ホーム お役立ちコラム アクセスマップの作り方とポイントを解説!店舗や結婚式で使える分かりやすい案内地図とは?
公開日:2023.01.05
アクセスマップの作り方とポイントを解説!店舗や結婚式で使える分かりやすい案内地図とは?
今回はアクセスマップ(案内地図)の作り方について解説いたします。
誰でも地図アプリやナビゲーションアプリなどをつかって詳細な地図をみることができる時代となりましたが、紙面によるアクセスマップなどは場面によってはまだまだ重要な役割をはたしています。
チラシや招待状など、これからアクセスマップを作る予定のある方は、参考にしていただけると幸いです。
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アクセスマップの必要性
チラシや招待状などに分かりやすいアクセスマップは必須
アクセスマップとは、チラシや何かの招待状などでお店や会場までの道のりを、ひと目で分かりやすく掲示した地図のことを指します。
スマートフォンが普及し、住所さえわかればアプリなどを使えばどこでも迷わずにいける時代となりました。
実際に来店や来場する際には紙を持って歩く人は少なくなりましたが、チラシや案内を初めて手に取った際に、目的地がどの辺なのかを認識するためにはアクセスマップは必須です。
チラシなどのアクセスマップは地図アプリなどとは違い、ひと目見た時の分かりやすさが求められています。
特に店舗などのPRのためにチラシを作成する場合など、いきなり住所を調べてくれる人は少ないです。
アクセスマップを表記することで、ひと目でどの辺にあるのかお店の存在を認識してもらえる機会が増えるはずです。
分かりやすいアクセスマップの作り方のポイント
①起点とルートを考える
アクセスマップを作る際にまずは、「どこからの案内図」にするかの「起点」を考えることが必要です。
起点を考える際のポイントとしては、来店客や来場者が主にどの経路をつかって来るかという点です。
都会の地域でほとんが最寄り駅を経由してくるであろう場合は最寄り駅から、車をつかってくるであろう場合は、もっとも目印になりやすい地点からなど、お客さまが使用する交通機関やルートを想定することが大切でしょう。
②地図の縮尺と目印になる場所を決める
起点を決めたあとは、地図の縮尺を考えましょう。
アクセスマップを作る際に地図をどの程度の縮尺にするかは、この後決める目印を考える際にも重要となります。
起点である場所が入っていることは必須ですが、縮尺を考える際のポイントとしてはあまり大きくすることで地図が細かくなりすぎないことです。
複数のルートが想定できる場合はある程度大きい範囲の地図が必要となる場合がありますが、できる限り簡潔に収まるサイズで設定しましょう。
目印を決める場合にも、もっとも分かりやすいポイントを必要最小限に納めて目印にすることがポイントです。
ついたくさんあった方が親切だろうと考えてしまいがちですが、情報が多くなりすぎるとかえって見づらくなってしまいます。大きな曲がり角や途中の目印になる建物など、起点から目的地までもっとも目立ちやすいポイントを設定しましょう。
目印の例 | 大きな建物(銀行・商業施設)、コンビニエンスストア、飲食店(チェーン店)、役所、病院、信号、国道、通りの名前、公園など |
③目的地の周辺はより詳細に描く
これまで目印やルートなどはあまり情報を多くしすぎない様にと解説しましたが、目的地付近の情報はより正確に記載しましょう。
とくに店舗がビルの中にある場合や、たくさんの店舗がある場所に混在している場合は付近までが認識できても実際の店舗が見当たらないなどということになってしまいます。
実際には地図アプリを使いながら来店する人も多いと思われますので、アクセスマップの紙をみながら来店する人はすくないかもしれません。
しかし、チラシの段階でもどこに店舗があるのかを認識させることは今後の集客にも関わってきますので、店舗の周辺の情報は詳細に記載しましょう。
結婚式のアクセスマップの作り方のポイント
アクセスマップが使用される場面として、結婚式の案内状があります。
通常のアクセスマップとの違いで気をつけなければならない点は、「来場者は土地勘のない方が多い」ことが想定できることと、「遠方からの来場者がいる」ということです。
作り方の基本としては上記で解説した通常のアクセスマップと同じですが、たとえ最寄り駅から近かったとしても、その最寄り駅までの案内なども必要になるケースがあります。
