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ホーム お役立ちコラム 料理の写真をおいしそうに撮るには?メニュー用料理写真の撮り方とコツ

公開日:2017.06.08

料理の写真をおいしそうに撮るには?
メニュー用料理写真の撮り方とコツ

料理写真の撮り方とコツ

カフェやレストランを経営する方の中には、メニュー用の料理写真を自分で撮影する方もいると思いますが、料理をおいしそうに撮るのは意外と難しいことです。

難しいとはいえ、料理の写真はお客様の注文意欲に大きく影響する重要な要素の1つ。そこで今回は、メニュー用料理写真の撮り方とコツについてご紹介します。

光をうまく利用しよう

光をうまく利用

料理をおいしそうに撮るためには、光の使い方が重要になってきます。暗かったりくすんでいたりする写真では食欲がわきません。まずは、画面を明るくすることが大切です。

料理の写真は、自然光の下で撮ることをおすすめします。明るく自然な色合いを出すことができるはずです。窓際の席やテラス席など、自然光が入る場所で撮るようにしましょう。

また、フラッシュを使用すると不自然なテカリが出たり青っぽくなったりするため注意が必要です。室内であっても、フラッシュの使用は避けた方が良いでしょう。

さらに、料理の写真をおいしそうに撮るためには逆光も大切なポイントです。意外に思う方もいると思いますが、料理の正面から光が当たっていると写真が平坦な印象になってしまいがち。逆光で撮ることによって、写真に立体感を出すことが可能です。

逆光で撮ったときに画面が暗くなる場合は、露出を調節してください。露出をプラス方向に設定すれば、画面に明るさを出すことができます。

写真の構図を考える

写真の構図

お客様においしそうと思ってもらうためには、写真の構図を考えることも大切です。

料理写真の構図は、横の構図よりも縦の構図の方が奥行きや立体感を出すことができます。さらに、画面の奥のものがぼやけるといった効果も狙えます。

あえて料理全体をフレームに入れないこともコツの1つです。全体を写さないことによって、写真を見る方の想像力をかきたてることができます。

料理写真を撮影する際は、斜め45℃の角度がベストだといわれています。この角度は、普段食事をしているときの目線と等しく、リアリティを感じさせることができます。目の前に料理が出てきた様子が思い浮かぶため、よりおいしさが伝わるでしょう。

また、料理に関係ないものは写らないように気を付けてください。写真の中に余計なものが写り込んでいると、肝心の主役が目立ちません。主役となる料理以外のものが写らないように、撮影前にテーブルの上はきちんと整理しておきましょう。

その他のテクニック

上記でご紹介した基本的なコツの他にも、料理の写真をおいしそうに撮るテクニックはあります。さまざまなテクニックを組み合わせて、魅力的な写真を撮りましょう。

【背景をぼかす】

メインとなる料理を引き立てるために、背景をぼかすのもテクニックの1つです。背景がぼやけることによって、料理が浮かび上がってよりおいしそうに見えます。

背景をぼかすには、絞りを「優先モード」に設定して「F値」を小さくしてから撮影してください。

【シズル感】

写真で食欲を刺激するためには「シズル感」を出すことも重要です。シズル感とは、食品の良さやみずみずしさといった、食欲や購買意欲を刺激する感覚のことを指します。

アツアツの料理から立ち昇る湯気や、料理が完成する前の調理の様子などを撮れば、シズル感はもちろん臨場感を出すこともできるでしょう。

鉄板の上でお肉を焼いている様子や、フルーツのみずみずしさを表現するために水滴も一緒に写真に撮ってはいかがでしょうか。

おわりに

ちょっとしたコツを押さえれば、料理の写真をおいしそうに撮ることができます。メニュー用の料理写真を撮る際は、今回の記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。

また、撮った写真は印刷会社に持ち込むことをおすすめします。印刷はもちろん、製本やラミネート加工なども依頼できるため、メニュー作りの際の強い味方となるでしょう。

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