2017.11.13オンデマンド印刷

チラシや冊子、ポスターの印刷用紙選びの参考に!紙の重さや厚さについて

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用紙選びの参考

印刷物を作る際には、用紙の厚さ・重さを考慮して選ぶことが重要です。例えば、耐久性が求められるカードや名刺用紙に対して、チラシ程度の薄い紙を選んでしまうと長持ちしません。また、辞典のように厚みのある冊子の本文に分厚い紙を使えば、いざ製本してから読むことに適さない厚みや重さになってしまうでしょう。

そこで今回は、冊子やポスターなど、印刷物を制作する際の用紙選びで役立つ、紙の厚さや重さについての基礎知識をご紹介します。

用紙の重さの計量単位とは?

印刷業界では、用紙の重さや厚さを独特な単位で表しています。多少専門的にはなりますが、印刷物の制作に関われば必ずといって良いほど耳にする機会があるため、簡単におさらいしておきましょう。

【坪量】

「g/㎡」と表記される単位で、用紙の面積1平米(㎡)につき、どれくらいの重量かを表します。重量が増えることで厚みも増すと解釈できるため、坪量(g/㎡)は主に用紙の厚さを推し量る際に用いられる単位です。「メートル坪」や「米坪(ベイツボ)」などの別の呼び名もあります。

【連量】

坪量は1平米の紙1枚当たりの重量でしたが、連量はそれらの用紙が規定の寸法あたり1,000枚(1連)分の重量を指します。ただし、段ボールのような積層紙に代表される「板紙」については、100枚を「1ボード連」と数えます。

連量を数える場合、厚みが同じ用紙であっても寸法が変われば重さも増減するため、連量は用紙寸法によって変化します。また特に、チラシや冊子などに用いられる用紙は一度に取り扱う枚数が多いため、連量で重さ・厚みを表すことが一般的です。

連量を算出する際の用紙の寸法は、主に「四六判(しろくばん)」「菊判」が用いられることが多く、四六判は788×1,091mm、菊判は636×93mmのサイズとなります。例えば、連量が「四六判110kg」と表される場合、788×1,091mmの用紙が1,000枚で110kgの重さという意味です。

印刷物に用いられる、主な用紙の重さ・厚みを知ろう

印刷会社に制作を依用紙の重さ・厚み頼する際には、以下のような、印刷物ごとの厚みの目安について知っておくと便利です。

新聞の折り込み広告などのチラシ…コート紙50~70kg

店頭配布するフライヤー類…コート紙90~110kg

名刺などのカード類…マット紙およびマットコート紙180kg~(すべて四六判での連量)

これらがある程度頭に入っているだけでも、印刷会社に発注する際に「コート90kgならお店のフライヤーぐらいの厚さだな」、「コート180kgなら週刊誌の表紙ぐらいだな」などと、ある程度想定できます。

用紙の厚みで印刷の品質はどう変わる?

印刷の品質用紙の厚さが変わることで、印刷時の注意点や印刷品質などが変化することがあります。例えば、薄い用紙はインクが広範囲で乗った部分(ベタ面)が裏面に透けやすくなりますし、厚い用紙は印刷時にインクの乾きが遅くなりがちです。

印刷後の製本などで折り加工を行う際にも、厚すぎれば背割れを起こしやすくなり、薄いと折り加工作業の難易度が上がります。

印刷物を作成する際には、使用するインクの量や印刷後の製本・加工の有無なども考慮して用紙を選ぶことが大切でしょう。

おわりに

今回は、印刷物を制作する際に知っておくと役立つ用紙の厚み・重さの見方についてご紹介しました。印刷物や用紙に日常的に関わっていれば、紙を見たり触ったりしただけで「これは110kgくらいかな」など、大まかな判断ができるともいわれます。

もちろん、印刷を発注する側はそこまでの専門知識は不要ですが、「コート90kg」や「マットコート180kg」と聞いてどのような印刷物に適した用紙かが分かれば「もう少し厚めでお願いします」など、細かな要件も依頼しやすくなるでしょう。

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Kinko'sお役立ちコラム編集部

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