ホーム お役立ちコラム ノマドワーカーとは?ノマドワークの仕方やメリット・デメリット
公開日:2019.01.25
ノマドワーカーとは?ノマドワークの仕方や
メリット・デメリット
「ノマドワーカー」や「ノマドワーク」という働き方に漠然とした興味はあるものの、具体的にはよく知らない、という方は多いかもしれません。
そこで今回は、ノマドワーカーとは何かについて、そしてノマドワークの仕方、ノマドワーカーのメリット・デメリットをご紹介します。
ノマドワーカーとは
ノマド(nomad)には遊牧民という意味があり、特定の場所に縛られずに働く人をノマドワーカー、このような働き方をノマドワークと呼びます。ノマドワーカーは、ノートPCやスマホなどを使って、カフェやコワーキングスペースなどで仕事をしています。
ノマドワーカーが増えている背景には、IT化によってノートPCとスマホがあれば仕事ができるようになったこと、外出先からのインターネット接続やモバイル端末の電源の確保が容易になったことがあります。
ノマドワーカー、リモートワーカー、フリーランサーは違う?
リモートワーカーとフリーランサーはノマドワーカーと混同されることが多いため、これらの違いについて触れておきます。
リモートワーカーとは、会社から離れた場所で働く人のことです。社員にモバイルPCと携帯電話を支給して、任意の場所での業務遂行を認めている企業もあります。ノマドワーカーとは異なり、働く場所を限定されていることが一般的です。会社員であっても、仕事場が特定の場所に限定されなければノマドワーカーに含まれます。
一方、フリーランサーとは、特定の組織に属さず、クライアントから案件を受注して仕事をする人のことです。仕事場を固定せずにノマドワーカーとして働く方もいますが、自分のオフィスで仕事をする方や、自宅以外では仕事をしない方はノマドワーカーに該当しません。
ノマドワークの仕方
ノマドワークに最低限必要なものは、持ち運びが可能なノートPCとスマホです。
カフェやファミリーレストランなどでノマドワークをする際は、「店内が騒がしくなく、落ち着いて作業できるか」「机は作業をするのに十分な大きさか」「長時間座っても疲れにくい椅子か」「禁煙/喫煙可能か」などを事前に確かめましょう。また、店舗によっては長時間の利用を禁止していることもあるため、注意する必要があります。
時間を気にせずに作業に集中したいという方には、コワーキングスペースの利用をおすすめします。コワーキングスペースは電源とWi-Fi環境を備えており、充電器やモバイルWi-Fiルーターが不要です。
ノマドワーカーのメリット・デメリット
ノマドワーカーに興味を持つ方は少なくありませんが、ノマドワーカーに向いている方とそうでない方がいます。そこで、ノマドワーカーのメリットとデメリットについて見ていきましょう。
メリット
ノマドワーカーのメリットは、ノートPCとスマホさえあれば、自分の好きな場所で好きな時間に働けることです。決まった場所に通勤する必要がないため、朝の通勤ラッシュに巻き込まれることもありません。また、その日の都合に応じて、働く時間を柔軟に変更することができます。
もう1つのメリットは、自分の好きなことを仕事にできることです。ノマドワーカーの中には、自分の好きなプログラミングやライティング、イラスト制作を仕事にしながら海外を旅行する、「海外ノマドワーカー」と呼ばれる方もいます。
デメリット
ノマドワーカーは、決められた時間に出社して仕事をすれば、給料をもらうことができる会社員とは異なります。「仕事をしないといけないのに怠けてしまう」「前日に飲みすぎて二日酔いで仕事の能率が上がらない」など、自己管理ができない人はノマドワーカーには向いていません。自由な働き方が魅力である反面、強い意志が求められる働き方であるともいえます。
クライアントと打ち合わせを行うこともありますが、基本的には一人で作業をするため、孤独を感じる方もいるようです。カフェやコワーキングスペースなどの利用費、移動する際の交通費、ノートPCやスマホの通信費といったコストがかかることも知っておきましょう。
おわりに
今回は、ノマドワーカーの働き方やメリット・デメリットについてご紹介しました。ノマドワーカーは働く場所や時間、仕事を選べますが、誰からも拘束されない分、自分を律する必要があります。
また、作業効率を上げるためには、集中できる作業場所を見つけることも重要です。自分に合ったコワーキングスペースなどを探してみてはいかがでしょうか。
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