ホーム お役立ちコラム 防災教育や災害時の連絡手段について解説!すぐにできる日頃の備えも忘れずに
公開日:2019.10.29
防災教育や災害時の連絡手段について
解説!すぐにできる日頃の備えも忘れずに
災害による被害は人ごとではなく、いつ私たちの身に襲いかかるかわかりません。
万が一の事態に備えるためには、防災教育を受けて正しい知識を身につけておくことが重要です。
防災教育の必要性について
災害はいつ発生するかわからず、どの程度の被害が及ぶのかについても予想がつきません。災害が起こったときに最も問題となるのが、正しい判断ができなかったために、必要以上に被害が拡大することです。
このような事態を避けるためには、日頃からしっかりと防災教育を受け、万が一に備えておかなくてはなりません。
近年、全国各地で災害が発生し、時には甚大な被害が及ぶこともあります。そのようなとき、防災の正しい知識があれば被害を最小限にすることができるでしょう。
災害時の連絡手段を確認しておこう
災害が発生するとライフラインが一時的にストップすることがあるだけでなく、固定電話や携帯電話が使えなくなることがあります。
そのようなときには、以下の連絡手段を利用してみましょう。
災害用伝言ダイヤル
NTT東日本とNTT西日本が提供している災害用サービスで、これらに加入している固定電話や公衆電話、ひかり電話、INSネット、特設公衆電話、NTTドコモの携帯電話で利用できます。
ただし、被災地域の市外局番から始まる電話番号からしか利用できないので注意が必要です。利用時間は1回あたり30秒以内となっているため、利用前には必要最低限の情報を頭の中でまとめておき、簡潔な内容を録音しましょう。
災害用伝言版サービス
被災者の方が、被災地から携帯電話やスマートフォンで電話番号を登録、安否確認などの伝言メッセージを登録できるサービスで、メッセージの確認は全国どこの地域からでも可能です。
メッセージで入力可能な文字は100字までなので、必要最低限の情報を登録することを心がけましょう。
災害用ブロードバンド伝言板(web171)
被災者が現地からインターネットに接続してweb171にアクセス、電話番号をキーとしてテキストで伝言を登録できるサービスです。登録された伝言は国内のみならず海外からも確認でき、さらにメッセージを追加して登録することもできます。
J-anpi~安否情報まとめて検索~
パソコン、携帯電話、スマートフォンから「J-anpi」にアクセスし、電話番号や氏名を入力して被災者の安否を確認することができるサービスです。このサービスでは、NTT東日本およびNTT西日本、各携帯電話キャリアが提供する災害伝言版、報道機関、各企業や団体が提供する安否情報を一括検索、検索結果をまとめて確認できます。
防災には日頃の備えが重要!
いつどこで起こるかわからないからこそ、災害が起こる前に備えておくことが大切です。ご家族そろって防災教育をしっかりと受けておきましょう。
また、ご家族が別々の場所で災害に遭うことも想定し、エリアごとの避難場所を確認して伝えておくことも大切です。
しかし、実際に災害が起こると頭の中が真っ白になって、どう動けば良いのかわからなくなってしまうことがあるかもしれません。そのようなときに役立つのが、ひと目で見てわかる緊急連絡先や避難場所を記したポスターです。
目につきやすい場所にポスターを貼っておけば、万が一の災害が起こった際に素早く行動できます。ポスターは視覚的効果が期待できるため、毎日なんとなく見ているだけでも、とっさの判断に役立ちます。
おわりに
いつどこで起こるのがわからないのが災害で、万が一災害に巻き込まれてしまった際に役立つのが、災害教育や連絡手段の確認です。いざというときに慌てないためにも、日頃から防災意識を高く持ち、避難方法や場所、連絡手段などについてしっかりと把握しておきましょう。
そのためには、災害用のポスターを作成して常に目につきやすい場所に貼り、連絡先や避難場所をすぐに確認できるようにしておくことが大切です。
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