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ホーム お役立ちコラム ポスターで感染症対策を!啓発ポスター作成時の注意点とは

公開日:2020.08.12

ポスターで感染症対策を!
啓発ポスター作成時の注意点とは

感染症対策をした女性
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大により、日常生活や仕事のあり方などが大きく変わりました。手洗いや消毒の実施やマスクの着用など、感染症対策に注意を払うことが求められています。

店舗やオフィスなど多くの人が集まる場所では、特に対策の周知徹底が必要です。

感染症対策の周知徹底のためにぜひ利用したいのが、啓発ポスターです。大きなポスターを人目につきやすい場所に掲示することにより、多くの方に感染症対策を呼びかけることができます。

今回は、感染症対策の啓発ポスターの作成方法や貼り方などについてご紹介します。

感染症対策における啓発ポスターの重要性

ソーシャルディスタンス

新型コロナウイルス感染症やインフルエンザなどの感染拡大を予防するには、職場や店舗の環境を整えることも大事ですが、個人個人の意識が非常に大切です。どれだけ換気の良い場所であっても、手洗いをせずに食事をしたり、至近距離でマスクをせずに会話をしたりしていては、感染リスクは大幅に高まります。一人ひとりが感染対策に取り組めるよう、さまざまな場所に啓発ポスターを掲示して意識を高めることが大切です。

特に、新型コロナウイルス感染症の流行に際しては、国民一人ひとりに生活様式の変容が求められています。ソーシャルディスタンスやマスクの常時着用などこれまで意識していなかった点に注意する必要が出てきているため、ポスターなどのツールを使って注意喚起を呼び掛ける必要があるのです。

また、多くの感染症は咳やくしゃみ、会話時に空気中に飛び散る唾(つば)の飛沫(ひまつ)によって感染するとされています。そのため、注意喚起のためであっても「声を掛けられること」に対する警戒心を持つ方もいます。声掛けがトラブルやクレームにつながる恐れもあるため、できるだけポスターなどの掲示物やアナウンスなどによる接触を伴わない注意喚起をおこなったほうが良いでしょう。

店舗やオフィス内に掲示する啓発ポスター作成の流れ

感染症対策の啓発ポスターを作る際の基本的な流れをご紹介します。

啓発ポスターの内容を決める

ポスターの作成時にまず決めるべきことは、見る人に向けてどのような内容を伝えるのかです。手洗いの励行に関するポスターにするのか、それともソーシャルディスタンスの確保をお願いするポスターにするのか、それとも感染症対策全般に関する啓発ポスターにするのかを決めます。

テーマが決まったらポスターの中に記載する情報や文言、イラストや写真などのイメージを固めていきます。

啓発ポスターのデザインを決める

デスクで考える女性

掲載する内容を整理したら、具体的なデザインを決めます。イラストや写真を制作、選定し、レイアウトを決めていきます。

啓発ポスターに使用できるイラストやポスターの図案は、厚生労働省や地方自治体のほか、印刷会社などのホームページからダウンロードすることもできます。このような素材を利用すると、時間を掛けずにクオリティの高いポスターが制作できるのでぜひ活用しましょう。

 

 

啓発ポスターを印刷する

デザインが決定したら、ポスターを印刷します。大判印刷ができる印刷機がある場合はオフィス等で印刷しても良いですが、印刷会社に依頼したほうが、長い期間掲示できる耐久性の高いポスターが制作できるのでおすすめです。

キンコーズは全国各地に店舗があるため、お近くの店舗でデザインデータを入稿して印刷サイズや使用する用紙を指定し、発注することができます。また、オンライン入稿やオフィス・自宅への配送も可能なため、お近くに店舗がない場合や外出を控えたい場合にもご利用いただけます。

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抗ウイルス

啓発ポスターの印刷時に気をつけたいポイント 啓発ポスターは多くの人に見てもらうため、人通りの多い場所に貼るケースが多いです。そのため、必然的にポスターへのウイルスや菌の付着リスクが高まります。啓発ポスターへの接触によって感染が広がってしまっては本末転倒なため、ポスターの抗ウイルス・抗菌対策も重要です。

