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ホーム お役立ちコラム 【担当者必見】展示会用パネルやポスターのデザイン制作のポイントは5つ。作り方や注意点も解説!

更新日:2023.08.01

【担当者必見】展示会用パネルやポスターのデザイン制作のポイントは5つ。作り方や注意点も解説!

  • #展示会・イベント準備をしたい
【担当者必見】展示会用パネルやポスターのデザイン制作のポイントは5つ。作り方や注意点も解説!

展示会では、人を引きつける魅力的なパネルやポスターを掲示して集客することが求められます。多くの企業が参加する中で一瞬にして来場者を魅了するためには、パネルやポスターを使用していかに多くの人の心をつかめるかどうかが重要といえるでしょう。

そこで今回は、展示会用のパネルやポスターのデザイン、制作のポイントをまとめました。展示会を成功させるためのヒントとして活用してください。(今すぐ展示会パネルのデザインを外注したい、プロにデザイン相談してみたい方はこちら

展示会におけるパネルやポスターの役割は3つ

展示会におけるパネルやポスターの役割について、押さえておきたいポイントは次の3つです。

  • 集客をして商談機会を増やす
  • ブランド価値を見込み顧客にアピールする
  • 商品やサービスの認知を広げる

これらの点を正しく理解し、実りのある展示会にしていきましょう。

1.集客をして商談機会を増やす

展示会のパネルやポスターは商談の機会を増やし、自社のアピールにつながります。ただし、安易にパネルやポスターを貼るのではなく、質の高さを意識する必要があります。

質の高いパネルやポスターを作れば集客数の増加はもちろん、名刺交換の機会や商談の場へとつながる場合も考えられます。

つまり、契約獲得による売上の向上を期待できることから、展示会には質を意識したパネルやポスターが必要になるのです。

>(あわせて読みたい)展示会出展時に役立つ!展示会の集客方法アイデア4つ

2.ブランド価値を見込み顧客にアピールする

前述の通り、パネルやポスターは自社のブランディングをアピールするには最適です。

質の高いパネルやポスターを展示会で用意すると、自社のポジションや強みなどを見込み客にアピールできます。

また、見込み客だけでなく、社会全体へ提供する価値やビジョンをアピールする機会にもなります。

3.商品やサービスの認知を広げる

展示会で商談につなげるには、まず自社の商品やサービスを知ってもらう必要があります。そこで、来場者の興味を惹くパネルやポスターを用意すると、自社の商品やサービスを知ってもらうきっかけをつくることができます。

また、展示会では商談につながらなかったとしても、後に自社のサービスや商品を想起してもらえる可能性もあります。

自社の商品やサービスを広く知ってもらうためにも、パネルやポスターは欠かせないアイテムの1つです。

展示会用のパネルやポスターの作り方は5ステップ

展示会用のパネルやポスターを作る流れは、次の通りです。

  1. ペルソナをもとにコンセプトを決定する
  2. 会場や掲示場所に合うサイズを選ぶ
  3. 掲載内容を精査する
  4. 画像や文字の配置を決定する
  5. カラーやフォントを選択する

ステップごとの詳しい内容を解説しますので、参考にしてみてください。

ステップ1.ペルソナをもとにコンセプトを決定する

まず、作成する展示会用のパネルやポスターのコンセプトを決めるためのペルソナから設定します。
ペルソナとは、自社のサービスや商品を利用している典型的な顧客像のことです。

商品やサービスの企画段階でペルソナを設定するように「どのような人が展示会に来るのか」「どんな人が見込み客となるのか」といった点をイメージします。そのイメージをもとに、展示会用のパネルやポスターのコンセプトを決定していきます。

ステップ2.会場や掲示場所に合うサイズを選ぶ

会場や掲示場所に合うサイズを選ぶ時のポイント

コンセプトが決まったら、展示会の会場や掲示する場所に合ったサイズを選びます。
その際、小規模の会場に大規模会場用のパネルやポスターを用意すると、違和感を与える可能性があるため注意が必要です。

