ホーム お役立ちコラム 絵本を手作りしてみよう!オリジナル絵本の作り方を解説
公開日:2022.10.06
絵本を手作りしてみよう!
オリジナル絵本の作り方を解説
今回は手作りの絵本の作り方について解説していきたいと思います。
絵本は日本だけでなく世界的にも古くからある文化で、子供だけでなく大人にまで楽しまれ親しまれています。
基本的な絵本の作り方やいろいろな種類の絵本の紹介をしていますので、子供に向けて作る場合も、子供と一緒につくる場合も参考にしていただければ幸いです。
絵本を手作りしてみよう!
絵本はこれまでのたくさんの作品がありますが、オリジナルで手作りをすることも可能です。
手書きで作成する方法から、パソコンやタブレットなどを使ってデータを作成する方法などさまざまあります。
作成方法を選ぶ際は、どの程度の完成度を目指して絵本を作成するかを考えて選択すると良いでしょう。
子供と一緒に作成する場合など簡単に作成したい場合は、絵本キットなどを使用して絵と文章を直接手書きする方法もあります。
次の項では、基本的な制作手順などをまとめていますので、作る方法が決まったら具体的に作成してみましょう。
オリジナル絵本の作り方の手順は?
まずはストーリーを考えよう
まず初めにオリジナルの絵本を作る際に考えなければならないのはストーリーです。
対象や年齢によってどんなことをテーマにするかで絵本の内容は大きく変わります。
こんな内容を絵本にしたい!と初めから構想がある方は除きますが、とりあえず手作りの絵本を作ってみたいと考えている方は、読んでもらいたい対象が大人なのか、子供であれば何歳くらいなのか、ということを考慮してストーリーを考えてみましょう。
なかなかテーマやストーリーが思い浮かばないという方は、絵本には対象年齢が設定されているものありますので、既存の絵本を参考に考えてみましょう。
絵本の構成・文章を考えよう
つぎは絵本を作る上で必要な構成を考えておきましょう。
構成には以下のような点を最低限考えておく必要があります。
・絵本のサイズ
・ページ数
・縦書きor横書き
絵本を作る上では、文章もとても大切な要素となってきますのでストーリーをまとめ、構成と一緒にものがたりの文章も考えておくと良いでしょう。
絵本をかいてみよう
絵本のテーマやストーリーが決まったら早速絵を描いてみましょう。
絵を描く際にはどのようなツールを使って描くのかを一緒に考える必要があります。
手書きで描く
手書きで絵本を描く場合は、「何を使って描くのか」「何に描くのか」を考えましょう。
色鉛筆で描くのか、筆を使って絵の具などで描くのかなど、使う画材によっても作品の印象などは大きく変わりますのでそれらを考慮した上で選択することをお勧めします。
何に描くかについては、手書きがしやすい絵本キットなども販売されていますので製本などのことを考えると、絵本キットなどを使って手軽に作るのも良いでしょう。
パソコン、タブレット端末を使って描く
より本格的な絵本の手作りをしたい場合はパソコンやタブレット端末を使って絵を描く方法です。
パソコンであればペンタブレットなどを使用する方法やタブレット端末であれば専用アプリをダウンロードして使用する方法などがあります。
パソコンやタブレット端末の操作に慣れていないと使いこなすまでは少し時間が必要ですが、さまざまな筆のタッチが選べたり色が自由自在に変えられるなど、使いこなせるとメリットはとても大きいです。
また、データ化をする際も当然しやすくなりますので、印刷などもスムーズにおこなうことができます。
絵本を印刷・製本する
製本されているキットなどを使っていない場合は印刷や製本をする必要があります。
プリンターなど印刷する環境が自宅に整っていれば自分で印刷して仕上げることも可能ですが、難しければ専門業者に依頼することをお勧めします。
また、手書きで作成した物を印刷する場合は、一旦スキャンをしてデータ化した上で印刷しましょう。
手作り絵本を作る際には、下記のような製本スタイルがおすすめです。
くるみ製本(無線綴じ製本) | 表紙用の厚紙でくるんで製本するスタイル |
中綴じ製本 | 用紙を重ねて2つ折りし、中央をホチキスで2か所固定する製本スタイル |
上製本(ハードカバー) | 厚く丈夫な表紙でくるんで製本するスタイル |
予算や印刷する冊数、スケジュールに応じてどのような製本を選ぶべきか変わってきます。 自分で製本することも充分可能ですが、しっかり仕上げたい場合は専門業者に相談してみましょう。
▼実際にキンコーズでブックカバーを作った方もいらっしゃいました。ぜひご参考ください▼
さまざまな絵本の種類
フェルト絵本
フェルトをつかって簡単に作成することができるのがフェルト絵本です。
文章などはかけませんが、フェルトを切って貼るだけで簡単にかわいい絵本を作ることができます。
はさみが使えたり糊付けができるくらいになった年齢のお子さんと一緒に作ると楽しいでしょう。
布絵本
乳幼児でも遊べるのが布絵本です。
知育おもちゃとしても人気の布絵本も手作りには向いています。
全て布をつかって作成しますので口にいれてしまっても安心ですし、洗って使うことも可能ですので衛生的といえます。
まとめ
オリジナル絵本の作成方法などを解説いたしました。
大人からこどもまで楽しめる絵本を、オリジナルで制作する場合は「誰に向けて」「どのくらいの完成度をめざして」を考えることによって作成方法などが大きく変わります。
どんな状況で絵本を作りたいかを考えた上で、オリジナルの絵本を作ってみてはいかがでしょうか。
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