ホーム お役立ちコラム 体育祭や運動会のポスターを印刷!デザイン&イラストのアイデアや注意点
公開日:2017.06.12
体育祭や運動会のポスターを印刷!
デザイン&イラストのアイデアや注意点
体育祭や運動会のイベントポスターを掲示すると、本番に向けて生徒たちの気分を盛り上げることができます。さらに、生徒たちの手でオリジナルのポスターを作れば、よりイベントが盛り上がることでしょう。クラスでそれぞれオリジナルのポスターを作って、体育祭や運動会の最後に優秀ポスター賞などを発表するのも良いのではないでしょうか。
しかし、教師としてはどのようなポスターデザインやアイデアを指導すれば良いのかと悩むこともあると思います。
そこで今回は、体育祭や運動会のポスターを作成する上での、デザイン・イラストのアイデアや注意点についてご紹介します。
ポスターに掲載する情報をまとめる
広告業界や印刷業界でポスターとしてよく使用されるサイズは、A2(420mm×594mm)やB2(515 mm×728 mm)です。そのサイズで作成しても良いのですが、生徒たちによる体育祭や運動会のポスターであればサイズにはさほどこだわらなくても良いでしょう。
ざっくりとどのくらいの大きさにするのかを生徒に決めさせた後は、ポスターにどのような情報を入れるのかをまとめましょう。
ついたくさんの情報を入れてしまいがちですが、あまりにも細かくいろいろな情報を入れてしまうと、逆に何も伝わらなくなってしまいます。一番伝えたいことは何か、それを伝えるためには何が必要かの優先順位を考えて情報をまとめることが大切です。
たとえば、クラスで決めた運動会の目標を一番に据えれば、目標を達成するための意気込みを文章にしたコピー、それをイメージさせるイラストなど、関連するものを1つ1つ挙げていくと、ポスターに掲載する情報をうまく整理することができます。
ポスター全体の構成・デザインを決める
ポスターに載せる情報がまとまったら、次は構成を考え全体をデザインします。一番伝えたいことを中心に、どのような構成をとるかを考えましょう。
構成のポイントは、情報の関連性です。関連する要素がバラバラに離れていてはうまく伝えることができません。一番伝えたいことを中心に、ストーリーに沿って目線が移動していくように構成を作っていきます。
また、一目で伝わるように配慮することも必要です。文字は大きく簡潔にするよう注意してください。
テーマカラーを決めて、同系色で全体をまとめると全体の色調が整えられて見やすいデザインに仕上がります。レイアウトは、印刷したときに1mから2m離れた位置から見たときにバランス良く見えることを心掛けてください。
イラストを作成する
ポスターの印象を左右するのがイラストです。生徒みんなで力を合わせてオリジナルのイラストを作れば、クラスの一体感も生まれ、体育祭や運動会に向けて気分も盛り上がっていくでしょう。
体育祭や運動会のイラストを描く際のポイントは、「躍動感」です。動きが感じられる、生き生きとしたイラストに仕上がるように、手足を大きく広げたり、片足を浮かせたり、ジャンプしたり、奥行き感を作ったりするなど、描き方を工夫するようアドバイスしてあげてください。
また、歯を食いしばったり汗を飛び散らせたりと、表情にも工夫を加えるとさらに躍動感が生まれます。
ポスターを印刷する
イラストとデザインが完成したら、最後に印刷です。オンデマンド印刷を利用すれば、1枚からでもポスターを作ることができます。オンデマンド印刷を扱う印刷会社に相談すれば、サイズや使用する用紙などについてもアドバイスをもらえるでしょう。
まずは見積もりをしてもらい、デザインデータを入稿して印刷となります。入稿データのファイル形式や納期、料金など、不明な点があれば一度問い合わせてみると良いでしょう。
おわりに
体育祭や運動会は、学校行事の中でも盛り上がるイベントの1つです。
今回ご紹介したアイデアや注意点を参考に、ポスター作りで生徒のやる気を引き出し、体育祭や運動会を大いに盛り上げてください。
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