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ホーム お役立ちコラム ポスターやチラシ制作に役立つ!風景写真の撮り方&上手に撮るコツ

公開日:2017.06.12

ポスターやチラシ制作に役立つ!
風景写真の撮り方&上手に撮るコツ

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風景写真の撮り方

季節イベントの告知チラシには、四季折々の美しい風景写真が欠かせません。また、雲の中に浮かぶ山々の写真をアウトドア用品のポスターに使用するなど、美しい風景写真を使用することでポスターやチラシの印象をよりいっそう引き立たせることができます。

写真素材を利用してポスターやチラシを制作する方も多いのですが、自分で風景写真を撮影することで、自分の思い描いた通りのものを作ることが可能になります。しかし、美しい風景写真の撮り方が分からないとお悩みの方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、ポスターやチラシ制作に役立つ、風景写真の撮り方や上手に撮るコツについてご紹介します。

基本的な風景写真の構図3つ

風景写真の構図

風景写真で大切なことは、構図(フレーミング)をしっかりと決めることです。構図の良し悪しによって、同じ風景の写真でも印象が大きく変わります。

まずは、基本的な「三分割法」「シンメトリー構図」「三角構図」の3種類の構図をマスターしましょう。

【風景写真の構図その1】三分割法

三分割法は、最も基本的な構図といわれています。画面を縦横にそれぞれ三分割する線を引き、縦の線と横の線が交わる点に被写体を配置する構図です。

風景写真の場合は、風景の中で重要な要素(山頂や動植物など)を交点に配置したり、地平線・水平線を下の横線と合わせたりすると良いでしょう。

三分割法で撮影した写真は、被写体を中央に配置した写真と比べておしゃれでこなれた印象になります。

おしゃれなポスターやチラシを制作したい場合は、三分割法で撮影してみましょう。フレーミングガイドの機能が備わっているデジタルカメラも多いため、初心者の方でも挑戦しやすい構図です。

【風景写真の構図その2】シンメトリー構図

シンメトリー構図は、左右対称、または上下対称の構図です。古くから使われてきた構図で、建築などでも広く用いられています。

水面に映る逆さ富士の写真なども、この構図を用いた手法です。日の出や日の入りの写真を撮る場合は、太陽を画面の中央に配置することで、シンメトリー構図で撮影することができます。

左右や上下で対称になっている写真は安定感があり、見る人にしっかりとした印象を与えます。落ち着きのあるポスターやチラシにしたい場合は、シンメトリー構図で撮影することをおすすめします。

【風景写真の構図その3】三角構図

三角構図は、画面の中に三角形を作る構図です。画面の手前から奥に向かって伸びる道を撮影した写真や、高い建物を下から見上げるように撮影した写真などが、この三角構図を用いた写真の例です。

奥行きや高さを表現するのに適した構図であるため、並木道や高層ビル郡を撮影する際に三角構図を意識して撮影すると良いでしょう。

三角構図で撮影した写真も、シンメトリー構図と同じく安定感が出ます。

アクセントとなる被写体を決めてから撮影を

アクセントとなる被写体

風景写真を撮るときは漫然と撮るのではなく、視線が集まるような被写体をしっかりと決めてから撮りましょう。草原に立つ小さな小屋、渓流にある大きな岩など、写真の中で何を見せたいかを考え、その被写体を中心に構図を考えてください。

構図を考える際、「絞り」をうまく使うことがコツです。絞りを絞って被写界深度を広げ、風景全体にピントが合うようにしましょう。

絞りを絞ると光量が減るため、シャッタースピードを遅くして撮らなければならない場合もあります。三脚は必ず持っていきましょう。

さらに、上級テクニックとして「前景」をうまく使って奥行き感を出す方法もあります。

前景とは、一番カメラに近い手前の被写体のことです。前景となる木の枝越しに中景の川の流れが見え、遠景となる山々が広がる写真は、奥行きを感じさせます。見る人を引き込むような写真が撮れるため、ぜひ挑戦してみましょう。

自然の変化をうまく利用して

写真を撮る前に景色全体を眺めることも、風景写真を上手に撮るコツです。空に浮かぶ雲の流れ、風にそよぐ草木、岩壁に散る波しぶきなど、自然が作る動きを写真に収めることができれば、思いがけないほど美しい風景写真を撮ることができるかもしれません。

また、時間帯による自然の変化を利用すれば、構図と被写体が同じ写真でも異なる印象を与えることができます。

例えば、撮影用語に「ゴールデンアワー」というものがあります。ゴールデンアワーとは、日の出直後や日没直前の「太陽が地平線に最も近い時間帯」のことです。空や風景が金色に見えることから、ゴールデンアワーといわれています。

地平線に輝く太陽やダイヤモンド富士の写真などは、ゴールデンアワーに撮影された写真の例です。ゴールデンアワーに撮影した風景写真は、神秘的な印象になります。ポスターやチラシによく映えるためおすすめです。

おわりに

ポスターやチラシ制作に役立つ、風景写真の撮り方や上手に撮るコツについてご紹介しました。

自分で撮ったオリジナルの写真をポスターやチラシに使えば、伝えたい内容がより伝わりやすくなります。ご紹介したポイントを押さえれば、風景写真の撮影は難しいことではありません。これまでは写真素材を利用してポスターやチラシを制作していた方も、自分で風景写真を撮影し、ポスターやチラシを制作してみてはいかがでしょうか。

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