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ホーム お役立ちコラム 展示会の集客に役立つアイデア8選|失敗する企業の特徴や設計時に必要なポイントを解説! 

更新日:2023.11.17

展示会の集客に役立つアイデア8選|失敗する企業の特徴や設計時に必要なポイントを解説! 

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展示会の集客に役立つアイデア8選|失敗する企業の特徴や設計時に必要なポイントを解説! 

展示会での集客を成功させるには、ターゲット層の集客に適した展示会選びやブランドイメージに合ったブースの企画・設計が重要です。

本記事では、展示会での集客に失敗する企業の特徴やブースの企画・設計時に必要な集客のポイント、展示会の集客に役立つアイデアについて解説しています(今すぐ「集客のコツ」を知りたい方はこちらで無料公開しています)。
また、展示会の集客で注意すべき点についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

展示会での集客に失敗する企業の特徴は4つ

ここからは、展示会での集客に失敗する企業の特徴について解説します。

  1. 展示会への出展が目的になっている
  2. 事前集客を実施していない
  3. 対応するスタッフの雰囲気が悪い
  4. ブースの設計に問題がある

それぞれについて詳しくみていきましょう。(今すぐ「集客のコツ」を知りたい方はこちらで無料公開しています

①展示会への出展が目的になっている

展示会での集客に失敗する企業の特徴の1つとして、出展が目的になっている点が挙げられます。ブースの内容やデザインにこだわるのは当然ですが、その過程で展示会の出展そのものが目的となってしてしまう企業が少なくありません

このような状態になると、本来の目的とすべき観客のニーズを忘れがちです。結果として、来場者が本当に求めているものに応えられず、多くの来場者がそのブースに対して興味を示さない状況になります。

来場者の目的や意識を真に考え、それにもとづいてブースの演出を計画することが必要です。出展理由は、商品やサービスを効果的に伝えるためである点を忘れず、来場者を中心にした展示を考えることが集客成功の鍵となります。

②事前集客を実施していない

展示会での成功において、事前集客は重要な要素です。展示会に参加する多くの人が、参加する前に見学したいブースのリストを作成し、興味のあるブースを事前に把握しています。

そのため、このリストに名前を連ねてもらうには、事前の集客施策が必要です。事前集客に効果的な方法はいくつかあります。
たとえば、案内メールの送信、自社サイトでの告知、SNSでの情報発信などが効果的です。

一方、事前集客に注力していない企業は、展示会活動期間中だけで来場者を引きつけようとする傾向があります。たしかに、派手なブースや魅力的な製品で一時的に人は集まるかもしれませんが、集まった来場者は商品の購入を本気で検討しているわけではありません

展示会を成功させるには、事前集客活動に力を入れ、意識的に顧客を自社ブースに誘導する必要があります。

③対応するスタッフの雰囲気が悪い

展示会のブースでは、商品やサービスの魅力を伝えるだけでなく、訪れた人との良好なコミュニケーションが求められます。そのなかで、スタッフの雰囲気や対応は、来場者の印象に大きく影響します。

ブースに興味を持っていても、スタッフの対応が冷たかったり、雰囲気が悪かったりすると、来場者はそのブースに足を運びたいと感じません。

また、スタッフが多すぎると来場者は圧迫感を感じ、少なすぎるとサポートが不十分と感じられるかもしれません。適切な配置で、来場者に安心感を与えることが大切です。

④ブースの設計に問題がある

展示会での集客は、商品やサービスの魅力だけではなく、ブースの設計クオリティにも大きく依存します。

コストをかけて展示会に出展しても、ブースの設計が不十分であれば、期待する成果は得られません。
来場者に一目で自社の商品やサービスに興味を持ってもらうためには、わかりやすいメッセージや目標に合わせたレイアウト、そして位置取りが重要です。

ターゲットになる来場者層のニーズや興味に応じてブースを設計し、最大の効果を目指しましょう。

「では実際に、どうやってブース設計や装飾を依頼すればいいの?」と疑問に思うあなたは、以下の記事で詳しく解説しています。

>(あわせて読みたい)展示会ブース装飾を依頼するまでの流れを解説。業者に依頼するメリットや選び方もご紹介!

