We are kinko's
~循環・再生させる企業の責任と未来~

ただの再利用ではなくキンコーズならではの付加価値を

最近良く耳に、目にする『SDGs』。
お客様の意識も高まる中、キンコーズだからできるSDGsとは何か?
そのヒントは小さなワークショップにありました。
キンコーズならではのアイデアと対応力でSDGsを推進するメンバーに話を聞きました。

 
松本さん
(営業所 チーム長)

手塚さん
(CX推進)

 

はじまりは廃材を使った子ども向けワークショップ

手塚:私が所属するCXブランド推進室のCX推進チームでは、キンコーズのお客様に向けて、さまざまなSDGsにつながるサービスや製品のご案内、イベントのご提案などを行なっています。昨年からCX推進チームが担っていますが、きっかけとなったのは松本さんのチームが行なってきた取り組みだったんです。

松本:はじまりはキンコーズで出た廃材を使った子ども向けの体験型ワークショップを開催したことでした。出産を機に産休を取得し、ママになって現場に復帰。それまで、キンコーズはBtoBのサービスが多く、もっと個人やファミリー向けのBtoCのサービスにも目を向けたらどうかな、と感じたんです。まずは、店舗近隣の保育園や託児所などを訪問し、どういったことにお困りか、キンコーズのイメージなどをヒアリングしてまわりました。その後、別店舗へ異動した際も同じことをやってみたら、地域によって課題が全く違ったし、キンコーズがどういった会社かもあまり知られていなかった。だったら地域などに関係なく、キンコーズとして統一でできるサービス、認知度アップに繋がる施策って何だろうと考えました。その時に思いついたのが、キンコーズにあるもので出来る子ども向けの体験型ワークショップでした。保育所などはもちろん、行政にも足を運び地域のイベントなどにも参加。そうしたイベントに、家族連れで参加していただくことで、キンコーズが何をやっている会社なのか、どういったことができるのかなどを知っていただくきっかけにもなりましたし、「キンコーズってこんなことまでやってるんだ!」というお声もたくさん聞くことができました。そうした活動がきっかけで社内にイベント活動のチームを立ち上げてもらうことになったんです。

PELP!用紙で作られたSDGsサイコロノベルティ

端材から生まれた大会メダル

手塚:お話を聞いているだけでも、松本さんの自分で切り拓いていく行動力など、本当にすごいなと、勉強になります(笑)。

松本:ちょうど世の中の環境への関心が高まっていた頃で、そういった環境系のイベントにもお声がけいただいて。私自身、このペーパーレスの時代に紙製品に携わるキンコーズが環境系って無理なんじゃない?って勝手に思い込んでいたんです。でも何かないかなと、自社の店舗や工場をまわってみると、紙だけじゃなくいろいろな端材がたくさんあった。その時はそれが宝の山に見えましたね(笑)。今まで有料で廃棄していた端材を30種類くらいに分別して、それを使って子どもたちが自由にものづくりできるワークショップを開催しました。それをきっかけに、環境に関するさまざまなことを勉強したんです。そうするといろんな環境系の会社様との繋がりができていきました。

紙を使う企業として責任持って循環・再生させる

手塚:ここ数年、お客様のSDGsへの意識が大変高くなってきています。営業さんから、環境配慮系の素材への問い合わせも増えてきて、企業によってはそういった素材でないと使えないというケースも多くなっています。今後、そういった新しい素材の提案をしていく必要がある中で、現在キンコーズがおすすめしているのが「PELP!」という再生紙です。このPELP!は山陽製紙(株)がはじめた不要用紙の循環型リサイクルサービスで、これに賛同する会員企業から出た不要用紙を回収し、100%再生紙として生まれ変わらせたオリジナルの用紙のこと。再生紙ならではの、素朴な風合いも評判なんですよ。

松本:紙を使う企業として業務上出る不要なものをきちんと循環させていく、こんなやり方があったんだと改めて勉強になりました。他にも、コロナ禍で受注が増えたアクリルの端材を使って少年サッカーの大会メダルを作ったりもしました。安価で作れるし、キンコーズの技術でアクリルにロゴなどを印字することもできます。贈呈する際に、子どもたちには廃材からできたものであること、それが環境に繋がることも説明していただき、子どもたちが大好きなサッカーというフィールドの中で、環境のことにも関心が持てる良い機会になったのではないかと思っています。

社員一人ひとりが、パートナーになってキンコーズの価値を見出していく

松本:SDGsが叫ばれる中、まだまだ何をやったらいいかわからない、そもそも何をもってSDGsなのかがわからないというお客様もたくさんいらっしゃると思います。そういった時に、一般的なサービスからSDGsの取り組みまで、キンコーズにできることはたくさんあります。お客様とキンコーズが良きパートナーとなれるよう、これまでの実績を活かし、お客様の困りごとを叶えながらSDGsにも繋がるベストなご提案をしていければと思っています。

手塚:そもそもキンコーズが主としてやってきたことは、オンデマンドというサービス。お客様が必要とするものを必要な分だけ作り、無駄なコストのカットや、不要な在庫や廃棄を無くすことでお客様に貢献してきた会社です。そういうことからも、お客様がキンコーズを利用していただくこと自体が、お客様にとってのSDGsなんだと思っています。キンコーズの強みは何ですか?と聞かれた時に、スピードや対応力といったサービスだけじゃなく、お客様の未来に繋がるお手伝いができるところです!と、社員が自信を持って言えるように、社内の意識づけをサポートしていきたいと思っています。


 

これまでキンコーズがお客様に寄り添い、
思いを叶えるために行ってきたサービスが、
実はお客様にとってのSDGsに繋がっている。
社員一人ひとりがそのことをしっかりと
意識することで、お客様にとってさらに
頼もしいパートナーとなっていくことでしょう。


※記載されている内容は、2022年2月時点の情報です。ご覧いただいた時点で、情報が変更されている可能性がありますのであらかじめご了承下さい。

キンコーズのSDGs

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