店舗の案内などと違い、誰がどこから来るかということがわかっているので想定できるルートを広域で案内することが最大のポイントでしょう。
下記情報を表記すると親切なアクセスマップになり、来場者がどのような交通手段でも対応できるでしょう。
- 会場の最寄り地図
- 広域の地図(主要駅や最寄駅からのルート情報など)
- 交通手段、乗り換え案内
- QRコード
Googleマップ QRコードの作り方
手順1:Googleマップで目的の場所を検索する
手順2:目的場所のURLを取得する
手順3:URLをコピーしたらQRコード作成ツールへ貼り付けてQRコードを取得する
アクセスマップを作る場合のツール
ワード(Word)を使った作り方
シンプルな地図、簡単なルートのアクセス情報であれば、ワード(Word)ソフトを使ってアクセスマップを作ることが出来ます。
「図形」から線や四角を利用し、道路や線路、建物に見立てて地図を作成します。
ワードには線や四角、★マークなど多数の図形を描画できる機能がありますので、それらをうまく組み合わせることで地図が完成します。
<描画キャンバスを使う手順>
「描画キャンバス」が四角い枠で作成されると、その中へ図形を複数設置ができ簡単に移動などの編集ができやすくなります。
手順1:「挿入タブ」を選択→「図形」を選択→ 一番下にある「新しい描画キャンバス」を選択
手順2:描画キャンバス内へカーソルをあてて、「図形」をクリック。四角形やフリーフォームなどを使って作成していく
エクセル(Excel)を使った作り方
Word同様、シンプルな地図はエクセルをつかっても作成することができます。
地図作成にエクセルを使用する際のメリットは、セルのマスを使うことで線の長さや四角の大きさの感覚が掴みやすいため、ずれが少ない縮尺で地図が作成できます。
基本的な手順としてはワードとほとんど同じですが、『手順1』にあった「新しい描画キャンバス」は設定がないため、エクセルシートに直で図形類を載せていきます。
手順1:「挿入タブ」を選択→「図形」を選択
手順2:「図形」をクリック。四角形やフリーフォームなどを使って作成していく
手書きでおしゃれに
アクセスマップは手書きでつくるのもおすすめです。
手書きの場合は単純に道路や建物を描くだけでは勿体無いので、絵を描くのが得意な方であればさまざまな絵を取り入れながら描くといいでしょう。
手書きで少々アバウトな地図になったとしても自由に描くことができるので、カフェや飲食店などのチラシでおしゃれに仕上げたい場合は手書きで作成することをおすすめします。
手描きのイラストをデータ化する場合
自作のイラスト類をデータ化し、データ化したアクセスマップを印刷物として仕上げるのであれば、印刷業者へ『データ化』作業を依頼することをおすすめします。
(データ化を印刷業者へ依頼するメリット)
- 印刷に適した高い解像度に仕上げてくれる
- イラスト内の微修正・ゴミ取り・レタッチなど行い美しく仕上げてくれる
- 招待状類への印刷から配送手続きまで一括で任せられる
アクセスマップにGoogleマップなどは使用可能?
チラシなど印刷物にGoogleマップをそのまま表記することは基本的にNGです。
アクセスマップとしてGoogleやYahooなど検索エンジンが提供している地図を印刷すればいいのでは?と思いがちですが、基本的にチラシなどにグーグルマップの地図を印刷して使用することはできません。
さまざまなウェブサイトにおいて、アクセスマップとしてGoogleやYahooの地図を使用しているのをよく見かけますが、ウェブサイトの場合はもともとの地図を提供しているサイトを埋め込んでいる形をとっています。
ウェブサイトの場合は提供元の仕様に従うことで、使うことができますがそれらには著作権がありますので、チラシなどで勝手に切り抜いて使用することが無いようにしましょう。
まとめ
今回はアクセスマップについての作り方を解説いたしました。
地図アプリなどの普及により以前にくらべるとアクセスマップも必須ではなくなりつつあるかもしれませんが、店舗などのチラシでひと目でわかる様に場所をPRすることは集客においてもとても重要なことです。
チラシなどを作成する場合はアクセスマップを掲載してお店のPRに上手に利用してしてみましょう。
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