ホーム お役立ちコラム 新入社員研修(新卒研修)の目的・内容とは?研修実施のポイント
公開日:2019.03.19
新入社員研修(新卒研修)の目的・内容とは?
研修実施のポイント
社会人になったばかりの新卒から中途採用された新入社員まで、スムーズに業務になじめるように新入社員研修(新卒研修)を行っている企業がほとんどです。
今回は、新入社員研修の目的や内容、研修実施のポイントをご紹介します。ぜひ参考にしてください。
新入社員研修(新卒研修)の目的
新入社員研修(新卒研修)を行う目的は、いくつかあります。はじめに新入社員研修の目的から見ていきましょう。
会社や業務を理解する
社内のことや業務を把握しないまま、いきなり実務に入るのは特に新卒社員には厳しいでしょう。研修を通して業務上必要な知識や技術を理解しておくことで、技術面でもメンタル面でも安心して業務に取り組むことができるようになります。
社会人や業界の常識を習得する
大学卒業後に新卒として入社する場合、初めて社会を経験することになります。また、中途採用であっても、別業種からの入社したような場合は業種ごとで異なるルールを把握しきれていないことがあります。
社会人や業界人として必要な常識を習得するためにも、新入社員研修は行われるのです。
コミュニケーション能力の向上
新入社員はこれから仕事をする中で社内外のさまざまな人と関わりを持つことになります。そのため、ある程度のコミュニケーション能力が必要です。社員研修のカリキュラムとして、何らかのコミュニケーション研修を取り入れる企業が少なくありません。
また、研修の場にさまざまな部署から人が集合することで、社内の人とコミュニケーションを図る場としても研修が役立っています。
新入社員研修(新卒研修)の内容
新入社員研修(新卒研修)の内容は、研修の目的によって異なります。ここでは、目的別に研修内容の例をご紹介します。
企業や業務理解のための研修内容
実際に企業や業務を理解するために、以下の研修が用いられています。
・企業の歴史や業務の進め方など、スライドや講師による講義型研修
・複数の社員でグループを組み、作業を進めるグループワーク
・業務上で想定されるシーンを疑似体験するロールプレーイング
社会人や業界の常識を身に着けるための研修内容
社会人や業界の常識を身に着けるために、以下のような研修が行われています。
・ビジネスマナー研修(正しい敬語の使い方や、名刺交換の方法など)
・コミュニケーションスキル研修(報連相、社内外での連絡方法など)
新入社員研修(新卒研修)のポイント
新入社員研修(新卒研修)を成功させるにはいくつかポイントがあります。
研修を受けるのに最適な気持ちへのコントロール
新入社員研修を実施しても、社員が他人事ではなく自分のこととして向き合わないと成果が出ません。社員に自分事としてもらうには、気持ちの面でもフォローが必要です。
・モチベーションの持続のため、リラックスと緊張のバランスを取る。
・講義一辺倒ではなくグループワークやアイスブレークを取り入れるなど、飽きさせない。
研修中と研修後のフォローを忘れない
研修中だけでなく研修後も新入社員のフォローを忘れずに。
・分からないことはその場で質問できる雰囲気作りを。疑問を残さない持ちこさないためには、発言しやすい雰囲気も必要。
・新入社員の要改善点だけでなく、良かったところも積極的に評価する。
・フィードバックを行う。
・研修後の相談体制を整え、早期離職を防ぐ(例:メンター制の導入)。
このように新入社員をフォローすることで研修の成果も出やすくなります。
おわりに
今回は、新入社員研修(新卒研修)を行う目的や研修の内容、研修で重視すべきポイントをご紹介しました。
研修への理解をより深め、成果を上げるには資料作りも大切。研修を受けながらでも見やすい、後で見返しても分かりやすい資料を用意しましょう。オンデマンドプリントサービスを利用すれば、ホチキス留めや製本もスムーズです。
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