抗ウイルス作用のある漆喰(しっくい)を使用したポスターなら、表面にウイルスが付着した際にウイルスの活動が低減し、残存率を抑えることができます。これは漆喰の原材料である消石灰が、ウイルスと接触した際に強アルカリ性に変化し、ウイルスを弱体化させるためです。

そのほか、定期的にポスターの消毒を行うなどして、ウイルスや菌の付着・増殖を防ぎましょう。アルコールなどで消毒を行う場合には、インクの退色などを防ぐため、耐水性のあるラミネート加工印刷をするのがおすすめです。

感染症対策の啓発ポスターの掲示場所

では、作成した感染症対策の啓発ポスターはどのような場所に貼るのが良いのでしょうか。店舗やオフィス内の掲示場所と、啓発ポスターの内容の例をいくつかご紹介します。

さまざまな施設のトイレ

トイレでの手洗い

感染拡大を防ぐのにあたり、手洗いは有効な手段だといわれています。店舗や病院、オフィスなどさまざまな場所のトイレに手洗いを励行する内容のポスターを掲示するのはおすすめです。

手洗いの詳しいやり方を説明したポスターを貼れば、つい忘れがちな手の甲や爪先もしっかり洗ってもらうことが期待できます。

さまざまな施設の出入口

手洗いの代替手段として、手指の消毒も感染対策に有効とされています。各施設の出入り口付近に消毒液を設置し、手指の消毒をお願いする内容のポスター等を掲示しましょう。

また、店内やオフィス内で意識してほしい咳エチケットやマスク着用といった基本的な感染症対策についても、出入り口付近に掲示しておくと目に留めてもらいやすくなります。

飲食店や小売店などの店舗では、来店いただくお客様の不安を少しでも解消するため、消毒や座席間隔の確保などの感染症対策を実施していることをアピールするポスターを掲示するのもおすすめです。デリバリー・テイクアウトを実施している飲食店は、お店の外にポスターやのぼりを設置して通行人に対してもPRすると良いでしょう。

飲食店の座席周辺

レストランの座席

感染症対策として厚生労働省が公表している「新しい生活様式」の実践例では、食事に関しても以下のようなことが推奨されています。

・大皿料理の取り分けを避ける

・回し飲みを避ける

・対面での食事を避ける

・食事中のおしゃべりを控える

飲食中はお客様もつい感染症対策のことを忘れてしまいがちなので、ホールの目立つ場所に上記内容を記した啓発ポスターを掲示することをおすすめします。

小売店のレジ周辺

スーパーや衣料品店、雑貨店などの小売店のレジ周辺は、人が集まりやすい場所です。会計待ちの列のソーシャルディスタンス確保や、会計時のマスク着用などをお願いするポスターを掲示し、飛沫感染の対策を行いましょう。

オフィス・会議室・エレベーター

テレワーク(在宅勤務)を実施している企業も多いですが、業種や部署によっては出勤せざるを得ない場合もままあることでしょう。そのような場合には、毎日の検温やオフィス内でのソーシャルディスタンスの確保、定期的な換気などの対策が必要です。

感染症対策の重要性を訴える内容のポスターを掲示するなどして、従業員の理解を得、意識を高めてもらうように努めましょう。また、密になりやすい会議室やエレベーター内には、一定の距離を取ることやマスクの着用を促すポスターを貼ると良いでしょう。

おわりに

今回は、新型コロナウイルス感染症などの感染症対策として掲示したい、啓発ポスターについてご紹介しました。

多くの人々が新しい生活様式に馴染むまでは、手洗い・消毒の徹底やソーシャルディスタンスの確保などの感染症対策の呼びかけが必要です。人目を引く啓発ポスターを作成し、掲示することで1人でも多くの方に対策を実施していただけるよう努めていきましょう。

キンコーズからご提案

人目のある場所に貼る啓発ポスターだからこそ、作成時にはちょっとした工夫が必要ですね。
見た目は変わらないのに抗ウイルス・抗菌・消臭機能をもつポスター素材を選んで、クリーンな販促活動の第一歩をキンコーズがサポートします。

 

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