よって、展示会の会場や掲示する場所の規模感がどれほどなのかを事前に調べ、会場に合ったサイズを選ばなければなりません。
また、会場の広さだけでなく、掲示する場所がどのような環境なのか確認し、適切なサイズのパネルやポスターを用意してみてください。

ステップ3.掲載内容を精査する

展示会の会場や掲示場所に合ったサイズが決まったら、実際にパネルやポスターに入れ込む内容を精査します。
ここで役立つのが、ステップ1で紹介した「ペルソナ」です。

展示会に足を運ぶ年齢層や性別、職業などから洗い出し、どのような文章が見込み客に響くのかを考えます。ここで決めた内容が、今後の商談や契約に大きな影響を及ぼすので、重要なステップです。

印象的なキャッチコピーやデザイン性など、複数の観点から工夫しましょう。
ただし、伝えたいメッセージの量が多すぎると、かえってわかりにくくなるケースもあるため注意が必要です。

>(あわせて読みたい)キービジュアルとは?意味やメインビジュアルとの違いを解説

ステップ4.画像や文字の配置を決定する

展示会用のパネルやポスターに掲載する内容が決まった後は、画像や文字を配置します。
ステップ3で決めたキャッチコピーを含めた文章を「どのように配置するか」を考える必要があります。

この時、ペルソナをもとに考えた掲載内容をもとに、強調したいメッセージが目を引くものになっているかを確認しましょう。
また、多くの人が目を引き「思わず読んでしまう」ような配置になっているかも検討してみてください。

ステップ5.フォントやカラーを選択する

最適なフォント選びをする

展示会用のパネルやポスターの画像や文字をどう配置するか決まったら、次はデザイン性を考えます。

この時、目立たせようとするあまり、配色が多すぎるとまとまりのないパネルやポスターになってしまいます。
また、自社ブランディングを意識しすぎて個性的なフォントを用いると可読性を下げかねません。

ここまで考えてきたことがデザイン性で台無しにならないよう、適切な配色バランス読みやすいフォントを選んでみてください。

>(あわせて読みたい)商用利用OK!ポスターやチラシデザインにおすすめのフリーフォント4選

展示会用のパネルやポスターのデザイン制作のポイントは5つ

展示会用のパネルやポスターのデザイン制作で押さえておきたいポイントは、次の通りです。

  • 遠くから見た際のインパクトを重視する
  • 「おや?」と思わせるキャッチコピーを考える
  • デザインは「分かりやすく」が基本
  • 自社ならではの特徴を最大限にアピールする
  • 統一感や企業イメージと合致させる

前述した「作り方」を踏まえ、参考にしてください。

 展示会用のパネルやポスターのデザイン制作のポイントは5つ

①遠くから見た際のインパクトを重視する

パネルやポスターは、遠くから見た際に「ここにこの企業のブースがある」ことを分かりやすく示し、来場者を自社のブースに誘導するためのものです。
近くからではなく、遠くから見た際のインパクトを最大限に考慮し、制作するよう心掛けましょう。

まず注目すべきことは、写真やイラストの使い方です。
パネルやポスターに写真またはイラストを使用することで、より印象的になります。しかし、パネルやポスターのサイズに比べて写真・イラストが小さい場合、視認性を高めることはできません。
大胆に大きく使用することで、インパクトを高めましょう。

文字の見せ方にも注意が必要です。
キャッチコピーは目につきやすいよう大きく表示し、説明文などのより詳しい内容については、近づいた際にバランス良く目に入る大きさで表示してください。

それぞれの要素によって見せ方にメリハリをつけることが、パネルやポスターのデザインにおいて大切です。

>(あわせて読みたい)展示会ブース装飾を依頼するまでの流れを解説。業者に依頼するメリットや選び方もご紹介!

②「おや?」と思わせるキャッチコピーを考える

パネルやポスターの要となるもの、それがキャッチコピーです。

キャッチコピー作りにおいて大切なことは複数あります。例えば具体的な数字を挙げること、不安や好奇心を煽ること、ターゲットを明確にすること、長すぎない字数で作ることなどが挙げられます。

キャッチコピーを見た際に「おや?」と思わせ、ついブースを覗いてみたくなるようなフレーズを盛り込みましょう。

>(あわせて読みたい)キャッチコピーの作り方。ポスター・チラシの効果を高めるコピーとは?