ブースの企画・設計時に必要な集客ポイントは3つ

次にブースの企画・設計時に必要な集客ポイントについて解説します。

  1. 会場内のブース位置や形状
  2. ブースの色使いやフォント
  3. 照明や商品の陳列方法

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

①会場内のブース位置や形状

会場内のブース位置や形状にこだわる

ブースの企画・設計をする際は、その位置や形状にこだわる必要があります。
中でも、来場者がどの方向からくるかを考えることは非常に大切です。

例えば、多くの人がブースの裏側から来るなら、その裏側に注目してもらえるようなキャッチフレーズや情報を置く必要があります。

また、ブースがメインの通路から離れている場合は、鮮やかな色を使ったり大きな文字でメッセージを伝えたりして、人々の注意を引く工夫が必要です。

このように、ブースの位置によってデザインやレイアウトを変えると、より多くの人に興味を持ってもらえる可能性が高まります。

そのため、ブースの企画・設計をする際には会場の図をじっくり見て、ブースがどこにあるのか、来場者がどの方向からくるのかをよく調べるようにしましょう。

>「隣と差がつくブースデザインにしたい!」展示会ブースのデザイン装飾ならキンコーズへ(事例あり)

②ブースの色使いやフォント

ブランドのイメージを正しく伝えるためにも、ブースの色使いやフォント選びは、展示会において重要な要素となります。

色使いがバラバラだったり、フォントに統一感がなかったりすると、まとまりのない印象を与えがちです。一方で、色数を絞り込み、フォントの種類を統一すれば、より洗練されたまとまった印象を与えることができます。

また、ブースの色選びにおいては、会社やブランドのイメージを反映させることが一般的です。しかし、ターゲットとなる来場者のイメージやコンセプトに合わせたアプローチを取ることも重要となります。

例えば、他社と差をつけるために、他社があまり使わないような色を使ってブースを目立たせるという戦略も考えられます。環境やエコをテーマにした展示会では、緑を使用したブースが多い傾向にありますが、あえて緑の補色である赤をメインカラーに選ぶことで、他のブースと差別化を図り、注目を集めることが可能です。

このように、色使いやフォント選びに工夫を凝らすことで、ブースをより効果的にアピールできるでしょう。

③照明や商品の陳列方法

照明は展示ブース設計において重要な要素であり、商品を魅力的に見せるには来場者が見る方向から適切に光を当てる工夫が必要です。多くのブースでは照明計画をあまり意識せず、会場の天井照明に依存する傾向にあります。

しかし、照明は商品を認識しやすくするのはもちろん、その魅力を最大限に引き出すためには不可欠であり、逆光や影に注意して商品が暗く見えないための工夫が必要です。

また、商品に照明を当てる際は下からだけでなく、上部からも光を当てることで、バランスの取れた明るさと見た目を実現できます。これにより、商品の種類と内容をわかりやすく捉えてもらうと同時に、その魅力を効果的に伝えることができます。

なお、展示会で集客するコツについて知りたい方は、こちらの資料が参考になります。

(展示会集客のコツ!資料を無料で公開しています。今すぐ見たい方はこちらから。)

【事前集客】展示会の集客に役立つアイデア4選

【事前集客】展示会の集客に役立つアイデア4選

次に、事前集客として展示会の集客に役立つアイデアについて解説します。

  1. 展示会の案内メールやDMを送る
  2. ホームページやSNSで告知する
  3. 電話での案内を行う
  4. プレスリリースを配信する

それぞれについて詳しくみていきましょう。(今すぐ「集客のコツ」を知りたい方はこちらで無料公開しています

①展示会の案内メールやDMを送る

展示会への集客を高める効果的な手段として、事前に案内メールやDMを送る方法があります。

これは、既存顧客や見込み顧客に対して、展示会の詳細や自社ブースの位置情報、内容、参加特典などを伝える絶好の機会です。

展示会の案内メールやDMを送ることで、自社ブースを立ち寄るリストに加えてもらえる効果が期待できます。

②ホームページやSNSで告知する

展示会への集客活動は、当日の対応だけでなく事前のアプローチも非常に重要です。

特に、自社のホームページやSNSを活用しての事前告知が効果的な手段となります。

ホームページを定期的に訪れる顧客やSNSのフォロワーは、すでにある程度の製品やサービスに興味を示している層です。これらの顧客に向け、展示会の詳細を伝えることで、既存顧客の来場やSNSでの情報拡散が期待できます。

