ホーム お役立ちコラム 同人イベントで配る同人ペーパーって何を書くの?同人ペーパーの作り方
公開日:2017.06.13
同人イベントで配る同人ペーパーって何を書くの?同人ペーパーの作り方
同人ペーパーは、単に「ペーパー」と呼ばれることが多い、サークルの情報を書いたチラシのことです。内容や形式に特に決まりはなく、作家の完全オリジナルで作成することができます。
イベントでペーパーを配った人に興味を持ってもらうきっかけとして、サークル同士が交流するツールとして使うこともできます。しかし、いざペーパーを作ろうと思っても、何を書いたらいいか迷ってしまう方も多いようです。
そこで今回は、同人ペーパーの作り方と内容についてご紹介します。
ペーパーに書く内容は?連絡先記載には注意
一般的に、ペーパーには同人サークルの案内やイベント開催の告知、イラストなどが載せられています。昔は同人誌の新刊、既刊の告知や通販の方法、作者の住所氏名や近況などを載せることが多かったものの、最近は個人情報保護の観点から住所氏名は記載しないのが常識となっています。
そのため、作者のペンネーム(またはハンドルネーム)とサークル名、次回参加予定のイベントや個人サイトのURL、SNSアカウント情報を載せるケースが増えているようです。基本的には何を書いてもサークルの自由なため、自分の作品やサークルに興味を持ってもらうきっかけとして使われています。
また、配布方法によっても記載する内容は多少異なります。イベントに参加した時に自分で手渡ししたり、イベント会場や同人誌を扱う書店のチラシ置き場を利用したりして配布する場合は、イラストや漫画を掲載したペーパーが多いようです。他には、新刊が予想より早く売り切れてしまった場合や、締め切りに間に合わず本を発行できなかった(落ちてしまった)場合のお詫びペーパーとして急遽発行される場合もあります。
ペーパーは、気軽に発行して配布できるものです。どこで配るのか、何を知らせたくて発行するのか、その用途に合わせて内容を決めるといいでしょう。
SNSでの情報発信が主流だからこそ、ペーパーが好まれる場合も
多くのサークルは、ペーパーにイラストや4コマ漫画、1P~4P分程度の漫画などを掲載して発行しています。以前は作者の近況や作品への思いなどを書く場合が多かったようですが、最近はSNSや個人サイトなど、インターネット上での近況報告や意思疎通ができるようになったこともあり、ペーパーで近況報告などをするケースは減っています。
しかし、ペーパーの数は減っても、全くなくなった訳ではありません。デジタル主流の時代だからこそ、逆にアナログ感のあるペーパーが好まれる場合もあります。印刷する用紙の質感や、デジタルの画面上とは異なるインクの色合いなど、作者のセンスやこだわりが表れやすいペーパーを楽しみにする方もいるのではないでしょうか。
印刷会社に依頼?自宅でコピー?各種印刷方法のメリット・デメリット
ペーパーの形式には、特に決まりがありません。もちろん印刷する方法も発行者の自由です。印刷会社に依頼する方法や、自宅またはコンビニ、印刷会社が運営する印刷サービス店でコピーする方法もあります。それぞれのメリット、デメリットを確認して、どの方法で印刷するか決めましょう。
【印刷会社に依頼する場合】
[メリット]
・データさえ作って入稿してしまえば印刷を全て印刷会社がしてくれる
・使用できる用紙を選べる(選べる用紙は印刷会社によって異なります)
[デメリット]
・印刷してから自宅まで配送してもらう日数が必要なため、時間が掛かる
・送料が掛かる
【自宅印刷(コピー)の場合】
[メリット]
・イベントギリギリまで作業できる
・用紙を自由に選べる
[デメリット]
・一般的なインクジェットプリンターの場合、インク代などのコストや印刷時間が掛かりすぎる
・印刷作業を全て自分で行わなければならないため、手間が掛かる
【コンビニ印刷(コピー)の場合】
[メリット]
・イベントギリギリまで作業できる
・印刷コストが安い
[デメリット]
・用紙を選べない
・紙詰まりなどのトラブルが起きた場合、店員にペーパーの内容を見られる可能性がある
【印刷サービス店で印刷(コピー)する場合】
[メリット]
・用紙を選べる(持ち込み用紙に対応してくれる場合もある)
・印刷コストが安い
[デメリット]
・印刷サービス店が遠い場合、移動が面倒
・店舗が混んでいる場合、待たなければならない場合がある
おわりに
同人ペーパーに載せる内容は、個人情報保護に注意すれば基本的に自由です。印刷方法も自由に決めることができるため、発行部数や最新情報など、それぞれのこだわりが十分に生かせる印刷方法を選びましょう。
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