クーポンとは？クーポンの種類や
お得な活用方法をチェックしよう

店頭で買い物をしたとき、会計後レシートと一緒に「クーポン」を受け取った経験はありませんか？店頭だけではなく、インターネットでショッピングをしているときも「あなたにクーポンが配布されました」と、クーポンが利用できる旨を告知される場面に遭遇することもあるかもしれません。

そもそもこのクーポンとは、一体どういう意味で、どのような種類があるのでしょうか。今回は、クーポンがどのようなものか、そして基本的な使い方から日常生活でより便利に活用する方法までご紹介します。

クーポンとは

クーポンとは、フランス語で「切り離す」という意味の単語で、もともとは「切り離して使用する切符や券」を指す言葉です。そのため、かつては交通機関の回数券や宿泊券などもクーポンと呼ばれていました。しかし、今では「店舗や企業のマーケティング目的で用いられる割引券や優待券」などを指すことがほとんどです。

割引券や優待券の機能を持ったクーポンは、店頭で手渡したり、切り離して使えるよう新聞などの折り込みチラシに印刷したりして配布されています。顧客がそれを持って店舗を訪れることで、売り上げアップにつながる販売戦略の1つとして用いられているのです。

お得なクーポンの活用方法

次に、クーポンの使い方をご紹介します。これまで「クーポンをもらったことはあるけれど、面倒そうで使っていなかった」という方も、簡単に使用できるため、ぜひ活用してください。

【1】紙のクーポンの使用方法

店頭などで配布される紙のクーポンは、「店頭のレジで会計する際に担当者に提出する」ことで、割引などのお得な特典が受けられます。店頭で配布されるクーポンは、主に次回の来店時に使用できるクーポンです。中には発行されればその場ですぐに使用できるクーポンも存在します。

最近ではセルフレジを設置している店舗も多くなりましたが、それに合わせて店員不在のレジでも使用できるクーポンが増えています。それらのクーポンにはバーコードやQRコードが印刷されており、それをセルフレジに設けられた読み取り機に読み取らせることで、自動的に特典が適用されます。

【2】インターネット通販でのクーポン使用法

インターネット通販サイトでも、会計時に使用できる割引クーポンを配布しています。画面にクーポンが表示され、「使用する」「適用する」などのボタンをクリックして会計に進むことで特典を受けられるクーポンがほとんどです。

また、「クーポンコード」というランダムな英数字を各ユーザーへ個別に割り当てて表示し、会計時に専用の入力欄へ正しくその文字列を記入することにより、特典が受けられるタイプのクーポンもあります。

変わり種クーポンも存在する

ただ特典付きクーポンを配布するだけではなく、さまざまなアイデアを駆使したユニークなクーポンサービスを展開する店舗や企業が増えています。変わり種クーポンの数々をご紹介します。

【1】対象者限定のクーポン

「女子会限定クーポン」や「バースデークーポン」など、対象となる人を絞ったクーポンも一般的になりつつあります。さらにユニークなケースとして、印刷会社の店頭サービスで「在宅勤務している人限定のクーポン」を配布した事例もありました。

【2】一定のミッションをクリアするともらえるクーポン

通販サイトでよく行われている「動画を最後まで見ると割引クーポンを表示」など、決められたミッションをクリアした人だけがクーポンを獲得できるケースなども増えています。

ある海外の洗車場では「どれだけ車が汚れているか専用アイテムを使って判定し、クリアすると割引クーポンがもらえる」というキャンペーンを行い、一躍話題になったそうです。

【3】他店のクーポンを利用できるキャンペーン

「他店の期限切れクーポン持参で割引適用」というキャンペーンを、数年前に大手飲食チェーンが実施しました。どこのお店のどのようなクーポンでも、有効期限さえ切れていれば使用できる驚きの企画でしたが、結果大好評を博したそうです。

おわりに

今回は、店頭やインターネット通販で配布されるクーポンについてご紹介しました。「クーポンをもらっても、よく見ずに捨ててしまう」という方は、これを機会に一度内容をじっくり確認してみてはいかがでしょうか。想像していた以上にお得な特典が設けられているものも多く、使っていなかったことを思わず後悔してしまうかもしれません。