ホーム お役立ちコラム 会社の周年記念を成功導く5つのポイント!イベントのアイデアや人気記念品も紹介
更新日:2023.03.01
会社の周年記念を成功導く5つのポイント!イベントのアイデアや人気記念品も紹介
今回は周年記念イベントについて解説いたします。
周年記念イベントは社内イベントとしても大切な行事ですが、社外に向けたイベントとしても宣伝やPRをする絶好の機会です。
周年記念イベントの準備に必要なポイントから、インベントのアイデアや記念品の選び方などを中心に解説していきますので、これから周年記念イベントを企画する予定がある方や、担当者の方は参考にしていただけると幸いです。
企業の周年記念イベントとは?
周年記念イベントとは、企業にとって節目となる年に行う事業のことです。
創立〇周年を迎えたことをお祝いするだけでなく、企業によっては重要な事業戦略のひとつとして位置づけられている場合もあり、周年記念事業の頻度や対象、規模感は、企業の戦略や思想によっても異なります。
そのため、10周年や20周年など10年単位で行われることが多いですが、1年ごとに行う場合や、創立50年目にして初めて行う場合などもあります。
イベント内容も従業員やその家族、OB・OG社員、関係会社の社員などを対象に行うケースだけでなく、株主や取引先のほか、顧客やユーザー向けにイベントやキャンペーンを実施するケースもあります。
周年記念イベントの実施目的を整理する
節目の年に実施する周年記念事業ですが、どのような目的で行うものなのでしょうか。実施目的について改めて考えてみましょう。
社内・社外へ対する感謝の表明
周年記念事業の最大の目的は企業活動を継続できていることに対する「感謝」の気持ちを社内、社外問わず表明することにあります。
社外であれば周年記念キャンペーンなどと銘打って還元イベントを行ったり、社内であれば従業員の日々の勤労に対する感謝を伝えることで、企業と従業員との結びつきをより一層強めるのを目的とするケースが多いでしょう。
社員のモチベーションのアップ
周年記念イベントは社員のモチベーションアップにも効果があるとされています。
自社のこれまでの歴史を改めて知り、今後に向けてのビジョンを改めてより深く理解することにより、従業員一人ひとりの帰属意識がたかまる結果になりモチベーションのアップにもつながると言われているからです。
また周年記念のイベントなどがあれば、日頃関わりのない部署の従業員と交流を図ることにより、社内の一体感を高める効果も見込めます。
未来へ向けて企業としての在り方を伝える
創業記念イベントには、創業者や現在の代表の思いなどを忘れることが無いよう未来へ向けて伝える役割を果たしている企業もあります。
特に歴史が長くなればなるほど、大規模な会社になればなるほど、これまでの会社の変遷や歴史は忘れられてしまいがちです。
定期的に周年記念イベントを行うことで、一般の社員やその家族にも企業としての在り方を伝えるとともに、思いなどを再認識させることはとても重要な目的となるでしょう。
周年記念イベントに必要な準備5つのポイント
①周年記念のロゴを作成
周年記念イベントを行う際によく使用するアイテムとして、周年記念のロゴがあります。
普段使っている会社のロゴに◯周年などのデザインをプラスするものから、その期間だけ使用される特別なロゴまでデザインは企業によりさまざまです。
社内外へのアピールも含めたブランディングの一環として、名刺や社内資料にも年間を通して使用されることも多くありますので、周年記念イベントには必須のアイテムの一つとも言えるでしょう。
②周年記念誌の発行
周年記念誌とは、会社のこれまでの歩みとこれからのビジョンなどをまとめた社史や記念冊子です。
周年記念事業を行うたびに制作するのではなく、50周年や100周年などの大きな節目の年に制作することが多いアイテムです。
周年記念誌は主にイベントなどで配布をしたり、社員やその家族、日頃の取引先などに配布し使用されます。
③周年記念イベントを企画
ここでいう周年記念イベントとは、式典・パーティーなどおもに社内向けの周年記念イベントのことです。
