2018.06.04オンデマンド印刷

3Dプリンターで勘違いしやすい事10選(前編)

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3Dプリンターで勘違いしやすいこと10選良くある「勘違い」をまとめてみました。

1.実物をコピーできるんでしょう?けしからん!著作権どうなってるの?

もともとニュースで大きく取り上げられた際に、未来の展望として取り上げられたことによるミスリードの影響だと思いますが、よくある勘違いです。3Dプリンターが普及すれば、壊れた部品を自分で修理できるなどと言った未来の姿が謳われていました。
実際には、3Dスキャナーで立体データを撮影し、データ編集することで、実物から3Dプリント可能なデータを作成する事は可能です。

ただ、まず個々で膨大な手間と技術が必要です。

なんにせよ、「3Dデータが出来た!」と仮定して、これを3Dプリントすればコピーが完成するのでしょうか?
3Dプリンターの素材の種類は少なく、また、最終製品には採用されていない素材ですので、違う素材で3Dプリントした物が完成します。結局は、現在の技術では時間と手間をかけた結果、いわば劣化コピーが作れるだけにすぎず、こんな世界は夢のまた夢です。

2.見てる間に、あっという間に出来上がるんでしょ?

3Dプリンターの動きを動画などで見たことがある人も一定数いらっしゃると思います。それだと本当にあっという間に形が作られていくので、ちょっとした感動を覚えると思いますが、あれ、実は撮影した動画のスピードを早くして再生しているんですよね。
実際に3Dプリンターが動き出したら数時間、場合によっては数日動きっぱなしになるぐらいのスピードなので、数日待っていれば・・・

3.昔、光造形機使ったことあるけど、3Dプリンターも所詮おもちゃみたいなものでしょ?

3Dプリンターは初期には光造形と呼ばれており、40年ほどの歴史があります。産業用のものを光造形機、安価なものを3Dプリンターと呼ぶ時期もありました。特に一般的な人たちまで知られるようになったのはここ数年ですが、昔から知っている人も多く、初期の光造形機は確かに品質があまりよいとは言えませんでした。そのため昔を知っている為にそのイメージが強く、今の3Dプリンターの品質を確認する事無く敬遠されてしまうことも多いのですが、一時期に比べればかなり進化しています。
確かに安いものは仕事に使うにはおもちゃに感じる物もありますが、産業用に開発されているものは、しっかりしたものが出来ますよ。

4.ABS素材で量産したいんだけど

ABSは世の中でよく使われているプラスチックで、「とりあえずABSで」のように言われることも多いのですが、3Dプリンターで言うABSは一般的なABSとは異なります。
よく「ABSライク」と呼ばれて、それに似せて作られていますが、物性などは厳密に言うと違う物です。また10個~100個作るのであれば3Dプリンターで対応できるものもありますが、強度と価格を考慮するとABSライクではなくナイロン素材になってくるので素材が違って来ますし、1000個になるとスピードの面でも現実的ではありません。
試作~数十個程度の製作は3Dプリントを使って、それ以上は金型成型を考えたほうが良いでしょう。

5.食品サンプルを作りたいんだけど

食品サンプル作れます!しかし、3Dデータが無いと作成できませんので、3Dデータをどうやって作るのかでひとつのハードルがあります。
実物をコピーできないですからね(1)
また、専門の食品サンプル屋さんは、「おいしそう!」に見せる為に、いろいろな技術を磨いてきましたが、おいしそうな3Dプリンターの素材はまだ出てきていませんので・・・

 

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Kinko'sお役立ちコラム編集部

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