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ホーム お役立ちコラム ロゴデザイン作成の主な依頼先5選。依頼時のコツやよくある質問を紹介!

公開日:2023.05.30

ロゴデザイン作成の主な依頼先5選。
依頼時のコツやよくある質問を紹介!

  • デザイン制作
  • #デザインからお願いしたい
ロゴの依頼先5選

「効果の高いロゴデザインを作りたい」や「希望に沿ったロゴデザインを作りたい」といったように考える方も少なくないでしょう。

ロゴデザインの制作はデザイナーに依頼するのが一般的ですが、思い描いた通りのイメージにするには、コツを押さえておかなければなりません。そこで本記事では、ロゴデザインを依頼する際のコツやよくある質問をご紹介します。

ロゴデザインとは?

ロゴデザインとは、会社名や製品名などのロゴタイプをデザインすることです。

ロゴは会社名はもちろんのこと、コンセプトや特徴、理念などを含めて可視化したものであり、日本語で「自社らしさ」を意味するコーポレート・アイデンティティが重視されています。

また、ロゴデザインはいくつかのタイプに分かれます。主には以下の3種類です。

  1. 文字でシンボリックに表現するロゴ
  2. 図案化したシンボルマーク
  3. 2つを組み合わせたロゴマーク

ロゴデザインにおける基本的な考え方

ロゴデザインを作成する際のもっとも大切な考え方として「ロゴデザインに意味を持たせること」が挙げられます。文字に飾りをつければロゴとなる訳ではありません。

ロゴデザインを検討する場合、どのような意図を持ってデザインし、作成したのかを明確に説明できる必要があります。
つまり、ロゴマークに込める意味や意図は、ブランドイメージを的確に表現しているものでなければなりません。

ロゴマークとロゴタイプの違い

ロゴマークとロゴタイプには違いがあり、それぞれ次のような特徴があります。

ロゴマーク、ロゴタイプ、シンボルロゴ

【ロゴマーク】

ロゴマークとは、消費者がブランドを「見分けるためのシンボル」です。ロゴマークはロゴタイプと比べると抽象的な存在といえ、会社や製品の顔のような存在といえます。

【ロゴタイプ】

ロゴタイプとは、社名・商品名を表す「文字のデザイン」です。例を出すと「Amazon」や「Google」などが挙げられます。

ロゴマークとシンボルロゴの違い

ロゴマークとシンボルロゴの違いについても見ていきましょう。

ロゴマークは前述した通り、社名などを表す「文字デザイン」です。シンボルロゴは、テキストを含まない「シンボルマークのみのロゴ」を指します。
シンボルロゴは、ブランドや会社を表現するマークのような役割があり、絵として認識してもらえるため、印象付けしやすいのが特徴です。

>(参考)商業施設・飲食店など「ロゴ」デザインの制作事例はこちらから

ロゴデザインが担う3つの役割

ロゴデザインが担う役割には、以下の3つが挙げられます。

  1. 企業や商品の認知度を高める
  2. 企業や商品の価値は高まる
  3. 社員の意識向上も期待できる

ここではそれぞれに分けて解説します。

1.企業や商品の認知度を高める

人の脳は、文字よりもイラストや画像の方が印象に残りやすい性質があります。
この性質からロゴデザインを作成することによって、企業や商品の認知度を高めることが可能です。

たとえば「マクドナルド」と聞くと、赤色のベースに黄色い「M」のロゴデザインを思い浮かべる方も多いはずです。
また「スターバックス」と聞くと、緑色の円に人魚がモチーフされたものを連想する人も多いでしょう。

このように、イラストや画像デザインであるロゴは人の記憶に残りやすく、自然と認知度を高めてくれます。

2.企業や商品の価値は高まる

ロゴデザインは、企業や商品のブランディングとしても使えます。
先ほども解説したように、文字よりイラストなどの方が記憶に残りやすく、企業に好感を持つとロゴにも好意的な印象を持ちます。

つまり、ロゴを見るだけで「あの会社だ」と認識してもらうことにつながり、信頼感を高めます。ロゴを戦略的に用いることで、信頼感を獲得しながら企業価値を高めることができます。

3.社員の意識向上も期待できる

ロゴを作ると消費者や関係者だけでなく、自社の従業員へもポジティブな影響を与えます。

ロゴは基本的に企業やブランドコンセプト、将来的なビジョンをデザインとして表現します。そのため、ロゴを作ることにより、企業がめざす方向性を示すことにつながるでしょう。