③電話での案内を行う

展示会の集客活動のなかで、電話による案内は効果的な方法の1つです。

デジタルな通信手段が主流となるなかで、電話はよりパーソナルなコミュニケーションを可能にし、相手の反応を即座に掴むことができます。

特に、過去に取引のある企業や長い関係を継続しているパートナー企業に対しては、電話での直接の案内は深い信頼関係をさらに強化する効果が期待できます。ニーズを確認できる点も大きなポイントです。

「展示会の内容について詳しく知りたい」という声や「何を展示するのか気になる」という意見など、具体的なフィードバックを得ることができるのは、電話ならではのメリットといえます。

④プレスリリースを配信する

プレスリリースは、展示会開催に関してメディアを通して広くユーザーへ伝えるのに役立ちます。

業界専門誌や地域の新聞、オンラインメディアなど、媒体のターゲット層にあわせて展示会の重要性や参加メリットをアピールする内容を提供しましょう。

専門誌や業界関連のメディアは、直接対象となる読者層に展示会の情報を届ける絶好の手段です。特に、プレスリリースに取り上げられる新製品やサービス、独自のコンセプトなど、ほかと差別化された内容は、記者や編集者の目が行きやすいという特徴があります。

【当日対応】展示会の集客に役立つアイデア4選

【当日対応】展示会の集客に役立つアイデア4選

次に展示会の当日の対応として、集客に役立つアイデアについて解説します。

  1. ノベルティやフライヤーを配布する
  2. 当日の様子をSNSで拡散する
  3. 体験型イベントを実施する
  4. 時間帯によってスタッフの配置を調整する

それぞれについて詳しくみていきましょう。

①ノベルティやフライヤーを配布する

展示会において、ノベルティやフライヤーの配布は効果的な集客方法の1つです。特にノベルティは、来場者が配布したノベルティを利用することで、企業やブランドの認知度が自然に高まる効果があります。

また、フライヤーは詳しい情報を伝えるツールとして有効です。展示会の場で話す時間は限られているため、後からじっくりと情報を確認できるのは大きなメリットです。

企業情報やサービスの特徴をわかりやすくまとめたものを持っていると、興味を持ってもらえる可能性があります。

>展示会当日に必要なあれこれはここにまとまっています

②当日の様子をSNSで拡散する

展示会当日の熱気や盛り上がりを、SNSでのライブ配信や投稿を通じて伝えることは、集客をさらに増やす魅力的な方法となります。

例えば、Instagramのストーリーズやライブ配信、X(旧Twitter)のツイート、そしてTikTokなどのSNSを使って現場の様子をシェアすることで、会場に足を運べない人たちにも展示会の雰囲気を伝えられます。

③体験型イベントを実施する

体験型イベントは、商品やサービスの情報を伝えるだけでなく、来場者に直接触れてもらうことで、深い記憶に残ります。

特に、新しい技術や特徴を持つ製品を展示している場合、実際に手に取って体験することは、その機能やメリットを実感してもらえる大きなアドバンテージです。

また、体験して得た感想やフィードバックは、商品の改良やサービスの向上のヒントにつながります。展示会での実際の声は、今後のマーケティング戦略を考える際の貴重な情報源です。

>(事例を見る)”世界に誇るメイド・イン・ジャパンのものづくり” が体現できるブース施工(ソラテック株式会社

④時間帯によってスタッフの配置を調整する

展示会は、1日のなかで来場者の密度に変動があります。この時間帯をおさえて、スタッフの配置を調整することが重要です。

通常、来場者が多い時間帯はお昼過ぎや休日前の金曜日などです。また、来場者がまばらな時間帯は開場直後や正午ごろ、閉場前、悪天候の時などが挙げられます。

ブース内の来場者が少ない場合、スタッフの数を減らして、来場者がブースに立ち寄りやすくする工夫をしましょう。逆に、来場者が増えてくると、スタッフを増やしてブース内での説明が行き届くように配慮しなければなりません。