従業員や株主、取引先の方などを招いて永年勤続表彰や記念表彰、社長や来賓のスピーチなどを行う式典、社員同士の交流を深めるパーティーのほか、社員旅行を周年記念イベントとして行うこともあります。
実施にはたくさんの準備や多くの予算が掛かりますが、イベントならではの一体感や社員のエンゲージメント向上の施策の一環として、式典やパーティーを周年記念事業のメインに据える企業も多いです。
④周年記念品の用意
周年記念のロゴと同様、オリジナルの記念品も、周年記念イベントには欠かせません。
周年記念イベントで渡すなどはありますが、どちらかというと社外へ向けた営業アイテムのひとつとして、取引先への訪問時などにお渡しするなどして使用されます。
通常営業時のノベルティなどと同様に取引先に認知してもらうことが重要なため、文房具などに周年記念のロゴを印刷し配布するケースなどが多くなります。
⑤販促キャンペーンを企画
式典などの周年記念イベントが社内向けであれば、周年記念限定の販促キャンペーンが社内向けのイベントになるでしょう。
会社で扱っている商品や商材にもよりますが、限定商品の販売や記念セール実施のほか、イベントの実施やSNSと連動させたキャンペーンなどさまざまな施策が考えられます。
周年記念イベントは、いつもと違った販促や宣伝を行うのにも絶好の機会となっていますので、社外に向けた販促キャンペーンもしっかり企画しましょう。
【社内・従業員向け】周年記念イベントアイデア例
オンライン式典・パーティーを開催
オンライン会議ツールを使用してWeb上で周年記念式典を行うことも可能です。
全国に店舗や営業所がある企業などでは、参加人数が限られることもありますが、手軽に参加してもらう方法としておすすめです。
社長からのメッセージをライブ配信するほか、各々で飲み物を用意して乾杯するなどして結束力を高めることができます。
ここ数年でオンライン会議ツールなどの使用も一般化されているため、比較的手間がかからず準備することが可能ですが、社外と同時に参加してもらう場合は相手先の環境にも気を配る必要が出てきますので、事前の確認を忘れないようにしましょう。
動画メッセージの配信
社長や役員からのメッセージを動画で撮影し、それを各々で見てもらう動画メッセージを配信する形もあります。
オンライン式典と違って双方向コミュニケーションにはなりませんが、見る人の都合が良いときに見てもらえるというメリットがあります。
テーマソングを作成
周年記念にテーマソングを作成するというアイデアもあります。
ただ作成しても社内での使用にとどまってしまう可能性が高いですが、人気の作曲家や動画クリエーターなどとコラボして作成することにより、世間にも拡散できる可能性が大きく高まります。
電話の待ち受け音、店舗や会社オフィス内で流すバックミュージックとして活用する手もあります。
左の動画は、キンコーズが30周年記念に作成したテーマソング。
即興で替え歌やテーマソングを作ることができると話題になった、人気動画クリエイターの虹色侍のずまさんとコラボレーション作品です。
歌のクオリティももちろんですが、YouTube129万人、Instagram6万人、Twitter6.4万人(2023年2月時点)のフォロワーを持つクリエーターとのコラボレーションは、SNS時代に沿った効果のあるイベントでしょう。
社員ひとりひとりにフォーカスしたインタビューを公開
左図は周年記念イベントのひとつとして、社員インタビューをリレー形式で繋いでいく企画です。
店舗の店長にフォーカスしたインタビューになりますが、店舗などを多く持つ場合には来店するお客様に向けたコンテンツとしても、社内へ向けたコンテンツとしても有効なコンテンツとなります。
【社外向け】周年記念イベントアイデア例
周年記念サイトの制作
近年は周年記念誌をWeb上で公開したり、記念サイトとして制作したりするケースも増えています。
冊子などと比べても、なにより手軽に配布できることやどこでも閲覧することが可能ですので販促にも使用しやすいのが大きなメリットです。
