趣味の作品や家族・ペットの写真を
インテリアパネルにしよう

趣味や思い出の写真を自宅の壁に飾れる便利なインテリアグッズの1つ、インテリアパネル。

ポスターとは異なり立体感のある「パネル加工」を施すことで、平面の作品とはひと味違う美しい仕上がりになります。

しかし、インテリアパネルを飾りたいと思っても、量販されているものでは物足りないと考える方もいるでしょう。もっと自分の個性を出したいと考える方もいるかもしれません。

そこで今回は、趣味の作品や家族・ペットの写真を使ったオリジナルインテリアパネルの作り方をご紹介します。

【準備】写真をプリントして、発泡パネルを用意する

最初に、インテリアパネルに入れる写真を決めましょう。写りの良い、とっておきの1枚を選んでください。

写真を選んだら、自分の好きな大きさに合わせてプリンターで印刷します。自宅にプリンターがない場合、コンビニのマルチコピー機や印刷会社の店舗のセルフプリントサービスを利用しましょう。

写真のプリント用紙は、普通紙のような薄くて光沢のない用紙よりも、光沢のある厚紙がおすすめです。光沢があることで見栄えが良くなり、厚みがあることで強度を保てます。

写真をプリントしたら、厚さ5～7mmの発泡パネルと壁用両面テープを準備しましょう。

発泡パネルは「スチレンボード」や「のりパネ」とも呼ばれており、画材店や文具店、ホームセンターで販売されています。プリントした写真サイズより大きめの発泡パネルを選びましょう。

壁用両面テープは通常の両面テープなどでも代用は可能ですが、壁紙を傷めないために壁専用のものを準備することをおすすめします。発泡パネルと同様に、文具店、ホームセンターなどで入手できます。

【作り方】発泡パネルをカットし、写真を貼り付ける

プリントした写真と発泡パネルを準備したら、後は貼り付けて壁に飾るだけです。

まず、発泡パネルを写真の大きさに合わせてカットします。カットできたら発泡パネルへ貼り付けましょう。

発泡パネルにはシールのように片面にのりが付いており、上から紙やフィルムが貼られています。この紙やフィルムを剝がしながら、プリントした写真を貼っていきます。紙やフィルムを全て剝がしてしまうと、写真の貼り付け作業がしづらくなるため注意が必要です。

プリントした写真を貼り付けたら、裏面の角を少し削り落とします。こうすることで、飾ったときの見栄えがさらに良くなります。

後は、裏面に壁用両面テープを貼り、そのまま壁に飾ればインテリアパネルの完成です。発泡パネルは発泡スチロール製で軽いため、インテリアパネルが落下してもけがの心配はありません。

高クオリティのインテリアパネルを簡単に作るには

上記でご紹介したものよりも、さらにクオリティの高いインテリアパネルを作りたい方には、以下の2つの方法をおすすめします。

パネルの材料や印刷の種類を変える

発泡パネルではなく、木材を使用して木製インテリアパネルを作ることも可能です。

発泡パネルは軽くて安全ですが、傷つきやすく、反り返ってしまう恐れがあります。上質な発泡パネルを購入するか、場合によっては別の素材でインテリアパネルを作成してみてください。

作業に慣れてきたら、インテリアパネルに塗装したりデコレーションをしたり、さまざまな工夫をしてみましょう。

写真をモノクロやセピアで印刷するだけでも、簡単に室内の雰囲気を変えられます。

印刷会社に発注して作成する

自由に作れるのが自作インテリアパネルの良いところではありますが、プリントや材料の調達、カットや貼り付けの作業など、自作では何かと面倒なことも多いものです。

もっと簡単に高クオリティのインテリアパネルを作りたいと考えるなら、パネル加工やパネル印刷を取り扱っている印刷会社の利用をおすすめします。インテリアパネルにしたい写真や絵を編集し、発注するだけで、美しいインテリアパネルを簡単に作成することが可能です。オンデマンド印刷なら1枚から発注することも可能なため、気軽に発注できる点もメリットと言えるでしょう。

おわりに

お気に入りの作品や写真をアルバムにしまうのも楽しいものですが、せっかくならぜひインテリアパネルとして飾ってみてはいかがでしょうか。季節ごとに飾るパネルを変えても良いですし、作品として販売してみたり、プレゼントにしたりと、インテリアパネルの楽しみ方はさまざま。手作りでも印刷会社を利用する方法でも、お好きな方法でインテリアパネルを作ってみてください。