2022.03.11オンデマンド印刷 , ビジネスユーザー

SDGsをマクドナルドから学ぶ!飲食店・レストランのSDGs取り組み具体例は?

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SDGsをマクドナルドから学ぶ!飲食店のSDGs取り組み具体例

※この記事は2022年3月時点の情報を元に作成したものです。

今回は「SDGs」についてマクドナルドを参考に、飲食店・レストラン・小売店のSDGsの取り組み方について解説いたします。
ここ数年でいろいろなところで耳にすることが多くなったSDGsですが、ざっくり「エコな取り組み」として理解してはいないでしょうか?

世界的に環境問題が大きな課題になっていることは確かですが、それだけではありません。
全世界で店舗を展開しているマクドナルドを例にSDGsを学んでみましょう。

 

SDGsとは

SDGsとは?

持続可能でよりよい世界を目指す17の国際目標

自然環境改善のイメージが多いSDGsですが、ここで改めて基本理念を解説したいと思います。
SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で「持続可能な開発目標」という意味を持ちます。

2015年にニューヨーク国連本部において、国連持続可能な開発サミットが開催され、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標として、以下のような17のゴールが制定されました。

SDGs17の目標

1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなに。そしてクリーンに
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤を作ろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任、つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう

 

なぜSDGsへの取り組みが必要か

なぜSDGsの取り組みが必要か?17の目標をみてわかるように、SDGsでは環境問題だけでなく、貧困、不平等・格差、など、世界各国が積極的に取り組むべき問題があると考えています。そして、取り組むべき問題は下記のように5つのPがつくカテゴリとして掲げています。

・People (人間)
・Prosperity (繁栄)
・Planet (地球)
・Peace (平和)
・Partnership (パートナーシップ)

SDGsはこれらの目標を世界的に共有することや、具体的な期間や項目を細かく設定しさまざまなことに貢献できる目標をもつことで、問題への意識を認識、改善への実行をしやすいこともあり認知が広がってきている側面があります。

また企業などにおいても、取り組む姿勢や意思を表明することで社会的な責任(CSR)を果たすこととなり、取り組みによって消費者からの評価も良くなることから、企業としての取り組みも重要な事項となっています。

SDGsに対するマクドナルドの具体的な取り組みは

事例 マクドナルドのSDGsへの取り組み

マクドナルドが掲げるSDGs6つの主要目標

目標2「飢餓をゼロに」
目標8「働きがいも経済成長も」
目標12「つくる責任つかう責任」
目標13「気候変動に具体的な対策を」
目標15「陸の豊かさを守ろう」
目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」

マクドナルドではSDGsの17の目標から、上記の6つの目標を主要な取り組みとし、その他の目標に対しても積極的に取り組んでいます。

それぞれの目標について多くの取り組みをされていますが、取り組みの具体例も一部紹介していきますので参考にしてみましょう。

 

働きがいをすべての人に

マクドナルドはSDGsの「8.働きがいも経済成長も」の目標から「働きがいをすべての人に」というスローガンを掲げています。

具体的な取り組みとしては、年齢や性別を問わずどんな人でも強みを生かしてイキイキと働ける環境を作ることを積極的に推進していることです。

柔軟な働き方を可能にし、出産や育児にとらわれることがない女性のキャリアアップが推進できる環境づくりや、一人一人のモチベーションを高く保つために定期的な対話とフィードバックをおこなえる評価育成制度などが代表的な取り組みです。

マクドナルドのような大企業にかぎらず、こういった取り組みは日本の企業において重要な課題として捉えられています。

一般的な飲食店やレストラン、小売業においても働きがいの向上について取り入れられる部分は大きく、マクドナルドの取り組みが参考になる部分は多いでしょう。

 

地球環境のために

マクドナルドではSDGsでも多くの分野に該当する、地球環境に考慮した活動にも数多く取り組んでいます。
主な取り組みをカテゴリに分類すると、「リサイクル」「食品ロス」「環境を考えた素材の使用」「電力や配送効率の省エネ」などがあげられます。

リサイクル

リサイクルの部類で有名な取り組みは、ハッピーセットに付随しているおもちゃのリサイクルです。店舗に使わなくなったおもちゃの回収箱を設け、こどもたちにもリサイクル活動へ参加することで環境への理解を意識する場を提供しており、2021年には305万個のおもちゃを回収できたと発表しています。

リサイクルされたおもちゃは店舗の食品トレーなどに再利用されています。

環境を考えた素材の使用(レジ袋・包装紙)

2020年にレジ袋が全国的に有料化が義務付けられたのは記憶に新しいですが、マクドナルドではレジ袋は有料化されていません。
なぜなら、マクドナルドのレジ袋は2015年から原料を植物由来とするバイオマス素材を配合したレジ袋を使用しているからです。

バイオマス素材が25%以上含まれるものは、焼却時にもCO2排出につながらないことから、国のガイドラインによる有料化の対象とならない素材となっています。(※バイオマス素材を使っていても有料としている企業もあります)

その他にも、マクドナルドで商品包装などに使用されている容器や紙は、FSC認証済み資材を使用するなど、環境への影響を考えたうえで、それに対して配慮された素材を積極的に使用しています。

電力や配送効率の省エネ

マクドナルドでは、店舗などへの配送に関わる省エネの分野でも積極的に取り組み、環境改善に対して成果を出しています。
主な具体的施策としては、配送スケジュールや納品体系など店舗配送への物流システムを徹底的に見直したことです。
配送効率を改善することがなぜ?と思われがちですが、車による配送効率を改善することは、地球温暖化の原因のひとつでもあるCO2削減に繋がるからです。

マクドナルドではこの取り組みで、改善前にくらべ年間で約481トンのCO2削減することに成功しました。

また、ムダを見直したことで、貨物車両の走行距離が約91万7000km(地球約23周分)の減少、ドライバー拘束時間にして4万2000時間の削減にもつながっているそうです。

この取り組みで、令和元年度にはグリーン物流パートナーシップ会議の特別賞を受賞し、取り組みの功績が政府より認められています。

「ECO配送」で販促物の配送工程の無駄を省いてCO2排出量を削減!

