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ホーム お役立ちコラム パネルやブースレイアウトの工夫など、展示会の初出展を成功させるコツ

公開日:2017.09.28

パネルやブースレイアウトの工夫など、
展示会の初出展を成功させるコツ

展示会の初出展を成功させるコツ

企業の展示会は、取引先や同業他社をはじめとした多くの他企業に向けて、自社をアピールする格好の機会です。初めての出展を考えている企業であれば、なおさら成功させて業績のジャンプアップにつなげたいところでしょう。

今回は、展示会を成功させるために大切な出展の工夫についてご紹介します。知っているのと知らないのとでは、ブースの完成度が段違いになる数々のコツやポイントをご紹介しますので、ぜひご参考にしてください。

アピールポイントは少なめに。色にこだわろう

色にこだわる

企業として展示会でアピールしたい要素は数多くあっても、ブースの限られた空間内にすべてを盛り込もうとすると、全体的にばらついた印象を与えてしまい、見る人の視線が集中しません。

そのため、展示会でアピールするポイントは、少数にとどめましょう。まずは企業自体に興味を持ってもらい、他の要素についてはあとで知ってもらえれば良いのです。スペースが限定されているからこそ、重要なポイントに絞り込んでアピールをしてください。

また、企業のイメージを来場者に分かりやすく伝える方法としては、色遣いの工夫が有効です。

親しみやすく活発な印象を与えたい場合は、オレンジや赤などのポップな暖色系を基調とした空間作りを心掛けると良いでしょう。シャープでスピード感あるイメージを出したい場合は、モノトーンやシルバーをベースにして、ビビッドな赤や青を差し色のように用いれば効果的です。エコやフレンドリーなど、人や自然を大切に考えるイメージの企業であることをアピールするなら、淡いグリーンやブルーなど、穏やかでさわやかな「癒やし系」の色味を取り入れてみてください。

展示する商品も「少数精鋭型」にする

展示会に実際の商品を展示する場合も、いくつもの商品が目立つようにレイアウトするのは得策ではありません。「これがわが社のイチオシ商品」といえるものをメインにして、大々的に紹介する方が効果的です。

メイン以外の商品は、一歩中に入ったところに配置すると良いでしょう。メイン商品に気を引かれてブースを訪れた人に、ブース内のその他の商品も案内することができます。

目を引くパネルは、ブースの両端に掲示する

目を引くパネルはブースの両端に

展示ブースで、パネルを配置する際の基本として「目を引くパネルは、ブースの両端2カ所に掲示すると良い」とよくいわれます。一般的には、ブースの中央に最も注目してほしいポイントを作りたくなるものですが、なぜあえて端の方への設置が推奨されているのかご存じでしょうか。

実は、中央など特定の1カ所に最も目立つポイントを配置してしまうと、目にとまる回数が少なくなってしまい、端へ移動したときに他へ目移りしやすくなるのです。両端にポイントを配置することで、常に目にとまり続けるため、他に興味が移ってしまうことを防げるようになります。

来場者が自然に往来できる動線を工夫する

パネルのレイアウトでブース内の順路を意識させる工夫は、多くの企業が展示ブースで取り入れている方法です。しかし、入口と出口が明確に分かる造りにしてしまうと、来場者が気軽に出入りしにくくなる可能性もあります。

おすすめの手法は、パネルや展示品に番号や矢印を振り、自然に順路を意識させながらも、ブース自体の構造はできるだけオープンにする方法です。このようにすれば、気軽に入れる状態でありながら、企業側が想定した順序通りに来場者が移動でき、スタッフもスムーズに声をかけられる雰囲気ができます。

おわりに

今回は、展示会に企業出展する際のブース作りのポイントについてご紹介しました。展示会にブース出展することは、新規顧客を増やすだけでなく、既存の顧客へ新たな訴求をするのにも役立ちます。

また、展示会への出展を考えるなら、パネルや掲示物の製作にもこだわりたいところですが、予算の問題でコストを抑える必要があるケースも少なくありません。印刷会社に相談するなどし、目を引く掲示物をローコストで製作する工夫なども取り入れると良いでしょう。

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