③デザインは「分かりやすく」が基本

デザインに凝ること自体は構いませんが、あまりにも複雑なデザインは展示会のパネルやポスターの場合かえって目立たなくなる可能性があります。

そのため、パネルやポスターなど遠くから見てもらう目的の広告物を制作する場合には、分かりやすいデザインにすることが基本です。

よほど引きつけられるものでない限り、展示会でパネルやポスターを見てもらえる時間はわずか1~3秒程度である、と考えておきましょう。
その短い時間の中でどれだけのことを伝えられるか、どれだけのインパクトを与えられるかが勝負です。分かりやすいデザインであれば、短い時間の中でもパネルやポスターのことを印象づけられる可能性が高まるでしょう。

④自社ならではの特徴を最大限にアピールする

ありふれた内容のパネルやポスターでは、見る人の心をつかむことはできません。
自社にしかできないことを、自信を持ってアピールすることが求められます。

自社ならではの特徴をアピールするためには、まず自社の強みが何なのかを内部分析する必要があるでしょう。自社が業界でどのような位置にあるのか、他社との違いは何かなどを詳しく分析し、パネルやポスターのデザイン、キャッチコピーに生かしましょう。

ただし、特徴を明記する際に専門用語を使用しないよう注意しなければなりません。
一般的に認知されていない言葉でアピールしようとしても、伝わりづらいことがあるためです。誰もが理解しやすい言葉で表現することをおすすめします。

⑤統一感や企業イメージと合致させる

用意したパネルやポスターが、自社のブランディングやイメージと離れていては、違和感を与えてしまいます。
前述の通り、展示会用のパネルやポスターは、視認性から始まります。

たとえば、ブース全体の色合いはもちろん自社のロゴやイメージカラーなどがパネルとポスターに統一感がないことで、伝えたいメッセージが伝わらないケースも少なくありません。

商品やサービスの強み、他社との違いなどが正しく伝わるよう、企業イメージと合致したデザインを意識しましょう。

>(あわせて読みたい)ロゴデザイン作成の主な依頼先5選。依頼時のコツやよくある質問を紹介!

展示会用のパネルやポスターのデザインで注意すべき3つのこと

展示会用のパネルやポスターを制作する際、注意すべきポイントがあります。

  • 著作権侵害に該当すると罰せられる可能性がある
  • 複数の色の使いすぎない
  • 他で使用したデザインの転用は避ける

以上の点は、デザインを精査するうえで、気を付ける必要があるポイントです。順番に解説します。

注意1:著作権侵害に該当すると罰せられる可能性がある

展示会用のパネルやポスターを作成する際、最も気をつけたいのが著作権の問題です。パネルやポスターに使用する写真やイラストは、商用利用の可否が存在するからです。

インターネットからダウンロードした写真やイラストが、すべて商用利用できるとは限りません。
無断で使用すると著作権侵害に該当してしまい、10年以下の懲役または1,000万円以下の罰金が発生する可能性があります。(出典:著作権が「侵害」された場合の対抗措置

写真やイラストを使用する際は商用利用ができるのか、必ず確認してみてください。

注意2:複数の色を使いすぎない

複数の色を使いすぎないためのサンプル例

デザインを目立たせようと複数の色を使いすぎると、伝えたいメッセージが来場者に伝わらない恐れがあります。
前述の通り、複数の色を使いすぎると、まとまりのないパネルやポスターになってしまいます。

そのため、来場者へ効果的に興味を持ってもらうには、4色程度に押さえるのがおすすめです。
パネルやポスターが悪目立ちして、企業のイメージまで悪影響を及ぼさないよう、配色バランスに気をつけましょう。

