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ホーム お役立ちコラム クールビズスタイルにポロシャツはアリ?実施期間の目安や服装をチェック

公開日:2017.06.08

クールビズスタイルにポロシャツはアリ?
実施期間の目安や服装をチェック

クールビズスタイルにポロシャツ

環境省が地球温暖化や節約対策として取り組んでいるクールビズ。

平成17年にスタートして以来、クールビズを取り入れる企業はしだいに増えており、着実に社会全体に広まりつつあります。

しかし、社内でなかなかクールビズが浸透しない、取引先で理解を得られないため困っている、ということもあるのではないでしょうか。

啓蒙活動のためには、まずクールビズについて正しく知る必要があります。

そこで今回は、クールビズの目的や実施期間の目安、服装についての注意ポイントをお伝えします。

クールビズの目的

クールビズの目的

環境省が推進するクールビズは、服装を軽装化することによって夏場のエアコンの設定温度を上げ、節電対策や地球温暖化防止につなげることが目的です。

従来のビジネスウェアでは欠かせなかった背広やネクタイが、クールビズでは必要なくなります。そのため、エアコンの使用を最低限に抑えても快適に過ごすことが可能です。

しかし一方で、クールビズに対して「だらしなく見える」との理由から、反対の声があるのも事実です。

このような声に応えて、紳士服業界からはネクタイなしでもだらしなく見えにくいデザインのシャツが販売されるなど、ファッション業界においても時代の流れに合わせた動きが見られます。

クールビズの実施期間

クールビズの実施期間

クールビズのスタート当初は、環境省はクールビズの実施期間を「6月1日から9月30日」までとしていました。

しかし、毎年の猛暑でクールビズの実施期間をもう少し長くして欲しいとの声が上がったことや、東日本大震災をきっかけとした節電意識の高まりを受けて、環境省は実施期間を「5月1日から10月31日」に延長しました。2016年も例年と同じ期間で実施されます。

ただし、これはあくまでも環境省が推奨する期間であり、各企業の実施期間がすべて同じというわけではありません。

実際の判断は各企業に委ねられています。現在もクールビズを認めていない企業はもちろんあるため、商談などで相手先に訪問する際には注意が必要でしょう。

クールビズの基本的な服装スタイル

クールビズの基本原則は「ノージャケット、ノーネクタイ」です。しかし、背広とネクタイを着用していなければどのような格好をしても良いというわけではありません。

クールビズの求めるものはあくまでも「ビジネスウェアの軽装化」です。スニーカーやジーンズなどのラフな格好は望ましくありません。あくまでも基本のスーツスタイルから背広とネクタイが不要になるだけと考えましょう。

つまり、クールビズの基本的な服装スタイルは、「襟付きシャツ」「スーツ用ズボン」「革靴」となります。

シャツは半袖と長袖のどちらでもかまいませんが、営業などで社外の方と顔を合わせる機会が多い場合は、長袖シャツを着た方が無難でしょう。

最近では、クールビズよりさらに軽装化を進め、ポロシャツやアロハシャツでも可とする「スーパークールビズ」も登場しています。しかし、このような格好で大事な商談や来客対応することは失礼との理由から、企業での導入率はまだまだ低い状況のようです。

おわりに

クールビズはスタート開始から10年以上が経過しました。

クールビズにマッチした服装であれば、環境を守りながら快適に、かつビジネスマナーを守って仕事をすることができます。

しかし、細かいルールや推奨される服装は企業によっても異なるため、クールビズに関するポスターを印刷して社内に掲示したり、名刺に貼り付けられるクールビズシールを印刷して社員に配布したりするなど、企業内におけるクールビズ啓蒙活動を十分に行い、クールビズの意義や注意点を社員に浸透させましょう。

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