2022.01.05オンデマンド印刷 , ビジネスユーザー

データの復元や復旧方法は?iPhone・パソコン・USBなどデバイス別に解説!

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データの復元や復旧方法は?

(2022年4月8日更新)
データが消えてしまった!!なんてシチュエーションを経験したことはないでしょうか?

今や私たちの日常の仕事や私生活においてパソコンやスマートフォンの使用は不可欠であり、データの消失などのリスクも同時に抱えています。

今回はそんなパソコンやスマートフォンなど、データ復元、復旧が必要になった場合に取る方法について解説いたします。

この記事ではデバイスごとに取るべき対処方法や、データ復元、復旧を業者に依頼するポイントなどをまとめましたので、データ復元、復旧でお困りの場合はぜひご参考にしていただけると幸いです。

 

データ復元・データ復旧とは?

まずはじめに、さまざまな機器などに用いられる「復元」と「復旧」という言葉ですが、データの取り扱い時においても少し意味が異なりますので注意が必要です。

それぞれの言葉の意味でいうと、
「復元」とは、もとの形や状態に戻すこと
「復旧」とは、復旧工事などと使われるように『もとの機能を取り戻す』といった場合に使われます

どちらも似たような意味を持ち、一般的にも同じ意味として使われていることが多い「復元」と「復旧」ですが、データの取り扱い時においては次のような違いがあり、それぞれサービスも異なる場合があることを覚えておきましょう。

 

データにおける「復元」「復旧」とは

データのトラブルにおける復元と復旧の違いは、現状のデバイスの状態とデータがどうなっているかで使い分けて覚えることがおすすめです。違いを簡単にまとめると以下のような違いがあります。

 

  • データを消してしまった、すでに消えていしまっている場合(※見えている限り)

 ⇨データ復元

 

  • デバイスの故障などによりデータが取り出せない状態になっている場合

 ⇨データ復旧

 

例をあげると、スマートフォン端末から誤ってアプリのデータを消してしまい、バックアップなどに保存してあったデータから端末に戻す作業はデータの「復元」作業です。

データ復元

 

 

それに対して、パソコンが起動しなくなってしまいデータ自体が読み込めない場合や、起動していてもハードディスクの不調などでデータが読み込めない場合などは、データの「復旧」作業になります。
ハードディスクなどからデータを取り出し、別の記憶メディアにうつす作業が必要になります。

データ復旧

 

デバイスの性質上、スマートフォンやタブレットなどはデバイスの中にデータも一緒に保存していることが多い為、「復元」作業をおこなってデータトラブルに対処する場合が多くなります。

パソコンやサーバーのトラブルに関しては、ハードディスクやUSBなどさまざまな形でデータを保存することが多い為、「復元」と「復旧」どちらの対応も考えられるケースが多くなるでしょう。

 

データ復元・データ復旧の方法は?

まずデータ復元や復旧においてのポイントは、以下を判断することが大きなポイントとなります。

 

  • データの復元作業が必要なのか?データの復旧作業が必要なのか?
  • 自分の手でデータ復元、復旧が可能か?
  • 専門業者に依頼すべきか?

 

復元が必要なのか、復旧が必要なのかにもよってとるべき対応が変わります。その上で自分の手で作業が可能なのか、専門業者に相談するのかを判断しましょう。

ある程度の知識やスキルがある場合は、以降でご紹介する対策などを参考に対処に当たれますが、これらを判断することができない状況であれば、まずは専門業者に相談することをおすすめします。

 

デバイスごとにも対応が異なる

データの消失が起こるシチュエーションはさまざまあり、みなさんが使用しているデバイスやメディアなどのデータ機器も多岐に渡りその対処法もそれぞれです。

  • パソコン
  • スマートフォン
  • USB
  • SDカード

それぞれのデバイスのデータ復元や復旧に必要な対処方法も数えるとキリがないほどのパターンが存在します。
専門業者に依頼する場合も、メーカーのサポートに連絡をするのか、データ復元・復旧の専門業者に相談するのかなどもデバイスによって依頼先が異なります。

今回は代表的なデバイスやメディア別において、初歩的な対処方法の例をご紹介いたします。

 

