04 環境と資源 有限な資源の有効利用と、気候変動への対応

④有限な資源の有効利用と、気候変動への対応

事業活動を通して排出される廃棄物の削減、
再利用、再資源化を促進し、サーキュラーエコノミーを実現します。

計画の一例

  • 事業活動による廃棄物の削減、再資源化促進
  • リユース原材料調達量の増加
  • 環境に配慮した梱包材の活用
  • 自社CO2排出量の削減
  • 7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 12 つくる責任つかう責任
  • 13 気候変動に具体的な対策を
  • 14 海の豊かさを守ろう
  • 15 陸の豊かさも守ろう
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

環境方針

キンコーズ・ジャパンは、持続可能な社会の実現に向け、地球環境課題の解決に貢献することを企業の責任と捉え、事業活動のあらゆる側面で環境への配慮を行っています。温暖化抑止や資源効率の向上、廃棄物の削減と再利用、また生物多様性の保全を推進し、環境負荷の低減に努めています。全従業員が環境意識を高め、地域社会と連携して、持続可能な未来に向けた取り組みを加速させていきます。

持続可能な社会の実現

環境保全、生物多様性と事業活動の関り、地球規模の環境・経済・社会に対して全社員が知識を深め、見識を持ち、持続可能な社会を目指して責任のある行動を行います。

地球温暖化抑止

生態系、自然環境への影響を与える地球温暖化について重要課題と認識し、温室効果ガス排出量の継続的削減などの省資源・省エネルギー活動に取り組みます。

循環型社会

循環型社会の形成のために廃棄物の抑制と再利用、再生資源の利用の徹底に取り組み、資源の有効活用を積極的に推進・継続します。

プロダクトサイクル

商品開発、調達、製造、販売など製品・サービスの全ライフサイクルにわたり、環境への配慮を行うことで生物多様性の保全に努めます。

従業員教育

全社員への教育を通じ、環境方針、生物多様性の保全に対する理解を高め、自主的な活動に取り組みます。

2025年3月発行

SBTイニシアチブ

キンコーズはコニカミノルタグループの一員として、Science Based Targets(SBT)イニシアチブのもと、​
環境保全に向けた温室効果ガス削減に取り組んでいます。​

コニカミノルタ SBTイニシアチブから「ネットゼロ目標」の認定を取得

GHG排出量​

2023年度 CO2排出量 

  • Scope1  71.5   tCO2e
  • Scope2    1,391   tCO2e
  • Scope3  12,229   tCO2e​

目標

ありたい姿長期目標
(2030年度達成)
短期目標
(2024年度達成)
2023年度
取り組み実績/短期目標進捗
生物多様性を尊重し地球の未来を考え、事業活動において2050年にカーボンニュートラルを実現する循環型経済への取組みとして、自社商品の再資源化を行い、循環型サービスを提供する
※循環型サービスの数値目標は検討中
リサイクルされた、または再生可能資源に由来する原材料等の使用量を拡大する

・梱包包装量の削減を目指し、社内梱包マニュアルの作成
・梱包資材削減を目指し、生産工場(SPC)での検品仕様変更検討(継続)
・FSC認証梱包材へ切替実施
温室効果ガス排出量を削減する
・Scope1,2の50%削減(2024年比)
・サプライチェーンにおける温室効果ガス排出量(Scope3)の長期削減目標は2027年3月までに決定
・事業活動による燃料使用にともなう直接排出量(Scope1)、自社で他社から供給された電気、熱を使用した事による間接排出量(Scope2)の算出と中期削減目標策定、アクションプランの作成、実施する
・Scope1,2以外の、原料調達・物流・販売などバリューチェーンで発生する自社の事業活動に関連した他社の排出(Scope3)の算定と削減アクションプランの作成、実施する
・Scope1,2,3算出に向けたソリューション導入
・店舗、施設LED照明導入に向けた計画策定(継続)
生態系を守るために、無駄を省き資源の持続的な活用を行う生物多様性に関する宣言や行動指針・ガイドラインを作成する
・FSC認証紙利用促進にむけた社内外への啓蒙活動実施