ホーム お役立ちコラム 不織布ポスターを応用した同人サークル用テーブルクロス(敷き布)の作り方
公開日:2017.08.16
不織布ポスターを応用した同人サークル用
テーブルクロス(敷き布)の作り方
同人誌即売会のサークルスペースで活躍するテーブルクロス(敷き布)。スペースを目立たせたり、机下の貴重品や在庫を隠したりできる、便利なアイテムです。一般的には好みの色柄の布を購入して使用しますが、最近では自分で描いたイラストでテーブルクロスを作り、使用する方もいます。
自作イラストのテーブルクロスは、不織布ポスター印刷の応用でも作成することができます。そこで今回は、不織布ポスター印刷を応用した同人サークル用テーブルクロスの作り方と、不織布を使うメリットについてご紹介します。
【1】不織布に自作イラストを貼り付けて制作
まずは好きな色や柄の不織布を用意し、テーブルのサイズに合わせて布をカットします。短辺92㎝、長辺130~140㎝になるように切ると良いでしょう。
布のカットが完了したら、上下の両端を1㎝折り曲げてからミシンをかけます。そうすると、幅90㎝の長方形のテーブルクロスが完成します。さらに、長辺の端を20~25㎝程度折り返し、ミシンをかけてポケットを作ると、本やお札、文房具などを入れられるため便利です。
手製の不織布テーブルクロスができたら、サークルスペースの看板となるイラストをどこに貼り付けるか決めましょう。机にテーブルクロスを掛けた際、机の前に垂れ下がる部分に貼り付けるのがおすすめです。
【2】印刷会社に依頼して制作
不織布ポスター印刷を印刷会社に依頼すると、イラストを大きく印刷することができ、見栄えの良いテーブルクロスが用意できます。
同人誌即売会のサークルスペースで使用される一般的な机のサイズは、横180cm、奥行き45cmです。1スペースで机の半分を使用することができるため、横90cm、奥行き45cmを覆えるサイズであれば問題ありません。
不織布ポスター印刷を利用して同人サークル用テーブルクロスを制作する場合、サイズはA判かB判となることに注意しましょう。テーブルクロスに使用できるのは、基本的にはB0サイズ(103cm×145.6cm)です。A0サイズ(84.1cm×118.9cm)だと多少横幅が足りません。B0サイズで印刷後、長辺の両端を折り返して縫うか、自分で、または印刷会社に依頼して断裁しましょう。
テーブルクロスに不織布を選ぶメリット
不織布は、繊維を三次元構造に重ね合わせて結合した、多孔質のシートです。繊維をそのままシート状にしているため、布のように紡糸し織ったり編んだりする手間が掛からず、早く大量に生産することができます。大量生産可能なことから価格的が安価で安定している点がメリットです。
また、不織布ポスターはしわになりにくく、折り目のつきにくい柔らかな風合いの仕上がりにできる点も人気です。また、不織布ポスターは軽いため、持ち運びが便利で搬入しやすいというメリットもあります。
長期間保管したり、たたんだ不織布の上に重いものを乗せると折り目がつくこともありますが、そのような場合はアイロンを使えばしわを伸ばすことができます。
おわりに
今回は、不織布ポスターを応用した同人サークル用テーブルクロスの作り方についてご紹介しました。テーブルクロスはサークルスペースの特色をアピールできるツールです。無地の布や好きな柄の布だけではなく、自作イラストを使用したり、自作のテキスタイルを印刷したりして積極的に活用してはいかがでしょうか。
不織布のテーブルクロスは軽量で丈夫、かつ折り目もつきにくいため、イベント搬入もしやすくイベント後の保管も簡単です。一枚用意すれば長期間使用できるため、印刷会社に印刷を依頼して、自分だけの同人サークル用テーブルクロスを用意しましょう。
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