
④有限な資源の有効利用と、気候変動への対応
事業活動を通して排出される廃棄物の削減、
再利用、再資源化を促進し、サーキュラーエコノミーを実現します。
計画の一例
- 事業活動による廃棄物の削減、再資源化促進
- リユース原材料調達量の増加
- 環境に配慮した梱包材の活用
- 自社CO2排出量の削減
環境方針
キンコーズ・ジャパンは、持続可能な社会の実現に向け、地球環境課題の解決に貢献することを企業の責任と捉え、事業活動のあらゆる側面で環境への配慮を行っています。温暖化抑止や資源効率の向上、廃棄物の削減と再利用、また生物多様性の保全を推進し、環境負荷の低減に努めています。全従業員が環境意識を高め、地域社会と連携して、持続可能な未来に向けた取り組みを加速させていきます。
持続可能な社会の実現
環境保全、生物多様性と事業活動の関り、地球規模の環境・経済・社会に対して全社員が知識を深め、見識を持ち、持続可能な社会を目指して責任のある行動を行います。
地球温暖化抑止
生態系、自然環境への影響を与える地球温暖化について重要課題と認識し、温室効果ガス排出量の継続的削減などの省資源・省エネルギー活動に取り組みます。
循環型社会
循環型社会の形成のために廃棄物の抑制と再利用、再生資源の利用の徹底に取り組み、資源の有効活用を積極的に推進・継続します。
プロダクトサイクル
商品開発、調達、製造、販売など製品・サービスの全ライフサイクルにわたり、環境への配慮を行うことで生物多様性の保全に努めます。
従業員教育
全社員への教育を通じ、環境方針、生物多様性の保全に対する理解を高め、自主的な活動に取り組みます。
2025年3月発行
SBTイニシアチブ
キンコーズはコニカミノルタグループの一員として、Science Based Targets(SBT)イニシアチブのもと、
環境保全に向けた温室効果ガス削減に取り組んでいます。
コニカミノルタ SBTイニシアチブから「ネットゼロ目標」の認定を取得
GHG排出量
2023年度 CO2排出量
- Scope1 71.5 tCO2e
- Scope2 1,391 tCO2e
- Scope3 12,229 tCO2e
目標
ありたい姿 | 長期目標 (2030年度達成) | 短期目標 (2024年度達成) | 2023年度 取り組み実績/短期目標進捗 |
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生物多様性を尊重し地球の未来を考え、事業活動において2050年にカーボンニュートラルを実現する | 循環型経済への取組みとして、自社商品の再資源化を行い、循環型サービスを提供する ※循環型サービスの数値目標は検討中 | リサイクルされた、または再生可能資源に由来する原材料等の使用量を拡大する | ・梱包包装量の削減を目指し、社内梱包マニュアルの作成 ・梱包資材削減を目指し、生産工場(SPC)での検品仕様変更検討(継続) ・FSC認証梱包材へ切替実施 |
温室効果ガス排出量を削減する ・Scope1,2の50%削減(2024年比) ・サプライチェーンにおける温室効果ガス排出量(Scope3)の長期削減目標は2027年3月までに決定 | ・事業活動による燃料使用にともなう直接排出量(Scope1)、自社で他社から供給された電気、熱を使用した事による間接排出量(Scope2)の算出と中期削減目標策定、アクションプランの作成、実施する ・Scope1,2以外の、原料調達・物流・販売などバリューチェーンで発生する自社の事業活動に関連した他社の排出(Scope3)の算定と削減アクションプランの作成、実施する | ・Scope1,2,3算出に向けたソリューション導入 ・店舗、施設LED照明導入に向けた計画策定(継続) |
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生態系を守るために、無駄を省き資源の持続的な活用を行う | 生物多様性に関する宣言や行動指針・ガイドラインを作成する | ・FSC認証紙利用促進にむけた社内外への啓蒙活動実施 |