ホーム お役立ちコラム 自費出版でできる!自分だけのオリジナル画集の作り方
公開日:2019.05.29
自費出版でできる!自分だけの
オリジナル画集の作り方
趣味で絵画やイラストを描いていると、「作品を誰かに見てほしい」と思うこともあるはずです。そこでおすすめなのが、作品をまとめてオリジナル画集を制作する方法です。しかし、オリジナル画集はどのように作れば良いのでしょうか?
今回は、自費出版でできる自分だけのオリジナル画集の作り方をご紹介します。
オリジナル画集に掲載したい作品を選ぶ
オリジナル画集のページ数を考える際には、掲載したい作品の数を事前に把握しておく必要があります。掲載したい作品数が明確に決まっていれば、どのくらいのページ数にすれば良いか、見立てやすいためです。
まずは、画集に掲載したい作品を選び、その枚数を数えましょう。
オリジナル画集のページ数を考える
オリジナル画集を作る際は、基本的に1ページ1作品として計算します。作品とその説明文、制作した年などを記載するとしても1ページに収めましょう。
また、製本するにあたりページ数は偶数にしなければいけません。さらに、本文のページ数以外にも表紙として4ページ分確保する必要もあります。つまり、作品数が16点の場合は16ページ+4ページの20ページが総ページ数となります。
前書きや後書き、奥付のページも考慮しよう
基本的には表紙と本文のページ数の合計が総ページ数になりますが、画集の構成よっては前書きや後書き、奥付のページ数も考慮しましょう。
前書きは、画集自体の説明や出版に至るまでの動機などを記載する箇所で、後書きは感想などを書く箇所のことです。奥付は、書籍名や著者名、出版社、印刷会社、発行年月日、定価などを記載する部分で、印刷会社によっては必ず入れなければならない場合もあります。
オリジナル画集の自費出版費用(印刷費用)の確認
おおよそのページ数が決まったら、印刷会社のWEBサイトなどで冊子印刷を依頼した場合の費用を確認しましょう。予算を大幅に超えそうな場合は、できるだけ価格を抑えられるように工夫します。
例えば、
・1作品1ページではなく2作品を1ページにまとめてページ数を減らす
・冊子のサイズを小さめにする
・カラーページを減らす
・表紙をモノクロ印刷にする
などが代表例です。
作品によってサイズは異なりますが、どうしても1ページに大きく載せたいこだわりの強い作品もあるでしょう。その場合は、2作品あるページと1作品のページを分けるのもおすすめです。
オリジナル画集印刷用のデータを作る
印刷データの作り方は印刷会社によって異なるため、利用したい印刷会社のWEBサイトを確認してデータ制作にあたりましょう。不明点がある場合は、印刷会社の問い合わせフォームや電話で質問してみましょう。
なお、油絵のように厚みのあるキャンバスに描かれた作品は、特殊な機材でスキャンをする必要があり、費用も時間もかかってしまいます。そのため、そのような作品はスキャンではなく、写真を撮ってデータ編集することをおすすめします。
オリジナル画集のデータを入稿して印刷費用を支払う
データが完成した後は、印刷会社にデータを入稿し具体的な印刷の段階に移ります。印刷費用を支払えば、後は完成を待つのみです。
入稿前はデータの確認を慎重に行いましょう。入稿後に修正箇所を発見したとしても、印刷が始まってしまっていた場合、取り返しがつきません 。修正箇所を見落としてしまった結果、仕上がりに満足できなかったという事態は避けたいところです。
おわりに
クリエイターやアーティストにとって作品は出来上がった後、人に見てもらうことで初めて完成したと言えます。たとえ趣味であっても普段から自分の作品を創りためているのなら、一度自分だけのオリジナル画集を制作してみてはいかがでしょうか?
自費出版であれば、自分で予算を決めることができ、データさえ入稿すればあとは待つだけと作り方も簡単です。印刷会社を活用すれば手軽に作れるため、作品を形に残したいとお考えの方は、検討してみてください。
参考URL
http://www.hokutoshobo.jp/news/jihisyuppan/160/
http://www.hokutoshobo.jp/news/jihisyuppan/153/
http://www.matsuyama-syobou.com/jihi/j3b-.htm
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