このような柔軟な対応が、効果的な集客と展示会の成功につながります。

展示会の集客で注意すべき点は5つ

最後に展示会の集客で注意すべき点について解説します。

  1. 過度な声かけは控える
  2. 派手すぎる装飾やデザインは避ける
  3. 名刺を切らさない
  4. その場での商談機会を増やす
  5. その日のうちにお礼メールを送る

それぞれについて詳しくみていきましょう。

①過度な声かけは控える

展示会での集客に関して、声かけは重要ですが過度な声かけは避けましょう。例えば、スタッフが来場者の前に立ちはだかって声をかけたり、大声での呼び込みをすると、来場者に警戒心を与え、集客には逆効果です。

その代わり、興味を持つ工夫やアプローチを考えましょう。展示物やブースのデザインを魅力的にすることで、来場者が自然に興味を持つように誘導することが大切です。

②派手すぎる装飾やデザインは避ける

展示会の集客で注意すべき点は、差別化するために目立つブースを作ることです。しかし、派手な装飾やデザインに走りすぎるのは避けましょう。

なぜなら、派手すぎる装飾は逆効果になりかねないからです。コストがかかるばかりか、ブースが何を展示しているのかわかりづらくなります

展示会では、訪問者に何を提供できるかが明確であることが重要です。展示会出展の目的を再確認し、一目で理解できるシンプルなものを心掛けましょう。

>(あわせて読みたい)【担当者必見】展示会用パネルやポスターのデザイン制作のポイントは5つ。作り方や注意点も解説!

③名刺を切らさない

展示会の集客で大切な点は、名刺を切らさないことです。多くの来場者に名刺を渡すことを想定して必要枚数を用意しましょう。

名刺が足りなくなってしまうと、相手に失礼になるばかりか、重要なビジネスチャンスを逃してしまう可能性があります。もし、名刺を切らしてしまった場合は、その旨をお詫びし、頂いた名刺をもとに、後日メールでの連絡を取るようにしましょう。

>最短当日3時間!キンコーズのコピー名刺

④その場での商談機会を増やす

展示会で注意すべき点は、具体的な取引が進展した際に、決定権限を持つ担当者が現場に必要になるという点です。

訪問者との商談が進展し、取引条件や金額交渉の段階になったときに、決定権限を持たない担当者からの「後日、確認してから連絡します」という回答だと、相手の熱が冷めて取引自体進まなくなる可能性もあります。

そのため、取引条件や金額交渉などの話になった際には、その場で決定できる担当が居ることが重要です。

⑤その日のうちにお礼メールを送る

展示会で収集した名刺情報をデータ化し、その日のうちにお礼メールを送りましょう。

この際に、マーケティングオートメーション(MA)ツールを利用してメールを配信することで、顧客の行動を分析できます。

たとえば、お礼メール内の製品詳細リンクをクリックし、製品ページを30分以上閲覧したといったデータ収集が可能です。
これにより、各顧客の製品への興味の度合いを推定し、優先的に対応が必要な顧客を特定でき、展示会後の営業活動の効率化につながります。

おわりに

この記事では、展示会での集客に失敗する企業の特徴やブースの企画・設計時に必要な集客のポイント、展示会の集客に役立つアイデアについて解説しました。

展示会での集客を成功させるには、ターゲット層の集客に適した展示会選びやブランドイメージに合ったブースの企画・設計が重要です。また、展示会での集客は、展示会の事前準備の段階からはじまっています。

展示会の案内を事前に送るとともに、当日の対応をマニュアル化するなど、多くの工夫を施し、展示会の集客を成功させてください。
(さらに詳しく、展示会で集客するコツについて知りたい方はこちらの資料を参考にしてみてください。)

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