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公開日:2022.10.05

社内研修や社内勉強会を無駄と思わせないためには?テーマやネタの考え方についても解説

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社内研修の様子

今回は社内の研修・勉強会について解説します。

無駄と思われがちな研修や勉強会には原因があります。そんな研修・勉強会を無駄にさせない考え方や、効果的なテーマやネタの考え方まで解説していきますので、つまらない研修・勉強会だったと思われないポイントを学んでみましょう!

社内研修・社内勉強会に必要なものは

社員のモチベーションを考慮する

まず前提として、自ら必要性を感じて受講を希望した研修や勉強会以外、社員のモチベーションが高い状態で受講をさせるということは困難です。
ビジネスパーソンは与えられた日々の業務をこなすことを常に考えています。
そんな中「必要だから」という理由だけで受講させてはいないでしょうか?
主催側がとりあえずやっておけば良いという研修は、受講者側も当然モチベーションはあがりません。
会社の規則だからという理由で、モチベーションが上がらない社員を受講させる意味があるかどうかも主催者側は考える必要があるでしょう。

必要性を気づかせる

必要性を感じていないのでモチベーションが上がらないと解説しましたが、気をつけなければならないのが、必要性に気づいていない社員も多くいるということです。

特にスキルアップにつながるような研修の場合、この必要性に気づいてもらう必要があります。
このようにモチベーションをあげることや必要性を気づかせるためには、目的を明確化することが重要となってきます。

大切なのは目的を明確化し共有する

社内研修の目的

研修などを主催する際は、研修・勉強会の目的を明確に示すことが最も大切になります
研修にはそれぞれ目的があり、どんな社員をどのような目的でどのような結果をもたらすことができるかを考え、社員にもしっかりと提示しましょう。
また、自分でも目的を明確化することで、研修を受けさせるべき対象者かどうかを改めて判断することができるでしょう。

社内研修・勉強会の目的は?

社内における研修の目的を簡単に分けると以下の3つのような目的が考えられます。

①仕事における必要知識を共有する・付与する

②特定の職務に対してガイドラインを示す

③スキルアップ(メンバーの能力向上)

これに限りませんが、以上が代表的な目的としてあげられます。
大きな目的から受講者にとってどのような結果をもたらすのかという所まで細分化し目的を明確化し、受けることによってどのような結果をもたらすかをまずは考え提示してあげましょう。
この目的の意識が受講者側と共有できていないと、不満へと繋がります。

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内定者研修・新人研修について

社内研修には対象者も種類もいろいろありますが、内定者研修は新人研修なども含まれます。
これまで解説してきた目的や社員のモチベーションでいうと、もっともモチベーションが高く、目的が明確になっているのが、内定者や新人の研修です。
しかし、毎年の研修だからと何年も同じような内容を続けると情報化社会の現在においては満足のいく研修にならない可能性が高くなります。
優秀な人材は内定や入社が出るまでにOBやネットなどからさまざまな情報を収集して望んでいるからです。
すでに知っているような内容を繰り返すような研修を行うと、会社への期待度や満足度が低下しかねません。
今後の会社を背負う人材の重要な研修などを考え、毎年ブラッシュアップを続けることが重要ともいえるでしょう。

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社内研修・勉強会テーマやネタの考え方は?

研修や勉強会のネタやテーマを考えようとする場合、ネットで検索等すれば他社の事例や評判の良いとされるネタやテーマは見つかるでしょう。
担当者はついついこれらを真似したくなりますが、真似をするだけでは効果的な研修や勉強会にはならない可能性があります
当たり前ですが、それぞれの会社の状況、受講する社員、講義をする講師はみんな違うからです。
全ての環境が当てはまるということは万に一つもないといって良いでしょう。
テーマやネタを参考にすることは良いですが、これまで解説してきたように、あくまでも自分の会社においてどういった目的があるのかを第一に考えて取り入れましょう。

社内研修・勉強会の資料の作り方

社内研修資料の作り方

研修資料を誰に向けて作成するかを明確にする

資料の作成作業に入る前にまずは基本的な全体像をイメージし、研修資料が誰に向けて作成する必要があるかを明確にしてください。

例えば、スキルアップを目的とする研修であっても若手社員向けの研修と中堅社員向けの研修とでは研修内容が大きく異なります。
対象者に合わせて研修資料も作成しましょう。

研修資料作りの基本

研修資料の作成の基本は、全体構成を先にまとめてから詳細な内容を考えていくことです。
対象者にむけ全体像が決まったら、今度は細部を少しづつ詰めていきましょう。
初めに構成をしっかり組み立てることが、その後の作成をスムーズに進めるポイントとなります。
いきなり冒頭から内容を考え始めずに、研修で取り上げる重要なポイントやキーワードを箇条書きで書き出していき、まずは全体像を掴みましょう。

受講者にとってみやすい資料とは

受講者にとってみやすい資料

これは研修資料に限ったことではありませんが、資料を作る上で見る側がみやすい資料を作成するには以下の3つのポイントに気をつけましょう。

①研修の流れに沿っている

②誰にでも理解できる表現が使われている

③絵や図が活用されている

研修や勉強会の場合、受講者は初めて聞くことや学ぶことが多くなります。
流れがバラバラだったり、難しい表現が続くと理解ができなくなる可能性がありますので注意しましょう。
あわせて、絵や図をつかって視覚的にも解説することで後々見直した時に内容が思い出せるような工夫をしてあげることが大切です。

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無駄な社内研修・勉強会と思わせないために(まとめ)

社内研修や勉強会について解説させていただきました。
社内研修や勉強会は主催側と受講者のお互いの意図が理解できてないと、意義のある研修にすることは難しいです。
目的意識をお互いに共有し、無駄と言われない意味のある研修にしましょう。

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