パソコンのデータ復元・復旧対処方法

まずはじめに、パソコンにおけるデータ復元・復旧作業について解説いたします。

パソコンは他のデバイスなどに比べるとデータ消失などのトラブルも多く、それぞれの対処方法をあげるとキリがありません。今回はデータの「復元」と「復旧」それぞれに分けて対処法をご紹介いたします。

 

パソコンのデータ復旧対処方法

パソコンのデータ復旧を自分で対処するのはとてもハードルが高く、別途さまざまな機器を必要とする場合がほとんどですので、基本的にはデータ復旧サービスを利用することを念頭に考えましょう。

 

パソコンのデータはパソコン内部もしくは外部に取り付けてあるハードディスクにデータが保存されています。
よって、パソコンのデータ復旧が必要な状況というのは、パソコンに取り付けてあるハードディスクが故障している状態なのです。
故障の状態は大きく分けると下記のように3パターン存在します。

  1. 物理障害
    ハードディスクまたはパソコンの基盤などの部品が物理的に故障している

  2. 論理障害
    誤操作やウィルスなどによりデータが破損している
  3. その他の障害
    ハードディスクを接続しているケーブルやアダプタのが壊れている


故障の特定を自ら判断することも難しく、どの場合であっても代替の部品や復旧させるための機器が必要になります。

 

データの復旧サービスとは

データ復旧サービスとは上記で説明した様な、パソコン・スマートフォン・USB・SDカードなど、さまざまなデバイスやメディアからデータを復旧してくれるサービスです。

素人にはそれぞれのデータ機器などにあわせた正しい対処をすることは難しい場合が多く、プロの手により故障箇所や原因の特定、それにあわせてデータ復旧をおこなうサービスになります。

自分の手でデータの復旧を試みることも良いことですが、大切なデータが失われてしまう可能性を考えると、データの取扱のプロである業者へ依頼することがベストな選択肢になるといえるでしょう。

 

データ復旧サービスのメリット・デメリット

データ復旧サービスを利用する際、以下の様なメリット・デメリットが考えられます。

<メリット>

  • 復旧のための的確な診断対応をしてくれる
  • 郵送などで全国どこからでも依頼が可能
  • 緊急で復旧の対応をしてくれる
  • データの復旧ができなかった場合は料金が発生しない場合もある

<デメリット>

  • 料金がかかる
  • デバイスやメディアを数日預けないとならない
  • 依頼業者により技術力が異なる場合がある為、サービスの見極めが必要

 

料金の相場・期間は故障要因によって変わる

気になるデータ復旧サービスの料金や期間ですが、上記で紹介した「物理障害」「論理障害」「その他の障害」など故障の要因により変わり、料金は数万円〜十数万円、期間は即日対応〜数日と、障害の症状や選ぶ業者によっても金額・期間はさまざまです。

初期診断までは無料で対応してくれる業者も多いので、困った時はまず連絡をして復元・復旧までにどのくらいの費用と期間がかかるか問い合わせてみると良いでしょう。

 また、成功報酬によりデータの取り出しができなかった場合は料金が発生しないというサービスをおこなっている業者も多いので、積極的に相談してみることをお勧めします。

キンコーズのデータ復元・復旧サービス料金例

 

 

データ復旧サービス会社を選ぶポイント

セキュリティの対策がなされているか

セキュリティの確保会社で業務上使用しているパソコンやUSB・SDカードなど機密情報を扱っているデバイスやメディアなどで復元や復旧の作業が必要になった場合、まずは依頼する業者がISO27001などセキュリティの認定を取得しているかを確認しましょう。

復元・復旧するデータそのものが外部に知られてはいけない情報の場合などは、特に確認が必要となります。

 

 

 

 

初期費用など料金が明確になっているか

料金や相場が明確になっているか料金相場でも解説致しましたが、自分ではわからない作業だからこそ作業内容や料金がはっきり明示されている、または、初期診断や見積もりまでは無料などのサービスを持つ業者を利用しましょう。

成功報酬の制度があるかなども重要なポイントになりますので、データの消失に慌てて想像以上の料金がかかってしまうなどということは避けるようにしましょう。

 

