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ホーム お役立ちコラム ファンレターの基本の書き方・送り方を解説!(初めて書く方向け)

公開日:2022.12.29

ファンレターの基本の書き方・送り方を解説!(初めて書く方向け)

  • 箔加工・特別加工

今回は初めて自分の推しに初めてファンレターを書いてみたい!という方に向けてファンレターの書き方の基礎を解説します。
人とはひとあじ違うファンレターを作って推し活の差をつけてみましょう!

ファンレターの書き方の基本をおさえる!

書く手順を整理しよう

まずはファンレターを書き出す前に書く手順を整理しておくことをおすすめします。
特別な用紙や装飾などをすることを考えると、何度も間違えたりすることが難しくなることもあるため、しっかり整理しておくと後が楽になります。
まずは簡単に以下のように準備してみましょう。

Step1

レターセットなどを準備する

Step2

書く内容を考える

Step3

メモなどに下書きをする

Step4

清書する

下書きのポイントは?

手紙を綺麗に書くポイントとして、1行にどれくらい文字が入るかや、どの文字を強調するかなどを考えて下書きをすると、清書する時にも綺麗になります。
例えば、「お誕生日おめでとうございます!」で1行、もし入らなそうならどこで改行するかも考えたうえで全体のテキストの横幅を決めましょう。
読みやすさを考慮しながらできるだけ文字がぎゅうぎゅうにならないようにするのがポイントです。
このときに、最終的に便箋が何枚くらいになるかもあわせて計算してみましょう。
推しへの手紙を出す頻度にもよるかもしれませんが、2〜3枚までが定番と言われていますので、あまりにも多くなってしまっているようであれば、封筒に入らない可能性も考慮して減らすことも検討してみてください。

内容を考えよう

書く手順が整理できたら、さっそく手紙の内容を考えましょう。
書く内容に決まりなどはありませんので、失礼に当たることがない限り何を書いてもいいのですが、「今回はどんなことを伝えたくて手紙を書いているか?」をまずは考えてみると文章としても書きやすいでしょう。

伝える内容として一般的なものは、誕生日や結成◯周年などのお祝いごと、ライブ・TVドラマ・舞台公演・Youtubeの感想、活動への応援メッセージなどです。
推しのイベントやライブを見てどう思ったかなどを、熱い思いが伝わる内容を考えましょう。

最近ではSNSを使用して情報発信している人もかなり多いので、SNSのメッセージや配信を見てどのような影響を受けたかなどの内容も書きやすいかもしれません。
代表的な文章内容の例は以下のようなものがあります。参考にしてみてください。

  • ライブ・ドラマ・舞台やなどの感想
  • 出演していた番組やイベントなどの感想
  • どういう経緯で知ったか
  • ファンになるきっかけ
  • 推しから受けた影響
  • どんなところが好きか
  • 趣味について(あれば共通の趣味など)
  • 好きなものについて
  • イラスト・似顔絵を描く

書き出しは?(例文あり)

内容を考えた後は早速書いていきましょう。
とくに初めてファンレターを書く場合は、書き出しにも初めて手紙を書くことを伝えてみましょう。

  • 初めて書くときの例
    「〇〇さんはじめまして!初めてお手紙を書いています。」

書き出しに決まりがあるわけではありませんが、「はじめまして」という事や、「初めてお手紙を書きます」ということを伝えると、読み手にとっても状況が最初にわかるので読みやすいはずです。

手紙を出すのが初めてではない場合は、前項で手紙の内容を考えたように、何かのイベント事やライブやドラマ・舞台などをみた感想を書いているという書き出しからはじめると良いでしょう。
あわせて、「手紙を出すのは◯度目です」などと付け加えると前回の手紙の内容を思い出してくれることがあるかもしれませんね。

  • お祝いごとのときの例
    「〇〇くんデビュー◯周年おめでとうございます!」
  • 感想を伝えたいときの例
    「〇〇さんライブ(ドラマ・舞台など)お疲れ様でした!〇〇にとても感動してお手紙を書いてみました!」

最後の締めは?

