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ホーム お役立ちコラム 設計に役立つ!建築・住宅模型やカットモデルを3Dプリンターで作るメリット

公開日:2017.08.21

設計に役立つ!建築・住宅模型や
カットモデルを3Dプリンターで作るメリット

  • #印刷コストを削減したい

建築・住宅模型
3Dプリンターとは、立体の造形物を作成できる装置で、3Dデータからデータプリントができる仕組みになっています。建築物の設計で使用されている3DCGやCADデータを3Dプリンターで立体化することにより、施工前に3Dパースを手にとって確認することができます。

また、マンション住宅の間取りのカットモデル作成から、戸建て住宅の外観や内観の造形まで再現し、細かいジオラマ表現が可能な3Dプリンター。そこで今回は、建築・住宅模型やカットモデルを3Dプリンターで作るメリットをご紹介します。

【メリット1】3Dの模型により、説得力の高いプレゼンが可能

3Dの模型を使ってプレゼン

建築・住宅模型は、営業資料として説得力の高い有効なツールです。建築設計の流れにおいて住宅模型を準備することで、クライアントへ建物の設計内容を忠実に伝えることができます。設計ソフトの中で行っている内容を3Dプリンターで立体化・可視化することで、よりリアルなイメージを伝達する効果的なツールとなるのです。

実際に住む住宅のスケールモデルを手に取れるということは重要です。建築物の大きさや空間の広さをイメージしやすく、施工前の最終チェックとしてクライアントが安心して施工を依頼できる資料にもなるでしょう。住宅模型は、住宅販売やハウスメーカーの発表会に活用できます。展示会では、住宅のバリエーションをプレゼンする際の営業資料として積極的に活用することも可能です。仕様変更など、部分的に交換可能なパーツの説明にも大変便利で、ポイントを絞った新たな提案もしやすく、効果的に設計内容を伝えることができます。

【メリット2】必要に応じた素材で模型が作成できる

3Dプリンターで使用できる素材の種類は豊富で、用途によって選ぶことが可能です。住宅模型は、かつては厚紙やボードといった素材を使用し、手作業で作成することが多かったとされています。しかし、3Dプリンターを用いれば模型の強度や精度にこだわって作成でき、造形できる素材もさまざまというメリットがあります。

建築や住宅模型におすすめの素材は、樹脂や石膏です。樹脂素材は強度があり、精細な表現に向いているため高いクオリティを求める住宅模型におすすめです。樹脂でも、液体をレーザー光で硬化させるものから、インクジェットや粉末を積層化させるものまで、いくつかの種類があります。石膏はフルカラー造形に向いているため、建築物のカラー再現力があります。このように、設計内容に適した素材選びが可能です。

【メリット3】嬉しい低コスト&短納期で模型を準備できる

低コスト&短納期で模型を準備

センスや作成スピードを問われる住宅模型を短納期で準備できることは、設計の試作段階でも大変便利です。スピーディーでクオリティの高い設計データの可視化によって、設計段階でもクライアントや協力会社と構造について意見交換がしやすく、納得のいく設計開発を実現できます。

マンション住宅のバリエーションや、戸建てのフロアごとの間取りといったカットモデルを作成する上でも、3Dプリンターなら手軽に試作を重ねることが可能です。また、加工しやすい素材もあるため、自分で手を加えることもできます。

同じタイプの模型が必要な場合や小さなパーツ変更がある場合は、データさえあれば複製できる点も便利です。模型作成のための道具や素材を準備し、1回の模型作成に掛かる時間を省けるため、設計者が安心して設計に集中できる点もメリットが高いといえるでしょう。

おわりに

建築・住宅模型やカットモデルを3Dプリンターで作るメリットについてご紹介しました。3Dプリンターは営業、開発分野において非常に便利なものです。3Dプリンターの再現力を活用し、さらにジオラマ用の人形などを模型内外に配置して模型にストーリーを持たせれば、プレゼンはより伝わりやすくなるでしょう。

強度や精度、フルカラーなど、素材の特徴を利用して、短納期で便利な3Dプリンターを設計開発や営業活動でフル活用してはいかがでしょうか。

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