また、印刷・配布する必要がないので、従業員同士の接触機会を減らすことができ、紙の使用量削減にもつながるのでエコな一面も含まれています。
SNSを使った周年記念キャンペーン
相手が企業などではなく、一般のお客様がユーザーとなる商品を扱う企業の場合SNSを使ったキャンペーンはとても有効です。
SNSを使ったキャンペーンは今やもうあたりまえの施策になっていますが、周年記念のイベントでいつもではできないようなキャンペーンを打つことができるとより効果的です。
SNSキャンペーンのポイントは、どのSNSをメインにどんな人に向けたキャンペーンにするのかを決めることです。
SNSによりユーザー層の違いが大きく、そのユーザーの興味を引くようなキャンペーンでないと一気に拡散力が弱まります。
その上で自社商品やサービスとマッチするような企画を考えると良いでしょう。
限定品のプレゼント
周年記念を祝った、限定品のプレゼントキャンペーンなども人気のキャンペーンです。
周年の年数に応じて〇〇名に当たるなどのキャンペーンにするケースも多くみられます。
右で紹介した、SNSキャンペーンとの組み合わせが非常に相性がよく、拡散力も普段よりも高くなるため販促の施策としてもとても有効です。
喜ばれる周年記念の記念品
定番「文房具」
周年記念品の定番といえば、ペンや付箋などの文房具です。
最近ではスマホのスタンドやモバイルバッテリー、PCのマウスパッドなどデスク周りのグッズも定番となっています。
会社名や●周年記念などの文字を名入れしたものを制作して、特別感を演出するケースも多くあります。
文房具やデスク周りのアイテムは日々の業務で使用する機会が非常に多いため、手に取る機会や持ち歩く機会も多く身近に感じてもらうことができます。
社員向けにはもちろん、取引先の方にも配るノベルティとしても重宝されるため、社内外問わず喜ばれるアイテムでしょう。
家族とのおうち時間に喜ばれる「食料品」
お菓子や飲料、ご当地グルメなどの食料品は広く喜ばれる品物です。
例えば、どら焼きやカステラ、クッキーなどに社名やロゴを刻印したオリジナル名入れお菓子は、周年記念らしい人気の品です。
なかなか自分では購入しないような黒毛和牛や蟹などの高級食材のお取り寄せなら、ご家族にも喜ばれること間違いないでしょう。
ただし、食料品は消耗品のため気軽に送れる点がメリットでもありますが、記念品を形として残しておきたいと考える人にとっては少し寂しさを感じるかもしれません。
好きなものを選べる「カタログギフト」
内祝いや香典返しなどでおなじみのカタログギフトも、周年記念の記念品として選ばれるケースが増えています。
受け取り側が、カタログに掲載されている商品の中から好きなものを選べる自由さが人気の理由です。
人気の高いグルメギフトを中心にしたカタログから、自社製品や取引先の製品を集めたカタログまで、選べるギフトの幅も広がっています。
旧来の冊子をめくってギフトを探すものではなく、Web上でギフトカタログを見ることができるWebカタログギフトも増えています。
環境配慮を考えた「エコ関連グッズ」
周年記念の記念品として最近ではエコ関連グッズも人気の傾向があります。
マイボトル、マイバッグ、マイタンブラー、マイカトラリーなど、環境への施策で最近では有料化されているものも多いことから人気が高まっています。
もう一つの側面として、使う側からの人気があるのももちろんですが、配布する企業側からみても環境に配慮した活動に貢献できるという面があります。
日本における企業のSDGs活動は徐々に高まっており、企業として関心を示していることもユーザーから支持される要素の一つとなりつつあります。 周年記念品の配布の機会にエコ関連グッズを取り入れてみるのも良いでしょう。
まとめ
今回は周年記念イベントについて解説させていただきました。
周年記念は会社にとっても大切なイベントであると同時に、販促の機会としても重要なイベントです。
イベントの準備は大変ですが、会社の一大イベントのひとつとして周年記念イベントを成功に導く企画をしてみましょう。
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