従業員へはロゴを通して企業ビジョンが共有され、無意識のもとに団結力が高まるとされています。この影響から社員の意識向上も期待できます。

>(参考)社員の活躍を賞賛!表彰状のデザインひとつでモチベーションが変わった?!事例紹介

ロゴデザイン作成の主な依頼先5選

ロゴデザイン作成の主な依頼先を5つピックアップしました。それぞれの特徴について詳しく解説します。

①クラウドソーシングサイト

クラウドソーシングサイトには、あらゆるデザイナーが登録しています。
デザイナーの経験や実績は千差万別ですが、コンペ形式でデザイン案を募ることが可能です。

また、発注料金は自分で設定できる点も大きな特徴です。
ただし、発注料金をあまりに安くしすぎると提案が集まらないケースもあります。

クラウドソーシングにおけるロゴデザインの相場は「3,000〜50,000円」となり、この範囲を意識した価格設定で発注してみることをおすすめします。

②ロゴマーク作成専門サービス

ロゴマーク作成専門サービスは、プロデザイナーがオーダーに応えてロゴを作ってくれるサービスです。
ロゴデザイン案を複数無料で提案する点が特徴で、いくつかの案から気に入ったものがあれば、調整後に納品する流れを取ります。

そのため、デザイン案の段階で気に入るものがなければ費用は発生せず、イメージの相違が生じるリスクを下げることが可能です。

③個人のデザイナー

ロゴ作成はTwitterやInstagram、Webサイトなどから、個人デザイナーに直接依頼することもできます。
個人デザイナーはロゴ作成などのデザインに関する仕事で生計を立てているケースが多く、クオリティも期待できます。

しかし、自分が思い描くロゴを作成してくれるデザイナーを自身で探す必要があり、人選に時間がかかります。
なお、費用相場はデザイナーの実績によって大きく異なるものの「20,000〜50,000円」が目安です。

④デザイン会社

デザイン会社は、プロデザイナーに直接ロゴデザインの制作をお願いする方法です。
依頼する際、最初にヒアリングをしてくれるため、表現したいコンセプトや概要などをしっかり伝えましょう。

デザイン会社はこれまで豊富な経験がある場合が多く、ハイクオリティのロゴに仕上がる可能性が高い依頼先です。
費用についてはデザイン会社によって差がありますが、ほかのサービスと比較すると高額な傾向にあります。

⑤ 印刷会社

印刷会社にロゴデザインの作成を依頼することも可能です。
印刷会社の特徴はデータのみの納品ではなく、作成したロゴを用いたポスターや販促品などを同時に依頼できる点です。

また、印刷会社が用意するWeb上のデザインシミュレーターを使ってロゴを作成できるケースもあります。
さらに、キャッチコピーやスローガンの考案など、ブランディングに関する相談に乗ってもらえる場合もあります。

>店舗でじっくり相談もできます。印刷会社「キンコーズ」のデザイン制作サービスについて詳しくはこちら

ロゴデザインの依頼先を決める際の3つのポイント

ロゴデザインの依頼先を決める際のポイントは、以下の3つが挙げられます。

  1. 過去の実績
  2. 価格
  3. サポート体制

ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しく見ていきましょう。

1.過去の実績

ロゴ制作を依頼する際は、事前のクオリティチェックが欠かせません。クオリティを確認するには、過去の実績をチェックしてみてください。

また、依頼する場合に「過去の実績にある〇〇のようなイメージ・方向性」と伝えておくと、デザイナーと完成イメージを共有できます。

>過去のデザイン制作実績・事例を見てみる

2.価格

ロゴの作成料金は、数千円〜数十万円と依頼先によって大きく異なります。

そのため、事前にロゴ作成にかけられる予算を設定しましょう。

価格が高ければよいロゴができるとは限りませんが、費用に応じてサービスやデザインの質が一定担保されると考えるべきです。
また、無料でデザイン案を提示してくれるケースも多く、事前に確認してみるのもよいでしょう。

>デザイン案件に応じた参考価格のイメージを知りたいならこちらから

3.サポート体制

初めてロゴ作成を依頼する場合は、あらゆる不安が思い浮かぶでしょう。
たとえば、「イメージの伝え方がわからない」や「ロゴ作成をどのように進めればよいかわからない」などです。

