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ホーム お役立ちコラム 湿度管理や啓発活動など、企業社内で行っておきたいインフルエンザ対策

公開日:2018.11.06

湿度管理や啓発活動など、企業社内で
行っておきたいインフルエンザ対策

体調が悪そうな女性

毎年、冬はインフルエンザが流行する季節です。インフルエンザは感染力が高いため、感染した従業員が出てしまうと、社内環境によっては感染が広がり、業務が滞ることも考えられます。そのような事態に陥らないためには、どのような対策をとれば良いのでしょうか?

今回は、社内で行っておきたいインフルエンザ対策についてご紹介します。

インフルエンザの感染経路

鼻をかむスーツ姿の女性

インフルエンザは感染力が強く、流行の時期になると集団の中で急激に感染が拡大する場合があります。主な感染経路は以下の2つです。

接触感染

ウイルスが付着したものに触れ、その手で鼻や口、目を触ることで感染してしまうことを接触感染といいます。接触感染を防ぐためには、こまめな手指消毒が大切です。

飛沫感染

ウイルスに感染した人が咳・くしゃみをしたときに、ウイルスを含む飛沫が空気中に飛び散り、他の人が吸い込んでしまうことで飛沫感染が起こります。

飛沫感染の可能性が高くなる感染者との距離は約2メートル以内とされ、感染者の近くで咳・くしゃみを浴びた場合は、インフルエンザに感染する確率が高くなるといわれています。

社内で行っておきたい4つのインフルエンザ対策

加湿器から噴霧される水蒸気

万一職場で誰かがインフルエンザに感染すれば、先にご説明した感染経路によって一気に感染者が増えてしまうかもしれません。それを防ぐためにも、社内で行っておきたいインフルエンザ予防のための対策を4つご紹介します。

【1】適切な湿度管理

インフルエンザウイルスは乾燥に強い上に、空気が乾燥すると喉や鼻の粘膜のバリア機能が低下するといわれています。そのため、インフルエンザは乾燥する冬に流行しやすくなるのです。

室内では加湿器などを使用して、相対湿度を最低でも40%以上、できれば50~60%に保ちましょう。

【2】適度な換気

空気を入れ替えずに放っておくと、たとえ室内でも空気が汚れてきます。空気が汚れると、喉や粘膜のバリア機能に悪影響を与えるため、インフルエンザに感染しやすくなってしまいます。そのため、適度に換気を行って空気の入れ替えを行いましょう。換気を行う目安としては、1時間に一度くらいのサイクルで実施すると良いとされています。

【3】消毒液等の設置

インフルエンザの接触感染は、ウイルスが付着した手で鼻や口、目を触ることで起こります。単にウイルスに手を触れただけでは感染しませんから、こまめに手を洗ったりアルコール消毒液で手指を拭いたりすることが大切です。人が多く集まる場所や化粧室には、消毒液を設置しましょう。

【4】予防接種、手洗いうがい、マスク着用などの推奨・啓発活動

社内でインフルエンザ予防を効果的に行うためには、従業員一人ひとりがインフルエンザ予防に取り組む意識を持ってくれるよう、インフルエンザにかかりにくくするための予防接種や、接触感染・飛沫感染を予防するための手洗い・うがいの励行、感染拡大を防ぐためのマスクの着用を推奨・啓発する活動も大切になってきます。

例えば、化粧室の鏡や壁の部分に手洗いを推奨する内容のステッカーを貼る方法や、廊下など従業員が多く通行する箇所に手洗い・うがい、マスク着用を推奨するポスターを掲示するなどの方法が効果的です。

おわりに

今回は、インフルエンザの社内での感染拡大を防ぐために必要な取り組みについてご紹介しました。インフルエンザを完全に予防することは簡単ではありませんが、適切な対策をとることで、インフルエンザの感染被害を最小限に食い止めることができます。社員一人ひとりの感染予防の意識を高め、インフルエンザの流行を防ぎましょう。

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