ホーム お役立ちコラム 大学生活に向けて、レポートやレジュメの表紙、構成などの書き方をチェック
公開日:2017.06.08
大学生活に向けて、レポートやレジュメの
表紙、構成などの書き方をチェック
受験戦争を乗り越え、春からは晴れて大学生、大学ではどんなことをしようかと胸をふくらませている方も多いのではないでしょうか。
大学での勉強は専門的な学びになり、授業内容も難しいものが多くなってきます。また、課題でレポートを課されたり、ゼミでの発表など、自分の意見を求められたりする機会も多くなるでしょう。
そこで今回は、大学生活で重要になるレポートやレジュメの書き方についてご紹介します。
レポートの書き方
レポート(論文)の基本
論文やレポートは、問題提起から始まり、議論を展開しながらその答えを示すという流れで構成されています。この問題提起の部分を序論、さまざまな証拠や事実を述べる部分を本論、問題に対する答えを示す部分を結論といいます。
表紙
レポートには表紙が必要です。「表紙不要」などと明示されている場合を除き、基本的に表紙はつけておきましょう。
表紙には
・講義名
・担当教員名
・レポートのタイトル
・提出日
・学部
・学科
・学籍番号
・名前
上記事項を記します。表紙にはイラストや写真などを入れる必要はありません。
表紙の書き方に特別な決まりはないため、必要な項目を分かりやすく書けば良いでしょう。
タイトル
一般的に、レポートにはタイトルをつけます。レポートの内容をうまくまとめたタイトルをつけると良いでしょう。
また、タイトルはレポートの最初にフォントサイズを大きめにして書きます。
内容
1つのレポートには、1つのテーマの内容のみ書くようにしましょう。同じレポートの中でさまざまなテーマについて書くと、文章として読みづらく、また読み手も混乱します。
レポートで一番大事な心得、それは感想をレポートに書かないことです。「~がおもしろかったです」などの、いわゆる感想を考察に書いてはなりません。
「私は~であると考える。なぜならば…」のように、感情的な意見ではなく論理的な考えを述べましょう。
また、事実と意見を区別するようにしてください。実験的・客観的事実については「~である」のような断定的な書き方を、自身の意見や考察などは、「~だと思われる」「~と予想される」など、断定的ではない書き方をしましょう。
レジュメの書き方
レジュメの基本
レジュメとは、発表の概要を簡潔にまとめたものを指します。
レジュメはレポートとは異なり、発表する際の配布資料としての意味合いもあります。そのため、短いコメントや図なども利用して、分かりやすくすると良いでしょう。
タイトル
レポートと同じように、まずはタイトルを書きます。タイトルの横には学部と学科、氏名を書くのも忘れないようにしましょう。また、レジュメには基本的に表紙は必要ありません。
内容
内容の構成としては、例えば、下記のように簡潔にまとめます。
はじめに
1.……
2.……
3.……
おわりに
各章の中で内容をさらに細かく分ける場合は、次のように書いてください。
1.1.……
1.2.……
1.3.……
「はじめに」でレジュメの趣旨や問題提起、先行研究における位置づけなどを書き、1.2.3.の部分で調べたことや自分が論じる内容を簡潔に書きます。そして、「おわりに」で結論を書き、今回の発表で十分に扱えなかったことや、残された課題、これからの展望などについて書くと良いでしょう。
いずれもレポートのように詳しく述べる必要はなく、要点だけを書いてなるべく分かりやすくしましょう。
印刷
レポートはメールでの提出もありますが、印刷したものを教授に提出する場合もあります。また、レジュメは配布資料のため基本的に印刷する必要があります。
しかし、自宅にプリンターがない方もいるかもしれません。そのような場合は、セルフコピー機にUSBメモリを接続することで、PDFファイルを簡単にプリントアウトできるサービスを利用すると良いでしょう。
その他、コピーと同時にホチキス留めや、2穴加工、中綴じ製本までしてくれるセルフコピー機などもあるため、用途に合わせて利用してみてください。
おわりに
最初は、慣れないレポートやレジュメを書くのに苦労するかもしれませんが、基本的な構成や書き方を押さえてさえいれば、すぐに問題なく書けるようになります。
この記事を参考にレポートやレジュメの書き方の流れをつかみ、大学生活に向けて準備してください。
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