このような不安がある場合は、サポート体制が整った制作会社から選ぶようにしましょう。特にチェックすべきポイントは、Webサイトなどに掲載されている「事例」や「納品までの流れ」などです。

希望に沿ったロゴデザインを依頼する際の3つのコツ

希望に沿ったロゴデザインを依頼する際のコツは、以下の3つが挙げられます。

  1. 完成後の使い道を伝える
  2. 目的やコンセプトを言語化する
  3. 会社の理念や特徴を伝える

それぞれについて詳しく解説します。

1.完成後の使い道を伝える

希望に沿ったロゴデザインにするには、依頼前に完成後の使い道を伝えることが大切です。

ロゴの使用用途が明確であれば、デザイナーは使い方やパターンをあらかじめ予測しながら作成できます。

例えば、広告や販促グッズにロゴを頻繁に使う場合、使いやすさの視点からロゴを作成してくれるでしょう。そのため、完成後の使い道は具体的かつ事前に共有しておくことをおすすめします。

2.目的やコンセプトを言語化する

ロゴをを作成する目的やコンセプトの言語化も重要です。事前に目的やコンセプトを共有できていなければ、思い描くデザインとはかけ離れた案が提示されるケースもあります。

これらを防ぐには、詳細に伝わるように「文字」に落とし込むことが重要です。たとえば、好印象を与えたいとお願いする場合においても「洗練された」「親しみやすい」「おしゃれ」といったようにあらゆる特徴が考えられます。

具体的なイメージを詳細に至るまで共有することで、修正や確認にかかる手間や時間も省略できます。

3.会社の理念や特徴を伝える

イメージに近いロゴを作成するには、会社の理念や特徴を必ず伝える必要があります。最低でも以下の項目については共有してみてください。

  • 取り扱う商品やサービス
  • ターゲット層
  • 将来像
  • どんな印象を持ってもらいたいか

これらに加え、思い浮かぶ情報はできる限り多く伝えるようにしましょう。

ロゴデザインの依頼でよくある3つの質問

ロゴデザインの依頼でよくある質問には、以下の3つが挙げられます。

  • 質問1.ロゴデザインを依頼する際の料金相場は?
  • 質問2.ロゴデザインにかかる費用の内訳は?
  • 質問3.ロゴデザインにかかる納期の目安は?

それぞれの内容についてわかりやすく解説します。

質問1.ロゴデザインを依頼する際の料金相場は?

ロゴデザインを依頼する場合の相場は、発注先によって変わります。目安と特徴については次の通りです。

  • 専門作成サービス:3万〜10万円(提案数や修正回数に応じて料金が異なる)
  • デザイン会社:5万〜20万円(実績や会社規模によって料金が異なる)
  • 印刷会社:5万円~(実績や会社規模によって料金が異なる)
  • フリーデザイナー:5,000〜10万円(経験値によって料金が異なる)

必ずしも料金とクオリティが比例するとはいえないものの、高価であるほど対応やサポートが手厚くなるケースが一般的です。

>キンコーズのロゴ制作サービスについて詳しくみてみる

質問2.ロゴデザインにかかる費用の内訳は?

ロゴデザインにかかる費用の内訳には、以下のような項目が挙げられます。

  • デザイン費:設計図となるデザインの費用
  • 作業費:実際にデータに落とし込む費用
  • 提案数:初回に提案するデザイン。案が多いほど高額になる
  • 修正回数:修正回数が多くなるほど高額になる
  • 営業経費:打ち合わせにかかった交通費や広告費
  • 著作権譲渡費:ロゴを企業が自由に使えるようにするためにかかる(料金に含まれていることがある)

質問3.ロゴデザインにかかる納期の目安は?

一般的に、初回のデザイン案を提出してもらうまでに1週間程かかります。

そこから要望などを伝え、最終的な完成版が納品されるまでには2〜3週間を見込むとよいでしょう。また、修正回数によっても納期は大きく変動します。

まとめ

ロゴデザインは消費者に好印象を与えたり、覚えてもらえたりとあらゆる効果を期待できます。
また、ブランディングにも大きく寄与します。

そんなロゴデザインを依頼するうえで費用も大切ですが、重要なのは「こちらの思い描いたイメージ通りに仕上がるか」です。
事例や制作の流れ、フォロー体制などを細かくチェックし、自社にとって最適な依頼先を検討してみてください。

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