ホーム お役立ちコラム 【新しい生活様式とは?】新しい生活様式の 実践例から“これから”を考えよう
公開日:2020.06.16
【新しい生活様式とは?】新しい生活様式の
実践例から“これから”を考えよう
あることがきっかけで、平和だった日常が突然失われてしまうことがあります。たとえば、2020年に発生した新型コロナウイルスの蔓延がその典型例でしょう。
そして、その収束を目的として日本政府が提案したのが、「新しい生活様式」の実践です。では、「新しい生活様式」とはどんな内容なのか。具体例を挙げながら紹介します。
最近よく耳にする「新しい生活様式」とは?
新しい生活様式を推奨されても、これまでの生活様式を変えるとなると戸惑いますし、何が正解なのか理解しにくいのが現状なのではないでしょうか。
それではまず、新しい生活様式の基本から紹介しましょう。
「新しい生活様式」の基本とは?
新しい生活様式は、新型コロナウイルスの収束や今後の蔓延防止を目的として推奨されており、以下の3点が基本として掲げられています。
・身体距離の確保
・マスクの着用
・手洗い
これらは、国民一人ひとりに対して「絶対にこうしなければならない」と義務付けられているものではありません。
しかし、新型コロナウイルスの蔓延でこれ以上の感染者や死者を出さないためには、私たちがそれぞれに自覚を持って、できる範囲で実践すべきでしょう。
新しい生活様式の実践例4選
それでは次に、新しい生活様式について実践例を挙げながら紹介していきます。
① 一人ひとりの基本的感染対策
新型コロナウイルスの蔓延を許さないためには、何よりも私たち一人ひとりの行動が大切で、厚生労働省では以下の基本的感染対策を呼び掛けています。
social distance(ソーシャルディスタンス・社会的距離)
「social distance(ソーシャルディスタンス・社会的距離)」「3密を避ける」といった言葉が私たちの生活の中に定着しつつある今、他人との距離感を意識している方は多いことでしょう。
厚生労働省で推奨している他人との距離は最低1m、理想は2mとしていますが、3密を避けるという意味では、できる限り2mの距離を空けることが望ましいでしょう。
娯楽施設は屋内より屋外
専門家は、新型コロナウイルスの感染力は非常に高く、ライブハウスやカラオケボックスなど、3密になりやすい場所ではクラスター感染のリスクが高いと警鐘を鳴らしています。
つまり、新型コロナウイルスの収束の目途が立つまでは、そのよそうな娯楽施設ではなく、なるべく屋外で空気が滞留しない場所を選ぶのがベストだということですね。
会話はマスク着用、少し身体をずらしてから
外出時や人と会話をするときは、マスクを着用することを心掛けましょう。また、会話をするときは、真正面に向き合わないことが大切です。飛沫感染のリスクから身を守ることにつながります。
手洗い・うがいの励行
新型コロナウイルスに限らず、ウイルス感染や風邪予防の基本は手洗い・うがいの励行が大切です。
外出から帰宅したら、30秒程度の時間をかけて手を洗い、うがいも忘れず行っておきましょう。
② 日常生活を営む上での基本的生活様式
続いて、日常生活全般の中で注意すべき点について考えてみましょう。
咳エチケットに留意
新型コロナウイルスは、主として飛沫感染するといわれているため、特に咳が出ているときや出そうだと感じたときには、マスクを使用して咳エチケット対策をしておくことが望ましいでしょう。
とりわけ、免疫力が弱い小さなお子さんや高齢者と接する際には、細心の注意を払う必要があります。
室内換気も新型コロナウイルス予防に役立ちますので、なるべく意識してこまめに換気することも大切です。
不要不急の外出や遠出は控えめに
緊急事態宣言が解除されると気が緩み、用事がなくても出かけたり、居住エリアではない場所に遠出したりしたくなることがあるでしょう。
しかし、これが新型コロナウイルスの収束の妨げになることがあるのです。
もちろん、出張であれば止むを得ませんが、よほどの事情がある場合を除いては、しばらくの間は不要不急の外出や遠出は控えるべきでしょう。
体調管理はいつも以上に入念に
少しでも、熱っぽい、身体がだるい、咳が出る、味覚や嗅覚に異変が起こったなどの症状があれば、まずは自宅でゆっくりと休みましょう。強い倦怠感や息苦しさがあったり、風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続いたりという場合は、医療機関を受診することを考えましょう。
ただし、特に高齢者が新型コロナウイルスに感染すると、あっという間に病状が悪化することがあるといわれていますので、そのようなときにはまず保健所に連絡し、PCR検査の必要性などについて確認することをおすすめします。