 

 

 

データ復旧までにかかる時間を確認する

料金がさまざまな様に、データ復旧にかかる納品スピード・納期時間も依頼する業者によりさまざまで作業にかかる時間も業者の技術力や体制により異なるともいわれています。

早急な対応を取らなければならないケースなどはとくに確認が必要です。

 

 

 

 

 

パソコンのデータ復元方法

ここではパソコン操作をしているうえで特定のファイルなどが消えてしまった場合、自分で対処することができるデータの「復元」の対処方法をご紹介します。

誤操作によるデータの消失は下記で紹介する方法などでデータ復元が可能な場合があります。

「パソコンそのものが起動しない」「特定のファイルが消えてしまった」などパソコン上のデータが消えてしまう状況は他のデバイスやメディアなどに比べて多岐に渡ります。

パソコンが起動しない状態や、パソコンのOSに関するトラブルは自分で解消するにはそれなりの知識とスキルが必要になります。

自身で解決できない可能性も高いため、あまりパソコンに詳しくないという方の場合まずは、「購入したメーカーのサポートセンターへ連絡する」「パソコンのトラブルサポートの業者に連絡する」ことをお勧めします。

 

フォルダやファイルのデータを誤って削除してしまった場合の復元方法(Windows10)

  • ゴミ箱を確認

パソコンのなかの「目当てのフォルダやファイルが見つからない」、「誤ってファイルを削除などしてしまった」などの場合まず確認して欲しいのは、ゴミ箱の中を確認してみましょう。

基本的にパソコンのファイルを削除した場合、一度で完全に消えてしまうことはなく、ゴミ箱の中に移動します。

もしゴミ箱の中に目当てのフォルダやファイルがあった場合は、復元したいファイルを右クリックして「元に戻す」を選択することで、消えてしまったデータが復元されます。

※ショートカットを使用して削除した場合や、ゴミ箱のなかのファイルを削除する設定になっている場合は即時や一定期間で削除されます。

 

<ゴミ箱からの復元手順>

  1. デスクトップのゴミ箱を開く
    ゴミ箱を開く

  2. 目当てのファイルなどのデータがある場合は右クリックで「元に戻す」を選択
    元に戻す

  3. もともと保存してあったフォルダの中確認する

 

  • 以前のバージョンの復元をする

ゴミ箱の中にデータが見つからなかった場合次は、「以前のバーションの復元」の機能をつかって復元が可能か確認しましょう。
いつ消えたかやファイル名がわからなくても、デスクトップなどデータの保存先からプロパティを呼び出し、以前のバーションの復元を選択し、復元のボタンを押すことでデータが復元されます。

 

<以前のバージョンの復元を使った復元手順>

  1. 元の状態に戻したいファイルやファイルが保存されていたフォルダを右クリックし(デスクトップの場合はデスクトップのフォルダ)、表示されるメニューから「以前のバージョンの復元」をクリック
    以前のバージョンの復元

  2. 1で選択したファイルやフォルダのプロパティが開かれるので、「以前のバージョン」タブをクリック

  3. プロパティ中央部に表示される、「ファイルのバージョン」または「フォルダーのバージョン」のなかに目当てのファイルやフォルダが表示されている場合は、更新日時を確認して復元したい時間のものを選択し、プロパティ下部の「復元」ボタンをクリック
    復元ボタン

 

  • ファイル履歴から復元・復旧をする

こちらはファイルの履歴をさかのぼって希望の日時の状態に戻す機能になります。

しかし、この機能を有効にするには事前にファイル履歴機能をオンにしておく必要があります。この機能をオンにしておくとバックアップしたフォルダやファイルごとに復元したいファイルなどを戻すことが可能になります。
手順を下記で紹介しますので、すでにバックアップの機能をオンにしている場合は、5の復元の手順からご確認ください。

<ファイル履歴を使った復元手順>

(バックアップ機能をオンの状態にする)

