オリジナルデータ入稿 かんたん作成マメ知識

お客様が作成されたデザインデータをそのままハガキに印刷する「オリジナルデータ入稿」プラン。データ作成時の注意点や、より綺麗に仕上げるためのちょっとしたコツをコラム形式でお届けします。

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佐藤さん 大学生:学園祭でポスターを作った時にキンコーズを初利用。データ作成について色々アドバイスを受けた。今年はオリジナル年賀状を作ろうと思い、自宅のプリンターで印刷したところ、イメージと大きく違ってしまったため相談に来店した。

山田さん 店舗スタッフ:キンコーズの店舗スタッフ。佐藤さんの学園祭ポスター印刷の際にデータ準備についてアドバイスをした。

佐藤:山田さんお久しぶりです。以前学園祭のポスターを作る時にお世話になった佐藤です。あの時はアドバイスいただきありがとうございました。

山田:お久しぶりです、学園祭はいかがでしたか?

佐藤:はい、当日は雨でしたがラミネートしていたので大丈夫でした。
ご提案いただいて助かりました!今日は年賀状の作り方について教えていただきたいことがあって来たんです。

山田:年賀状ですか。ちょうどサービスが始まったところです。こちらにデザインカタログがありますので、良ければご覧になりますか?

佐藤:いえ、実は既存のデザインを選ぶのではなく、オリジナルの年賀状のデザインを作ったんです。でも家でプリントしたら画面と全く違ってしまったんです。なぜでしょうか。

山田:データとプリントを拝見してもよろしいですか?

佐藤:はい、お願いします!

フチなく端まで綺麗に仕上げるには「断裁」を意識しよう

佐藤:印刷すると白いフチが出ます。画面で原稿を見てもフチはないのですが。

山田:一般的なプリンターや印刷機は必ず白フチが出ます。
フチなしで仕上げる場合、印刷会社では仕上がりサイズより大きな紙に印刷して、白フチ部分をカットします。
そのために仕上がりサイズより少し大き目に原稿を作る必要があるんです。これを「塗り足し」と言います。
仕上がりサイズから上下左右、それぞれ3mmほど大きめに原稿を作ってください。

佐藤:塗り足しは仕上がりサイズから上下左右3mm以上…(メモを取る)

山田:それから重要な文字やイラストは、反対に仕上がりサイズから3mm以上内側に配置してくださいね。

佐藤:なぜですか?

山田:印刷物は最後に重ねてカットします。これを「断裁」と言うのですが同じ機械で連続印刷しても、1枚1枚若干のずれが必ず発生します。原稿のフチぎりぎりのイラストは最後の断裁の時に切れてしまう可能性が高いんです。

佐藤:それは困りますね。気をつけます!

山田:ちなみに年賀状印刷でフチなしをご希望される場合は、印画紙プランのご案内になります。
通常のプランはフチありの仕上げになりますのでご注意ください。
なお、一般的にどの印刷会社にも専用テンプレートが存在していて、キンコーズでもホームページからダウンロードが可能です。
年賀状用はAiとPSDのテンプレートがあるので、よかったらダウンロードして使ってみてくださいね。

B5サイズフチなしの用紙に印刷した際の注意点を説明したイラスト

文字のデザイン「フォント」はPCごとに違う?

山田:印刷見本の「校正」をプリントしてみました。フォントの一部が「文字化け」していますね。

佐藤:本当だ!全く違う文字になっています。自宅のプリンターでは「おめでとう」と印刷されたのに、どうしてですか?

山田:デザイン作成とデータを開くPCが違う場合に起きるエラーです。「文字化け」と言います。文字のデザインを「フォント」と言い、このフォントは全てのPCで同じではありません。佐藤さんが「おめでとう」に使ったフォントはどうやら当店のPCにインストールされていないようです。このような場合に備えて、PDFデータも一緒に入稿していただくと安全です。注意していただきたいのはPDFで保存する際にネットの無料PDF変換サービスを使うと、エラーが起きやすいんです。デザインを作ったソフトから、直接PDFで保存してください。佐藤さんのようにillustrator形式(Ai)で入稿される方は「アウトライン化」をしていただければ大丈夫です。

佐藤:わかりました。

文字化けが起こる原因を開設したイラスト

印刷は綺麗なのに写真がぼやけてる!原因は「解像度」

佐藤:うーん、自宅でプリントした時も気になっていたんですが、背景の写真だけぼやけて見えるのは何故でしょうか。

山田:解像度」の違いです。

佐藤:解像度」は高いほど綺麗なんですよね。今回の原稿は解像度300でちゃんと作ったのに、どうしてでしょう?

山田:背景の写真だけ解像度が72dpiになっているようです。

佐藤:「dpi」?

山田:「dot per inch (ドット パー インチ)または「ppi」 pixel per inch(ピクセルパー インチ)の略で解像度の数値を表します。1インチの中にどれくらいの点(ドット)が表現できるかが数字になっていて、デジカメやスキャナなどでよく見かけると思います。原稿に入れる画像は、まず作業前に各画像のdpi数を確認したほうが良いですよ。画像ファイルを右クリックして「プロパティ」→「詳細」で見ることが出来ます。

佐藤:本当だ、72dpiと書いてあります。

山田:300dpiで作った原稿に72dpiの画像を入れても、300dpiと同じ鮮明度には残念ながらなりません。一般的な印刷には300dpi以上を目安に画像を入れると良いと言われています。

佐藤:じゃあ、この背景写真は変えないといけないのかあ~。

解像度を説明したイラスト

画面上と印刷で色が違うのはなぜ?RGBとCMYK

佐藤:今回はデータを作るときにカラーモードをCMYKに設定して作りました。

山田:ポスターの時はRGBで入稿されたので、出力したら色が変わって苦労しましたね(笑)

佐藤:お陰でRGBはディスプレイ用、CMYKは印刷用のカラーモードと覚えました!
でもCMYKの原稿ってRGBに比べて色が鮮やかじゃないですよね。なぜですか?

