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REPORT

エンゲージメント

DE&Iトレーニングはじめています

わたしたちは、従業員向けの教育ツールにeラーニングを活用しています。 オンラインの教育コンテンツに参加し、自分のタイミングで学ぶことができ、様々なプログラムが公開されています。 今年度から、コニカミノルタグループ全世界の従業員を対象にした「DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)トレーニング」がスタートしました。 今回のプログラムでは、レベルを4段階にわけて、認知・理解・行動・変革と学び、多様な人が働く中で、それぞれの人が尊重され、そしていきいきと働き、成果を出し続ける組織を目指すために、わたしたちキンコーズの従業員も受講を進めています。

DE&I。それぞれの語句を分解すると、以下のように訳されます。

Diversity(ダイバーシティ):多様性

Equity(エクイティ):公平/公正性

Inclusion(インクルージョン):包摂性

これらが影響し合い、「メンバーが公平かつ敬意をもって扱われている」「自分らしさが認められ、強みを評価されている」「恥ずかしさや恐れを感じることなく、安心して発言できる」「自身がチームでの仕事を通じて成長し、やりがいを持てる」といった考え方です。


学びの中で、従業員から反響の多かった表現を、ひとつ紹介します。

こちらにある2枚の絵*。 「気球が飛んでいる景色を楽しむ」という目的に対して、左の図と右の図では状況が違っています。左側の3人には等しく、同じ高さの台が用意されています。全員に対して【平等】にサポートがあるのですが、その方法では、景色が見られない人が出てきてしまいます。一方、右側の3人は、それぞれの人に合わせた高さの台が用意され、全員が、【公平】に景色を楽しんでいます。

つまり、平等に同じものを用意するというサポートで終わるだけではなく、全員が景色を楽しめるという機会を用意できているか。それぞれの人に対して、サポートの工夫ができているかということの重要性に社会全体がシフトしてきています。これが、Equity(公平性)という考え方です。

【平等】という表現は、「かねてよりよく使われてきましたが、【公平】という表現に今一度向き合う、とてもいい機会になった」といった声が従業員たちから聞こえてきたことは、柔軟性あるオンデマンドという可変性を得意とするサービスを提供し続けてきた、私たちの思考にとても親和性のある表現だったからかもしれません。 

わたしたちのマテリアリティに「働きがいが生まれる環境づくり」を掲げています。 環境づくりにゴールはないかもしれません。ですが相手の側になって考えてみる、できることは行動してみる、そんな一歩をキンコーズは、しっかり進んでいきたいと思います。

*研修資料で使用されている画像とは異なります。

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