  1. スタートメニュー>設定>更新とセキュリティ>バックアップをクリック
  2. ファイル履歴を使用してバックアップのなかにある「ドライブの追加」の+ボタンをクリック
  3. パソコンに接続されているドライブを選択する(内蔵されているEドライブ、外付けのハードディスク、USBなど)
  4. バックアップオプションの画面で「ファイルのバックアップを自動的に実行」が「オン」になっていることを確認する(「その他のオプション」でバックアップを取得する頻度や追加・除外するフォルダなどを任意に設定してください)

    (バックアップから復元する)
  5. スタートメニュー>設定>更新とセキュリティ>バックアップをクリック
  6. バックアップオプションの画面を最下部までスクロールし、「現在のバックアップからファイルを復元」のボタンをクリック(スタート>コントロールパネル>ファイル履歴からでも参照可能です)
  7. バックアップが取れているフォルダのデータが日時ごとに表示されるので、戻したい日時を画面下の右左のボタンで選択する
  8. 復元したいデータのフォルダが確認できたら、フォルダごと復元する場合は希望のフォルダをクリックして選択、フォルダ内の一部のファイルのみを復元したい場合は、フォルダをダブルクリックで開き、希望のファイルを選択する
  9. 最後にみどりの復元ボタンをクリック

 

その他デバイス別の復元・復旧対応方法

スマートフォン(Android・iPhone)・USBメモリ・SDカードなどのトラブル時に取るべき対処方法をまとめました。

①Android(スマートフォン・タブレット)のデータ復元・復旧方法

スマートフォンなどのAndroid端末のデータ復元・復旧方法は大きく分けると3通りの対処方法があります。

  • バックアップファイルを使って復元・復旧をする
  • データ復元・復旧ソフトを使用する
  • 専門業者に依頼する

消えてしまってから復元・復旧の方法はありますが、スマートフォンなど持ち歩くことが多いAndroid端末のデータは、バックアップをこまめに取って置くことが最大の対策となるでしょう。

AndroidのデータはSDカード、パソコン、携帯キャリアのバックアップサービス、オンラインストレージサービスなどさまざまな方法でバックアップを取っておくことで、比較的簡単に自分でもデータの復元・復旧が可能になります。

 

②iPhoneのデータ復元・復旧方法

若い世代での使用率がとても高いiPhoneですが、下記の様なデータ復元・復旧方法があります。

  • iCloudを使って復元・復旧をする
  • iTunes(パソコン)を使って復元・復旧をする
  • データ復元・復旧ソフトを使用する
  • 業者に依頼する

 

iPhoneもAndroidの端末と同じ様にバックアップをいかに取っておくかということが重要になります。特にiPhoneはiCloudというオンラインストレージを標準的に使用しますので、バックアップも必ず取っておく様にしましょう。

データの消失以外にも、機種などの変更の際はiCloudやiTunesにデータをバックアップしておくとスムーズに機種の移行が可能となります。

 

③USBメモリ・SDカードの復元・復旧方法

USBメモリやSDカードのデータはデータが消えてしまうと復元・復旧は難しそうに思われますが、データの復元・復旧ソフトを利用する方法業者に依頼する方法の2通りの方法で復元・復旧ができる可能性があります。

  • 誤ってデータを削除してしまった
  • USB、SDカードを読み込まなくなってしまった
  • 誤ってフォーマット化をしてしまった

 

上記の様な状況が起こった場合は、まだ完全にデータが消えていない可能性がありますので、データを取り出したい場合は、絶対に新たなデータを保存したり再度のフォーマットをしないようにしましょう。
デバイス上でファイルの表示や読み込みがされていなくても、メディアの中にはデータが残っている可能性があります。

 

まとめ

パソコンやスマートフォンなどさまざまなデバイスやメディアの復元・復旧方法をご紹介いたしました。

データの復元・復旧はどのデバイスなどでも不可能ではないですが、場合によっては一定のスキルや知識、またはソフトが必要になります。

事前にできる対策である、バックアップをとって常に気を付けておくことと、困った際にはすぐに専門業者に相談することがデータの復元・復旧につながるでしょう。

 

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キンコーズのデータ復旧

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Kinko'sお役立ちコラム編集部

Kinko'sお役立ちコラム編集部

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