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ホーム お役立ちコラム インターンシップの準備とは?内容や募集方法のポイントを紹介

公開日:2023.05.01

インターンシップの準備とは?内容や募集方法のポイントを紹介

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今回はインターンシップの準備について解説いたします。インターンシップの学生を受け入れるメリットや、プログラムの内容、募集方法など、企業サイドからみたインターンシップの基本などインターンシップ制度を取り入れている企業にとってどれも重要な内容となります。

これからインターンシップを受け入れていきたい、または、初めてインターン受け入れの担当になったという方は参考にしていただけると幸いです。

企業がインターンシップを行うメリット

企業側からみた場合インターンシップを行うメリットは主に以下のようなものがあります。

  • OJTによる即戦力人材の育成
  • 入職後のミスマッチ防止
  • 社内の活性化や社員のモチベーションアップ
  • 学生ならではのアイデアなど新しい風を取り入れる
  • 売り手市場における新卒学生へのPR

もともと本来のインターンシップは、就職する事を前提とした入職前の就業体験や、入社までに必要な技術や知識を学生の段階で経験させることで能力を引き上げるような役割として用いられていました。

ですが、現在の日本における企業側から見たインターンシップには、上記のようにさまざまな役割があります。
学生側からも企業側からもメリットとなることがとても多く、今ではインターンシップの受け入れ方や内容なども多岐にわたります。

特に企業側からの目線を考えると、売り手市場における新卒など人材の確保はとても大きな課題となっており、インターンシップの機会を通して学生に企業を認知させることができるのは、とても大きなメリットとなるといわれています。

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インターンシップの期間や内容

インターンシップは企業により受け入れる期間やプログラム内容はさまざまです。
学生側のニーズを捉えながら企業側の目的にも応じて期間や内容を決めると良いでしょう。

1dayインターンシップ「セミナー形式」

おもに「1dayインターン」などとも呼ばれますが、半日や1日で行うインターンシップです。

近年では社会事情も踏まえてオンラインでインターンシップを開催することを余儀なくされた背景もあり、1日や半日で開催されるインターンシップが多くなっています。
オンラインだともちろんですが、1dayインターンの場合は基本的にはセミナー形式による座学が多くなり、業界や自社の解説などが中心となります。

オンライン化が進んだこともあり参加するハードルがさがったことで就職活動の前段階として捉えている学生も多くなり、企業側からみても就職活動が本格化する前に学生にPRできる良い機会となることから、企業側も学生側もお互いに今後の就職活動への情報収集の場として行われています。

短期~中期インターンシップ「課題形式」

2〜5日や、約1ヶ月程度の中期的に行われるインターンの場合は、課題形式のミッション遂行型で行われるプログラムが多く取り入れられます。

具体的な内容は企業によりさまざまですが、「グループワーク」「ロールプレイング」「ビジネス型ゲーム」など、学生がより実践的な活動が意識できるようなプログラムを行うケースが多くなります。

チームや複数で行うことにより、コミュニケーション能力やリーダーシップなどを確認できる機会となることや、各グループに若手社員などがファシリテーターとして参加することで今いる社員のモチベーションアップなどにも効果があるとされています。
参加する学生からみても、自分の得意不得意を就活前に発見することができるメリットなどもあります。

長期インターンシップ「就業形式」

長期インターンの場合、多くがOJTによる就業形式のプログラムとなります。
期間や仕事の範囲などは限られますが、実際の就業を通して業界や社会を経験するもっとも実践的なインターンシップです。

どこまでの業務をさせるかは企業によりますが、実際により近い内容で業務を体験させることで、企業としても学生としても職務などへの適正をよく見極めることができ、就職を前提としている場合は、即戦力の人材育成だけでなくミスマッチの防止にも繋がることが大きなメリットになるでしょう。

実際の業務をさせることから給与や交通費などが発生するケースが多くなりますので、雇用契約など書面での取り決めもしっかり行いましょう。

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インターンシップの準備4ステップ

インターンシップを行う際に考えるべき項目を4つのステップにして考えてみましょう。
事前に準備のポイントを理解しておくことで、その後の募集作業やプログラム作成へスムーズに繋げることができます。

Step 01
インターンシップの目的は?
Step 02
どんな学生に来て欲しい?
Step 03
会社の魅力を分析
Step 04
内容×形式×期間で考える

Step.1 インターンシップの目的は?

まずは何事もそうですが、インターンシップを行う一番の目的や目標を確認しましょう。初めに目的を明確化しておくことでその後のステップも大きく変わります。

主に目的とすべき部分は、前項でもあげた企業側のメリットを中心に考えることになると思いますが、そのメリットと自分の会社の方向性がマッチしていないと最終的な目的とずれてしまうことにもなります。

新卒採用部門だけの課題ではなく、会社全体の採用から人材育成、さらには数年後の業績にも関わる事項と考え、とりあえず取り入れてみるのではなく目的を持ったインターンシップの計画をたててみましょう。

Step.2 どんな学生に来て欲しい?