 

安心でおいしい食事を

ここまで環境活動など食べ物以外の取り組みを中心にご紹介しましたが、当然ながらマクドナルドは食材など食べ物にも数多くの取り組みをしています。

安全かつおいしい食事を追求して、パティである牛肉や野菜などの具材へのこだわりは多く、取りあげるときりがありません。

今回はSDGsの観点からみた食材の取り組みをご紹介します。

MSC認証のフィレオフィッシュ

マクドナルドの人気商品である「フィレオフィッシュ」に使われている魚にもサスティナブルな取り組みがなされています。
2019年8月からフィレオフィッシュに使用されている白身魚はMSC認証を取得したアラスカの漁業で獲られたスケトウダラに切り替えて使用しているのです。MSC認証とは、いつまでも魚を食べ続けることができるように、水産資源や環境に配慮し適切に管理された漁業であることを認証するものです。そして、このMSC認証を取得した漁業で獲られた水産物にはMSC「海のエコラベル」が付いています。

消費者の立場からもMSC「海のエコラベル」のついた水産物を選ぶことで、環境に配慮した行動に繋がります。

MSC「海のエコラベル」

参考:www.msc.org/jp

レインフォレスト・アライアンス認証のコーヒー豆

マクドナルドで提供されているコーヒーにも、レインフォレスト・アライアンスという特別な認証を受けているコーヒー豆を使用しています。

レインフォレスト・アライアンス認証とは、森林の環境や生態系など自然を守りながら農業し、さらにはそこで働く労働者の人権や労働環境にも配慮されている農園から採取された原料を使用している証になります。

マクドナルドではMSC認証フィッシュと同じように2019年からこの認証を受けたコーヒー豆を使用しています。

 

地域の仲間にサポートを

マクドナルドでは子どもに対する支援も数多くおこなっています。

学びの場を与える機会として職業体験を実施していたり、絵本や食育についてなどのコンテンツを数多く用意し、子どもが楽しく学べる場を提供しています。

そのほかにも、地域野球やサッカーなどのスポーツ支援活動や、病気と闘う子どもや家族のための支援など、地域と子どもに絞った支援活動もSDGsの活動につながっています。

 

SDGsを飲食店やレストランなどで取り組むには

SDGsを飲食店やレストランで取り組むにはここまでマクドナルドを例に取り組みを紹介してきましたが、マクドナルドのような規模だからできるのではないか?といった疑問がでてきますが、飲食店やレストランなどの店舗でもSDGsの活動を取り入れることは可能です。

 

 

 

 

 

 

 

 

グッズ・ノベルティ・販促物を見直す

飲食店などに限らず、企業や組織においてチラシなどを含めた販促物は使用していることが多いと思います。つい作り過ぎてしまったり、思ったよりも消費することができず余ってしまうことはありませんか。
そんな場合は販促物の管理方法を見直してみてはいかがでしょうか?

マクドナルドの配送の省エネで見られるように、必要なものを必要な分だけ管理することで、ムダを無くしコストを省くと同時に、サスティナブルな取り組みにも繋げることができます。複数の店舗を運営している企業では有効的な取り組みといえるでしょう。

販促物の無駄な在庫を無くしてオンデマンド化を推進するためのプラットフォーム|オンデマンドMPM

 

店舗で使用する紙などの素材を見直す

おすすめ素材「LIMEX」マクドナルドでは包装紙や容器などでFSC認証素材をとりいれていますが、環境に良いエコペーパーはFSC認証紙だけではありません。再生紙や木材パルプを使用しないエコペーパーは今では数多く利用されています。
販促物だけでなく、コピー用1枚とってもエコペーパーなどを取り入れることによって、環境に配慮した活動の一環となります。

 

石灰石を主成分とした環境に優しい新素材LIMEX(ライメックス)|「LIMEX(ライメックス)プリント」

 

 

まとめ

マクドナルドの活動を見ると大規模なものに目が行きがちですが、企業や個人においても取り入れることができる施策はたくさんあります。

企業としてはどうしてもコストなどを優先的に考えてしまいがちですが、今後SDGsにつながる活動などは、コストだけでない側面が大きくなっていくことは間違いありません。

すぐに取り入れずとも、どのような活動方法があるのか、取り入れる場合はどうすれば良いかなどの知識をつけるところからはじめていくと良いでしょう。

参照:https://www.mcdonalds.co.jp/sustainability/

販促物管理から始めるサステイナブルな活動のご提案「オンデマンドMPM」については詳しくはこちら

持続可能な社会のために、販促物から踏み出す

 

 

 

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Kinko'sお役立ちコラム編集部

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