バレンタイン・ホワイトデー商戦で成功するためのポスターデザインのコツ
今や日本では欠かせないイベントとなったバレンタインデーとホワイトデー。このイベントにおける商戦は、多くの店にとっても大事な勝負時になることでしょう。その大事なバレンタイン・ホワイトデー商戦を勝ち抜くために、ポスターをうまく活用してみてはいかがでしょうか?
今回は、どのようなポスターデザインがバレンタイン・ホワイトデー商戦の成功のポイントとなるのかについてご紹介します。
最もアピールしたいこと・目的を決める
まずは何を伝えたいのかを明確にし、それを一番大きく打ち出すようにしましょう。もちろん、伝えたいことや買ってもらいたい商品がたくさんあるかと思います。しかし情報が多すぎると散漫になりやすく、見る側にもそれが伝わってしまいます。
そのためにも、そのポスターの目的が何で、どのように使用されるのかをしっかりと考え、見る側の心理を読んで配置しましょう。そういったポスターが見るものの心に強く残る、インパクトのある効果の高いポスターとなります。
ただし、インパクトをメインにしてしまうと「かわいい」「かっこいい」だけで終わってしまい、本来の目的である「欲しい」に繋がらなくなってしまいます。そのためにも「何を」「どのように」「どうやって」伝えるのかをきちんと考えたポスターにしましょう。
キャッチコピーを考える
バレンタイン・ホワイトデーは、人の気持ちに大きく関わるイベントです。だからこそ、ポスターから「この店に行ったり、この店の商品やサービスを購入するとどんな気分になれるのか」をキャッチコピーとして書き加えることも効果的です。キャッチコピーは店や商品、サービスのイメージを左右する大事な言葉。凝った言葉やインパクトのある言葉を使う必要はありません。伝わりやすい言葉で表現しましょう。まずは、「自分だったらどんなキャッチコピーならその店に行きたくなるだろう」「どんなキャッチコピーならその商品やサービスが欲しくなるだろう」と考えることからはじめてみてはいかがでしょうか。もちろん、他の人の意見も聞くことも大切です。
キャッチコピーは、可読性や視認性、判読性も加味した上で、伝わりやすさを重視して考えましょう。
目を引くような配色を意識する
ポスターは、やはり人の目を引くようにデザインすることが欠かせません。むしろ、誰の目も引くことのできないポスターを作る意味はないといっても良いでしょう。しかし、目を引くポスターとはどのようにデザインすれば良いのでしょうか。
ポイントとなるのは色です。バレンタインなら赤やピンク、茶色、ホワイトデーなら白や青など、鮮やかな色やメリハリのある配色を心掛けましょう。ただし、バレンタイン・ホワイトデーというイベントそのもののイメージや、ポスターのイメージを損なわないよう注意しなくてはなりません。それぞれのイメージに合わせて彩度や明度を調整しましょう。
伝わるデザインを考える
ポスターを見た人に対して伝えたいことがしっかりと伝わるデザインを実現するために、下記の5つのポイントを押さえておくことをおすすめします。
1.そろえるべき箇所はそろえる
2.関連のある項目同士はまとめる
3.色を効果的に使用してグループ分けをする
4.適度な余白をとる
5.重要性に応じてフォントの種類や大きさ、太さを変えて強弱をつける
おわりに
今回ご紹介したポスターデザインのコツは、バレンタイン・ホワイトデー商戦以外のシーンでも役に立ちます。ポスターデザインの基本は「伝えたいことが見る人にとって分かりやすく、印象付けられること」。自分にとっては分かりやすいから問題ない、という独り善がりのデザインではなく、自分ではない他の誰かだったらどう感じるのかということも念頭に置き、客観的な視点で考えるクセを付けましょう。
どうしても効果的なデザインやアイデアが思い浮かばない場合は、デザインのサポートを行っている印刷会社に相談するのもおすすめです。
店や商品、サービスのイメージに合った印象に残るポスターで、バレンタイン・ホワイトデー商戦を成功させましょう。

Kinko'sお役立ちコラム編集部

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