伝えたい内容など熱い思いをこめたら最後は締めの文章です。
改めて文章の締めを書こうと思うと少し硬くなりがちですが、あまりかしこまりすぎないようにするのも距離を近くに感じるコツです。
以下のような内容について書くのが締めの定番です。

  • これからも応援していることを伝える
  • 今後のライブ・イベント・作品などをみたり参加したりすることを楽しみにしていることを伝える
  • 体調などを気づかう

締めにもとくに決まりはありませんが、応援していることをアピールできる最後の部分ですので、冒頭で伝えたような熱い思いをもう一度書くのもいいかもしれませんね。

ファンレターの封筒の書き方・送り方

宛先に注意

ファンレターを送る場合、一般の郵便と同じく封筒の表面に送り先の名前と住所の宛先を書きます。
送り先の住所や宛名など、送り方が事務所やイベントなどによって異なることがあるので、宛先に間違えがないか必ず確認しましょう。
その際、「〇〇会社 御中」「〇〇 様」などと敬称をつけるのがマナーですので忘れないようにしましょう。
郵送ではなく直接渡す機会がある場合は、相手の住所は必要ありません。

自分の住所・名前は必要?

ファンレターに限りませんが、手紙を郵送で送る場合は封筒の裏面に送り主である自分の名前と住所を書く必要があります。
宛先に間違いがなければ送り主が書いていなくても手紙は届けることができますが、間違いなどがあった場合は郵便局でも送り主が誰かわからなくなってしまい、送り主に戻すこともできなくなってしまいます。
また、送り主が誰かわからない郵便物などは事務所が危険と判断し、本人に届く前に破棄してしまうケースなどもありますので、必ず記入しましょう。

そして、ファンレターには少し特殊なケースがあるので注意が必要です。
それは中身の手紙には自分の住所や連絡先を書かない方がいいケースがある点です。
事務所がトラブル回避のため、ファンとの直接的な接点を持たせないような管理をしている場合は、ファンレターに連絡先などが含まれている場合本人まで手紙が渡らないという場合があります。
せっかく書いた手紙が本人まで届かないなんてことが無いよう、事前に調べておくことをおすすめします。

返信用封筒は必要?

返信が欲しいので、ファンレターに返信用封筒を入れるというのも注意が必要です。
そもそも、ファンレターは応援している思いをつたえることを目的としているため返信をしてもらうことはあまり期待しない方がいいでしょう。
前項でも書いたように、本人との連絡先などの接点を持たせていない場合は、返信用の封筒も廃棄されてしまう場合がありますので注意しましょう。

ただし、ファンをとても大事にしている有名人もたくさんおり、実際に返信が来たというケースもネット上の情報にはたくさんありますので、どのような返信対応をしているかなどわかる限りで調べて見るのもいいかもしれません。

いくらの切手を貼ればいい?

ファンレターを送る際の切手の値段は封筒やはがきの大きさや重さによって指定されています。
通常はがきや定形郵便とよばれる一般的な大きさのものは、以下のような金額の切手を貼りましょう。

通常はがき

63円

定形郵便(封筒など)
25g以内

84円

定形郵便(封筒など)
50g以内

94円

参考:https://www.post.japanpost.jp/service/standard/index.html

特殊な大きさや重さがある物を送る場合は、郵便局の窓口に直接持ち込めば適切な金額を出してくれますので、窓口まで行って郵送することをおすすめします。
もし、料金の不足などがおこると差出人に戻って来てしまったり、送り先に不足分を払わせるなんてこともおきますので注意が必要です。

ちょっとした工夫でファンレターをグレードアップ!?

