2017.06.13オンデマンド印刷

印刷の観点からCSRの取り組みを考えよう!印刷と環境問題について

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印刷と環境問題

CSRは「企業の社会的責任」と訳され、日本においては社会貢献活動と同義で捉えられている節がありますが、実際には社会貢献活動を含めた広い意味を持つ言葉です。今回は、CSRの本来の意味と、印刷の観点から見たCSRへの取り組みについてご紹介します。

CSRとは

CSRは、「Corporate Social Responsibility」の略で、「企業の社会的責任」を意味します。CSR活動というと、日本では寄付やボランティアなどの社会貢献活動を思い浮かべる方も少なくありません。「CSRの取り組みは確かに大切だが、企業の本業と直接関わるものではない」と認識されている方もいるでしょう。

しかし、CSRは「企業の社会的責任」という言葉の本来の意味で捉えるならば、「企業が利益を追求する過程で、企業を取り巻くあらゆるステークホルダー(利害関係者)のニーズにどのように応えていくべきか」という企業戦略として考える必要があります。利益の一部を社会に還元するだけでは、企業は社会的責任を果たしたとはいえません。

CSRの取り組みと環境問題

CSRの取り組み「企業の社会的責任」は、具体的には2つの柱からなります。1つ目の柱は、企業と社会が共有できる価値を創出し、社会にプラスとなる影響を最大化することです。もう1つの柱は、企業活動が社会に及ぼす悪影響を特定し、その軽減・防止に努めることです。

CSRにおいて特に重要視されるのが2つ目の柱であり、持続可能な開発の実現を目指すCSRの取り組みの1つとして、環境問題への取り組みが挙げられます。

「持続可能な開発」とは、環境と開発は互いに相反するものではなく、環境の保全を考慮し、節度を持って開発を行えば、将来世代も現代の私たちも、満足できる持続可能性を持った社会を実現できるという考え方です。

企業は、その活動を通して社会とともに持続可能な未来を築いていくことで、結果として自らの永続性を実現することにもつながります。

印刷の観点からCSRの取り組みを考える

CSRの取り組みを考える私たちの社会は大量の用紙を使用しています。デジタル化が進んだ現代においても、紙文書を全く使わない企業はありません。日々新たな用紙が使用され、不必要になった膨大な量の用紙がゴミとして廃棄されています。

印刷の機会を減らすために最も簡単な方法はデジタル化の促進ですが、紙媒体には「印刷物を直接手に取って内容を確認できる」「PCやタブレットがない環境でも読める」「手触りや質感がある」などの良さを持っています。また、クライアントに紙媒体の資料を用意しなければならないこともあるでしょう。

CSR活動の一環として、3R(リデュース・リユース・リサイクル)に熱心に取り組む企業も増えています。無駄な印刷を減らす(リデュース)、印刷した用紙の裏をメモ用紙として再使用する(リユース)、再利用(リサイクル)できるように用紙を分別ボックスに入れるなどは、3Rの基本です。

用紙のリサイクル率を高めるためには、社内で3Rを呼びかける周知や掲示を行うことはもちろん、ビル管理者や清掃業者と回収方法などについて確認しておくことが重要です。

オンデマンド印刷の活用も環境負荷削減につながります。オンデマンド印刷はオフセット印刷とは異なり、版を作らずに少部数から印刷できる方法です。必要なときに必要な分だけ印刷できるオンデマンド印刷を利用することで、社内に設置するコピー機の台数を減らしてコストカットが図れる他、用紙と電力使用量の削減が可能となるでしょう。

おわりに

CSRは社会貢献活動を包含した幅広い概念です。CSRの本来の意味を正しく理解し、現在の企業活動を見直すことは、企業の今後の発展に欠かせません。環境問題に積極的に取り組み、コスト削減と自社アピールにつなげてください。

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Kinko'sお役立ちコラム編集部

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