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ホーム お役立ちコラム 目的や種類を把握して社内研修を行おう!効果的な社内研修のポイント

公開日:2017.08.29

目的や種類を把握して社内研修を行おう!
効果的な社内研修のポイント

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効果的な社内研修

新入社員研修、中堅社員研修、管理職研修など、多くの企業ではさまざまな目的・種類の社内研修が行われています。一度は社内研修を受けたことがある、という方は多いでしょう。しかし、研修を受けたとしても、その内容を人に教えることは難しいものです。そこで今回は、研修を行ったことがない、あるいはまだ経験が浅い方のために、効果的に社内研修を行うポイントをご紹介します。

研修の目的を明確に把握する

研修の目的を明確に把握する

社内研修を効果的に行うためには、担当者が研修の目的を正確に把握していることが大切です。研修目的の把握ができていない場合、企画段階でつまずいてしまうでしょう。

まずは、これから行う研修がどのような目的で行われるかきちんと把握しておきましょう。社内研修は、具体的には目的に応じて3つに大別されます。

1つ目は、「仕事における必要知識の付与」を目的とした研修です。特に新人や入社して日が浅い社員に対して主に行われます。研修内容として扱われる点は、業務の詳しい内容や社内・業務上のルールなどです。

2つ目は、「特定の職務に対するガイドラインを示す」ことを目的とした研修です。リーダー研修や役員研修に代表され、立場が変わった社員などに対し、立場に応じた心構えや立ち居振る舞いを指し示すために行われます。

3つ目が、「スキルアップ」を目的とした研修です。あらゆる社員を対象に、不定期で行われる研修です。主に新技術や流行など、流動性の高い情報が扱われ、社員に対して新たな知識や技能を習得させるために行われます。

研修はOJTとOFF-JTの2種類

社内研修は、主に2つの種類に分類されます。先に述べた研修の目的と同様に、これから行う研修がどの種類にあたるかも把握しておきましょう。目的と種類が押さえられていれば、社内研修の手順や資料も作成しやすくなるはずです。

1つ目の「OJT(On the Job Training)」とは、職場内で実務などを通じて行われる研修を指す言葉です。OJTは、実際に仕事をしながら研修が行えるため、実践的な内容を効率良く教えられます。

また、費用・時間的コストがかからず、手軽に行える点もポイントでしょう。その反面、実務が主体となるため体系的な内容を教えるには不向きといえます。研修を担当する社員の能力によって研修のクオリティーに差が生じてしまいます。

2つ目の「OFF-JT」とは、職場外で行われる研修を指します。 OJTでは習得が難しい、体系的な内容を教える際に向いている研修方法です。日常の職場とは違う環境で研修に参加できるため、研修を通じて新たな発見をする機会もあります。一方で座学が中心となるため、実践的な内容を教えるためには向きません。

研修資料の作り方のポイント

研修資料の作り方

研修を円滑に進めるためには、質の高い研修資料を用意することが不可欠です。社内に資料がそろっていれば良いのですが、そろっていない場合は自分で作らなければなりません。資料作成の際、特に気をつけたいポイントが、資料の見やすさ・読みやすさです。

見やすい資料は、聞き手の理解を促します。文字一辺倒ではなく、画像や図を多く挿入したり、レイアウトを統一したりするなど、資料を見やすくする工夫をしましょう。文章表現に気をつけることも、見やすい資料を作成する上で欠かせません。

例えば、1文が長過ぎる文章や、難しい表現が多用された文章は読みにくいため、注意が必要です。内容を簡潔な文章で構成することが理想的ですが、それが難しい場合は箇条書きでまとめるだけでも読みやすくなります。

おわりに

今回は、社員研修を効果的に行うポイントについてご紹介しました。社員研修に充てられる時間は限られています。その限られた時間の中で成果を上げるためには、研修の目的と種類を把握し、研修を企画および実施することが重要です。
また、分かりやすい研修用の資料を用意しておくことも、研修を円滑に進めるためには欠かせません。今回ご紹介した研修資料の作り方のポイントも参考に、分かりやすい研修資料制作を目指しましょう。

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