会社としての目的を決めた後には、どんな学生に来て欲しいのかを考えてみましょう。

ここでいうどんな学生とは性格などのパーソナルな部分ではなく、どんな目的を持った学生に来て欲しいかという事になるでしょう。
学生側にもそれぞれインターンシップに参加する目的があり、企業や業界の情報収集として参加をしたいのか、学生のうちからビジネスのスキルや知識をつけたいのかなど目的はさまざまです。

採用部門としては事前に決めた目的に応じて、どんな学生をどのくらい確保していくかなど目標をもって取り組むと良いでしょう。

Step.3 学生へのアピール要素は何か?

次のステップでは会社のどんなところを売りにして学生へアピールしていくかなど、会社の魅力になる部分を分析し確認しておきましょう。

自分の会社のインターンシップに参加することで学生はなにを得ることができるのかなど、この後必要な募集をしていく段階では大きなポイントになりますので、改めて自分の会社の強みや、インターンシップのメリットを明確化しておきましょう。

Step.4 内容×形式×期間で考える

最後のステップでは、これまでまとめてきた項目からどういった内容、どんな形式、どのくらいの期間行うかなど、インターンシップのプログラムの大枠を考えましょう。

目的から始まったこれまでのステップの項目がしっかり整理できていれば、それほど難しくはなく決めることが可能だと思います。
内容・形式・期間は、今後の具体的な内容のプログラムを考える際にも、重要な指針となるはずなので、ブレることが無いよう気をつけましょう。

インターンシップの募集の方法は

インターンシップは今では多くの学生が参加していることもあり、インターンシップに参加する学生を募集する媒体もここ数年で多岐に渡るようになりました。
目的に応じた募集ができるよう、確認してみましょう。

自社サイトでの応募

まずは基本となる自社のホームページなどを使った自社媒体での募集です。
もっとも手軽に掲載ができコストもかからないのがメリットですが、一番の課題はどれだけそのページをみてもらうことができるのかという事です。

有名な企業であれば知名度や情報の公式のSNSなどの拡散で、周知することが可能かもしれませんが、掲載しただけでは見てもらうことができないケースの方が多いと思われます。

対策はさまざま考えられますが、web広告を運用したり、キュレーション型の求人サイトへの転載などで対策をとる方法があります。

インターンシップ専用募集サイト

次にインターンシップ専用サイトへ募集を掲載する方法です。

ここ数年でインターンシップ市場が盛り上がったことから、インターンシップの募集に特化した専用の募集サイトもたくさん登場しました。

通常の求人広告媒体などと同じく、掲載型や成果型でのコストが発生しますので、コストに見あった募集を掲載できるサイトを選択するのがポイントです。

キャリアセンターを通じた募集

インターンシップは大学のキャリアセンターなどを通じて在学生専用の募集掲載をすることも可能です。

学生がキャリアセンターに足を運んだ際や、学生専用のHPなどで募集を確認した上で応募する流れとなるのが一般的です。

キャリアセンターを通じた募集は自社サイトなどの募集と同様にコストを抑えて募集ができることが大きなメリットとなります。

より多くの学生に見てもらうことを考えると、複数の大学に提出する必要がありフォーマットなども大学により異なりますので、募集の手続きに少々手間がかかることがデメリットです。

就活セミナーやEXPOで募集

就職活動がすでに始まっているような期間であれば、就活セミナーや就活イベントなどでPRし募集をすることも可能です。

オンラインやオフラインなどイベントの開催方法にもよりますが、すでにターゲットとなる学生がたくさんいる状態でPRができますので、その場でいかにインターンシップに興味を持ってもらえるかがポイントになるでしょう。

たくさんの企業のなかから選択をしてもらう必要がありますので、印象にのこるパンフレットや魅力的なプログラムを伝えられるような資料を作成して望む必要があるでしょう。

SNSでイベント告知

最後にSNSを使って告知をし募集をする方法です。

大学生のSNS使用率はほぼ100%に近いと言われていますので、単純な数だけを考えたらもっとも多くの学生にみてもらえる可能性があるとも言えるでしょう。普段から会社のSNSアカウントの運用を積極的に行っている場合や、SNS広告など予算を含めて上手に使うことができる場合にはとても有効な手段です。

セミナーやイベントでの集客と同様に、いかに目につくような広告を作れるかが募集の鍵になるでしょう。
反対に、普段からSNS運用をあまりしていないという場合は、実際の応募まで繋げるには少しハードルが高いかもしれません。

まとめ

今回はインターンシップを初めて行う際に考えるポイントや準備の内容について解説させていただきました。

インターンシップを行うことは企業側にも学生側にもとても多くのメリットがあるため、インターンシップを取り入れる企業も参加する学生も年々増加している傾向にあります。

これから取り組むという場合は基本を抑えて自分の会社にとってベストな形でのインターンシップを行うことができるような準備をしてみてください。

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