書き込むのが目的の場合は上質紙が向いています。

写真

もし、施設の最大の売りが露天風呂なら、パンフレットやリーフレットで最も目立つ、写真スペースが最大のところに露天風呂の写真を載せましょう。アピールポイントは大きな写真で効果的に訴えます。モデルが施設を楽しそうに利用している写真など、お客さまの気持ちを高める写真が効果的です。

パンフレットやリーフレットでは、色の選び方も重要。「色は、文字よりも情報が早く伝わる」と言われており、紙媒体のこだわりどころです。オーシャンビューが広がるホテルや旅館なら青系、高原付近の宿泊施設なら緑系、桜の名所ならピンク系など、その地の特長を生かした色を選ぶとイメージがわきやすいのでおすすめです。

施設の雰囲気に関しても、色で左右されます。清潔感のある旅館には白、伝統的でクラシックなホテルには暗めの赤、カジュアルで親しみやすい宿泊施設を目指すならば明るいオレンジなど、色の違いだけで印象が大きく変わります。紺色や紫は落ち着いた印象を与えるヒーリングカラーなので、スパやエステティックなど「癒やしの空間」を紹介する際に適しています。

文字

文字のフォントも、こだわりポイントの1つです。

例えば、洗練的で上品・知的なイメージを与える「明朝(みんちょう)体」は、伝統的なホテルや旅館のイメージを伝えるのに適しています。「ヒラギノ角ゴシック」は癖がなく読みやすいフォントですので、利便性を求められるビジネスホテルなどにぴったり。ファミリー向けのホテルなら、柔らかく親しみやすい「丸ゴシック」が使いやすいでしょう。

おわりに

今回は、ホテルや旅館など宿泊施設の集客に使う、パンフレットやリーフレットの作成ポイントをご紹介しました。

これから開業予定の宿泊施設にはどのような魅力があるのか、お客さまに広く手軽に伝えるのには、パンフレットやリーフレットが便利です。用途やアピールしたいポイントを踏まえて作成しましょう。もし、何を選べば良いか迷われたときは、印刷会社のスタッフに相談してみてください。

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