注意3:他で使用したデザインの転用は避ける

他で使用したデザインを、そのまま転用するのは避けましょう。前述の通り、展示会の会場や掲示する場所も、都度変わってきます。

また、仮に会場や掲示する場所が同じだったとしても、トレンドやニーズは移り変わります。時間がなかったり、手間をかけたくなかったりしても、ペルソナに沿ったパネルやポスターを準備しましょう。

展示会用のパネルやポスターでよくある3つの質問

ここからは、展示会用のパネルやポスターを作成するにあたって、よくある質問を紹介します。

  • 展示会のポスターに適切なサイズは?
  • 展示会用のポスターやパネルの効果を高めるコツは?
  • 展示会用のパネルやポスターのキャッチコピーの作り方は?

それぞれについて回答します。

質問①展示会のポスターに適切なサイズは?

それぞれのサイズと、適したシチュエーションを下記の表で解説します。

展示会のポスターに適切なサイズ表

サイズ

利用のシチュエーション

B0ポスター
(1,030mm×1,456mm)

JIS規格最大サイズで、遠くから見ても視認性が優れています。
小規模の展示会には不向きですが、駅のプラットフォームのような告知用に向いています。

A0ポスター
(841mm×1,189mm)

縦でも横でも視認性が優れています。しかし小規模の展示会場では、レイアウトが難しくなってしまいます。

B1ポスター
(728mm×1,030mm)

駅に貼る告知用に適しています。展示会場に設置するパネルやポスターの中では「大判」の部類に入ります。

A1ポスター
(594mm×841mm)

一般的なポスターよりかは、一回り大きいサイズです。展示会用のパネルやポスターに利用すると、インパクトを与えるサイズです。

B2ポスター
(515mm×728mm)

屋内で使用される場面が多いサイズです。展示会のプレゼンボードとしての利用が適しています。

A2ポスター
(420mm×594mm)

展示会用のパネルやポスターを配置するスペースが限られている際に重宝するサイズです。

小規模な展示会場の場合、B1やA1、B2サイズが標準的なサイズになります。

一方、大規模な展示会場やインパクトを与えたい場合など、レイアウトに気をつけながらサイズを決めましょう。

>展示会ポスターなど販促物・装飾品について詳しく見る

質問②展示会用のポスターやパネルの効果を高めるコツは?

展示会用のパネルやポスターの効果を高めたい場合、チラシと組み合わせるのがおすすめです。パネルやポスターでも効果はありますが、中に入るか悩んでいる方へのアプローチに欠けます

入り口の前でパネルやポスターを見ている方に対してチラシと組み合わせて声掛けをしてみてください。また、チラシにはパネルやポスターにはない具体的な情報を記載して、特別感を演出しましょう。

質問③展示会用のパネルやポスターのキャッチコピーの作り方は?

展示会用のパネルやポスターのキャッチコピーを作る際、下記の点を踏まえて作っていきます。

  • ステップ1.ターゲットの明確化
  • ステップ2.ターゲットの悩み・ニーズをリストアップ
  • ステップ3.商品の特徴をリストアップ
  • ステップ4.コピーライティング

誰に向けたメッセージなのかを明確にし、ステップごとのリストアップが重要です。顧客になりきり、悩みや不安を列挙していきましょう。なお、展示会用のパネルやポスターの具体的な作り方については、こちらの記事も参考にしてください。

>(あわせて読みたい)キャッチコピーの作り方。ポスター・チラシの効果を高めるコピーとは?

まとめ

今回は、展示会用のパネルやポスターを制作する際に、押さえておきたい作り方や注意点などを紹介しました。質の高いパネルやポスターを制作すると、集客が見込めるだけでなく、商談や契約につながる可能性があります。

著作権侵害に注意したうえで、配色の数を含めたデザインを決める必要があります。展示会の目的や規模感、ペルソナをしっかりと決め、見込み客の心を掴むパネルやポスターを制作しましょう。

なお、弊社「キンコーズ」では、法人営業担当が貴社に寄り添い、企業イベント・展示会・オンラインイベントなど成功へ導きます。イベント企画からデザイン制作、準備作業、当日の運営、映像配信などすべてをワンチームでサポート。

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