③日常生活の各場面の生活様式
私たちは日ごろ、あらゆる場所であらゆるアクションを起こしますが、それらの中でも注意しなければならないことがあります。
買い物の注意点
食料品スーパーやコンビニエンスストア、家電量販店など、買い物をする場所はたくさんあり、これらに共通しているのは“3密になりやすい”ということです。
そして、それを緩和する改善策として挙げられるのが、「少人数で買い物に出かける」「買い物の回数自体を減らす」「店舗が空いている時間帯を狙って買い物に出かける」などの工夫です。
また、通販を利用するというのも1つの方法です。この方法なら3密を気にせず、ゆったりと買い物を楽しめます。
そして盲点になりやすいのが、素手でのお金のやり取りです。
お金はいちいち消毒できないので、お金に素手で触れたのなら、なるべく早めに手指を消毒しておきましょう。
最近では電子マネーも普及しています。それらを活用するのもいいですね。
娯楽やスポーツ観戦の注意点
娯楽ではなるべく屋外の施設を選び、スポーツ観戦はなるべくオンラインで楽しむなどして、できるだけ人の集まる場所を避けることが大切です。
また、ジョギングなどのスポーツはできるだけ少人数で行い、他者と十分な間隔をとった上で行いましょう。
筋トレやヨガなどは、動画配信サービスなどを利用すればご自宅でも実践できますので、そのようなサービスの利用も視野に入れておくことをおすすめします。
交通機関利用時の注意点
電車やバスといった身近な乗り物の車内は3密になりやすいため、なるべく混雑時を避けて車内では会話を控えるように注意しましょう。
もしも可能なら、徒歩や自転車などの移動手段を併用してみてもいいでしょう。
外食などについての注意点
外食をするなら、なるべく屋外席がある店舗や換気が可能な店舗を選びましょう。
屋内なら、パーティションで各テーブルや席が区切られている店舗がおすすめです。
その他、大皿で注文しない、会話はなるべく控えるなどの注意も必要ですが、「外食中にそこまで気を使いたくない」と感じるなら、持ち帰りやデリバリーを賢く利用すると良いでしょう。
最近では、オンライン飲み会やオンライン結婚式など、新しい様式で楽しんだり祝ったりする方法も登場してきていますので、それらを参考にしてみてはいかがでしょうか。
③ 働き方の新しいスタイル
新型コロナウイルスの拡大に伴い、注目を集めるようになったのがテレワークという働き方です。
テレワークとは在宅勤務を意味し、オンラインで社内がつながることで、いつも通りの業務をこなせるというメリットがあります。
もちろん、テレワーク中にはビデオ会議に出席することも可能で、これなら3密を避けた状態で他者とコミュニケーションをとりながら業務を遂行できます。
また、名刺交換を含むオンライン営業も、テレワークの普及に伴い一般化されつつあり、テレワークの普及によって変化した働き方は、実にさまざまだといえます。
中でも注目なのが、デジタルカタログです。
デジタルカタログを利用すれば、社内の集合研修やランチョンセミナー、IR決算発表・報告、会社説明会などをすべてオンラインで行えるようになります。
さらに、オンラインカタログならアクセス履歴をログで管理したり、テキストや教材、マニュアルなどをオンライン配信したりすることも可能に。
つまり、これまでのように紙の資料のような時間的・労力的・費用的なコストがかさむ心配がなくなるということですね。
このように、デジタルカタログの利用には多くのメリットがあります。
新型コロナウイルスを避けるという意味合いだけでなく、不測の事態に備える、働く親を支援する、という意味でも、この機会にデジタルカタログの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
おわりに
新型コロナウイルスの拡大以前から、働き方改革という考え方によって、これまでの勤務形態からテレワークへ移行する企業が増えてきました。
もちろん、今現在の最も大きな課題は新型コロナウイルスの収束に向けた行動のあり方です。
そしてこれを機に、働き方改革の考え方はますます世界全体に拡大していくでしょう。
“これから”のことを考えて、テレワークを導入しようと考えている方は、チャットなどのツールやデジタルカタログなどを活用しましょう。
デジタルカタログは汎用性が高く、社内のあらゆるシーンで利用できます。業務の効率化を測って経費節減に取り組むなら、この機会にデジタルカタログの導入を前向きに検討することをおすすめします。
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