オリジナルの便箋(びんせん)や封筒で差をつける

有名な人の元にはたくさんの人からファンレターが届きます。
そんな中から、自分が出した手紙を読んでもらったり覚えてもらったりする様にアピールするには便箋や封筒、ペンなどで工夫をすることがおすすめです。
今回は初級編〜上級編まで工夫の方法を紹介しますので、参考にしてみてください。

初級編

便せん・封筒の選び方

市販の便せん・封筒も、最近はちょっと変わったものや可愛いものがたくさん売られています。
推しのイメージ(衣装や口癖、花、季節、色、好きなもの)に合うもの、今回のイベントのイメージカラー、プレゼントのイメージと合うものなどを選ぶと良いでしょう。

・封筒に封をするもの

レターセットにシールもセットになっているケースも多いですが、便せん・封筒に合うもの、推しや出演作品のイメージに合うものなどを別途購入するのも良いでしょう。
自分の名前にちなんだシールを選ぶ、というのも印象に残りやすくおすすめです。

・ペン

ペンは、推しのカラー、読みやすい色、読みやすい太さを考慮して選びましょう。
色はカラフルにしたいところですが、読みやすさを考えると1~2色程度に抑えるのが良いでしょう。
なお、シャープペンシルや鉛筆は郵送されている間に擦れて汚れやすい上、ボールペンに比べ色が薄く読みにくい場合もあるのでやめましょう。

中級編

便せん・封筒の選び方

初級編と同様、市販品から良いものを探してみましょう。
さらに、便せんをシール、マスキングテープ、ハンコ、リボン、レース、色鉛筆、ペンなどでデコレーションしてオリジナル要素をプラスしてみましょう。

・封筒に封をするもの

封をするシールをオリジナルで作成してみましょう。
印刷会社の多くではデータ作成用のテンプレートを配布しているケースもあるので、活用してみましょう。
シールには自分のイニシャルを入れたり、推しのイメージカラーやアイテムを取り入れたデザインにすると良いでしょう。

キンコーズのシール・ステッカー印刷について詳しくはこちら

・ペン

ペンも初級編と同じように、推しのカラー、読みやすい色、読みやすい太さを考慮して選びましょう。
それに加え、万年筆にチャレンジしてみるのも良いでしょう。
文字に抑揚が出るだけでなく、カラー展開も多く、推しのカラーに合わせて万年筆のインクを自作することもできます。

参考:https://at-living.press/culture/13527/

上級編

・便箋・封筒

上級編にチャレンジする方は、オリジナルの便せん・封筒を作成してみましょう。
一度オリジナルで作ってしまえば、印刷会社には再注文も可能なので、ずっと同じものを使い続け「この便箋=私」と推しに認知してもらうこともできます。
また、印刷に比べると失敗するリスクもありますが、柄や罫線を手書きすることもできます。
手紙の中で「推しのためにオリジナルで作りました」など記載しておけばさらに推しの記憶に残りやすいでしょう。

アイデア1
お気に入りの紙を買って柄や罫線を手書きする

参考サイト:https://www.surariru.tokyo/2019/09/how-to-draw-frame.html

アイデア2
フリーカットでレースのようなカットをする

アイデア3
箔押し加工で高級感を演出

キンコーズの箔加工について詳しくはこちら

・封筒に封をするもの

シールは中級と同じようにぜひオリジナルで作成してみましょう。 白いシール紙の他、透明なシールも作成できます。
もしくは、封蝋で綴じるというのもアンティークな雰囲気が出ておしゃれです。
最近はネットや大型の文具店で購入できるので調べてみましょう

キンコーズのシール・ステッカー印刷について詳しくはこちら

・ペン

初級・中級に続き、まずは読みやすさに気を付けてペンを選びましょう。
ボールペン、万年筆、ガラスペン、筆ペンなど、様々な素材から最適なものを選ぶのが上級者です。
特に、推しや直近のイベントなどで和風なイメージがある場合は手軽な筆ペンがおすすめです。大型の文具店では黒だけでなく様々な色の筆ペンを見つけることができます。
ただし、ボールペンなどに比べると綺麗な文字を書くのに練習が必要なので、失敗する可能性も考えて便せんを多めに用意し、たっぷり時間に余裕をもって書くようにしましょう。

まとめ

今回は初めてファンレターを書く方を中心に、書き方などの基本を解説してみました。
SNSが中心の時代だからこそ、手書きやさまざまな工夫しだいでよりインパクトがあるファンレターをつくることが可能です。推し活の参考にしてみてくださいね。

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