ホーム お役立ちコラム パネルやDMハガキ、名刺など、印刷会社で制作できるアート個展の印刷物
公開日:2017.12.25
パネルやDMハガキ、名刺など、印刷会社で
制作できるアート個展の印刷物
趣味が高じて、アマチュアでも写真やイラスト、絵画、立体造形物などのアート個展を開催する人が増えています。自分のアート作品がたくさんの人の目に触れられれば、何とも言えない喜びを得ることができるでしょう。しかし、アート個展を開くとなると、どのようなものを用意する必要があるのでしょうか。
今回は、個展を開催する際に必要な印刷物に注目してご紹介します。
招待状や告知ポスターなどの広報ツール
アート個展では、事前に招待状(DMハガキ)を送付したり、さまざまなギャラリーに招待状を置かせてもらったり、また告知ポスターを掲示したりすることが多いものです。招待状や告知ポスターのデザインは、開催するアート個展のテーマやコンセプトが伝わるアート個展名をつけ、自分の作品の写真を掲載しましょう。
作品づくりには自信があるものの、招待状や告知ポスターのデザインは自信がない、という場合には、印刷会社にデザインの相談や依頼をすることができます。
アートパネルやキャプション(作品の紹介文)などの展示ツール
絵画、イラストの場合は原画を展示することも多いのですが、デジタル作品や写真の場合、作品をアートパネルという形で展示することがあります。展示物そのものであるアートパネルは、作品の魅力を伝える上で重要なツールです。作品をパネル加工して大きく見せることにより、その作品の美しさや創作のポイントを理解してもらいやすくなります。パネルは立体感があるため、どの作品を目立たせるのか検討した上で取り入れてみてはいかがでしょうか。
また、アート作品のキャプション(作品の紹介文)も準備する必要があります。キャプションはその作品のタイトルをはじめ、概要を理解してもらうためのツール。作品の一部だととらえることもできるでしょう。厚手の紙に印刷して貼る方法や、キャプションもパネルにする方法、アクリルプレートで挟んで掲示する方法など、掲示の仕方にもさまざまなパターンがあります。
販売用の印刷物や名刺などのその他のツール
個展では、展示した作品を使用した印刷物、例えばポストカードやポスター、作品集などを販売していることがあります。
ポストカードはあまりかさばらず単価が低い(150円~200円)こともあって、「個展に来た記念に」と購入する来場者が多いというメリットがあります。
ポスターはポストカードに比べるとサイズが大きく単価が高いため、やや購入のハードルが上がります。しかし、大きな紙面に印刷することで自分の作品の魅力を伝えやすくなるというメリットがあるため、ポスターという選択肢も検討してみてはいかがでしょうか。
個展では伝えきれなかった作品がある場合、作品集を作っておくのも有効です。描いた時系列やテーマごとに区切ってレイアウトするなどの工夫があると見やすくなるでしょう。
また、販売用の印刷物以外に、作家としての自分を紹介する名刺の用意も大切です。個展がきっかけでアートの交流が始まる可能性もありますし、仕事を依頼されることがあるかもしれません。作家名と連絡先、ホームページがあればURL、そして自分の作品の写真や絵を入れた名刺を作っておきましょう。
おわりに
個展の印刷物は自作できるものも多いとはいえ、招待状や告知ポスター、パネルにキャプション、販売用の印刷物など、すべてを自作するとなると多大な手間と費用がかかる上、仕上がりに満足できないことも考えられます。個展のメインはあくまでも展示する作品であるため、作品制作に時間を割けるよう、印刷会社を上手に使って個展の準備を進めましょう。
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