山田:RGBはレッド(Red)・グリーン(Green)・ブルー(Blue)を表していて、「光の三原色」と呼ばれています。3色を組み合わせてすべての色を表現しているのですが、CMYKとの大きな違いは全て混ぜると「白」になります。

佐藤:白くなるんですか?不思議ですね。

山田:CMYKはシアン(Cyan)・マゼンタ(Magenta)・イエロー(Yellow)・ブラック(Black)の頭文字で、インクやトナーでの表現に使われます。こちらは絵具と同じで全て混ぜると「黒」になります。CMYKはRGBより鮮やかさが落ちると考えていただければいいかと思います。表現できる色幅がRGBはCMYKより広いからです。Office系ソフトではRGBからCMYKの変換ができませんので色が気になる時は、印刷前に一度プリントすることをおすすめします。キンコーズのコピー機はUSBから印刷が出来ますので、そちらでチェックされても良いかと思います。それから一度CMYKにした原稿はRGBに戻しても鮮やかさは戻らないので注意してくださいね。

RGBとCMYKモードで印刷した際の色味の違いを説明したイラスト

「埋め込み」で原稿から画像が消えてしまうのを防ごう

佐藤:あっ!山田さんイラストが一つありません。

山田:どこですか?

佐藤:ここに小さく花のイラストを入れたんです。

山田:後でお話しようと思っていたんですが、illustratorを開く時に警告がでました。
リンク切れ」ですね。

佐藤:リンク切れ」ってなんですか?

山田:illustratorは原稿に配置した画像を、別フォルダに入れて一緒に入稿する方法が一般的です。佐藤さんも今回同じUSBに入っていました。 Illustratorには原稿に画像が配置された時の情報が入っていて、原稿を開くたびに画像データを読み込んで表示します。だから、フォルダ名や場所を変えると画像を呼び出せなくなります。これを「リンク切れ」と言います。これを防ぐには「埋め込み」と言い、画像を原稿に含ませる方法があります。Office系ソフトの挿入と同じように画像を入れるので安全なのですが、一つ問題がありまして容量が非常に大きくなってしまうんです。やってみましょう。

山田:データ量が一気に大きくなりました!

佐藤:そうなんです。画像の数が少ない場合には「埋め込み」をお勧めしますが、双方にメリット・デメリットがあるので注意してください。

画像のリンクと埋め込みの違いを説明したイラスト

入稿前のチェックは入念に

佐藤:ありがとうございます。原稿を準備しなおしてみます。

①塗り足しを作る
②illutratorはアウトライン化。他のソフトは念のためPDFの見本も入稿する。
③原稿全体だけでなく中の画像解像度もチェック。
④RGB原稿は仕上がりの色に注意。出来れば事前にテストプリントを。
⑤ illutrator 原稿は「リンク切れ」にも注意

以上をチェックして入稿します!

ご入稿はご自身のスタイルに合った方法で!

佐藤:ちなみに入稿するときは、お店にUSBをもって行けばいいんでしょうか…?

山田:もちろんお店に来ていただいても構いませんし、キンコーズのホームページからオンライン入稿も可能ですよ。サイト内の「オリジナルデータ入稿はこちら」からデータを入れていただくことができます。

佐藤:そうなんですね!オンライン入稿も含めて色々試してみます!分からなかったらお店に伺うかもしれません…

  

山田:もちろん問題ありませんよ!ご自身に合った入稿方法で、素敵な年賀状を作成してくださいね。またお待ちしています!

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ご利用にあたって

  • お年玉付き年賀ハガキをご利用の場合、販売時期およびプリント作業の関係上、お渡しは11月1日からとなります。
  • 大量印刷も承ります。お気軽に店頭までお問い合わせください。
  • 「24時間仕上がり」とは、営業時間内でのプリント作業時間となります。発注から24時間後のお渡しではございません。
  • 詳しい営業時間・仕上がり時間については、ご注文店舗にてご確認ください。
  • オンライン注文ではお客様にご入力・プレビュー画面をご確認いただいた内容の通りに印字いたします。
  • 実際の仕上がりをご覧になりたい場合は、ご注文前に店舗までご相談ください。
  • 印画紙タイプは通常のハガキより厚い仕上がりとなり、ホームプリンターで宛名印刷を行うと稀に印字不良や搬送不良になるケースがあります。1 枚ずつゆっくりと印刷されることをおすすめいたします。また、印画紙タイプの仕上がりサイズは、作業工程上断裁を行いますのでハガキより一回り小さくなります。
  • 年賀ハガキのお持ち込みは、店頭でお申し込み時にお持ちいただいた場合に限らせていただきます。なお、1枚につき6円(税込)の手数料が別途発生いたします。
  • オンライン注文ではハガキのお持ち込みはお受けしかねます。当社にてご用意したハガキを使用いたしますのでご了承ください。
  • 印画紙タイプへの宛名印字サービスは店頭受付のみとなりますのでご了承ください。
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