2017.06.08チラシ・POP・デザイン

日差し・紫外線が強くなる季節…紙製の販促アイテムの劣化を防ぐには?

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販促アイテムの劣化を防ぐ

紙製の販促アイテムは、各種イベントや店舗などさまざまなシーンで広く活用されています。他の素材に比べるとリーズナブルな上、軽くて持ち運びが簡単、不要になった場合は処分しやすい点などが人気の理由です。しかし、日差しや紫外線によって劣化しやすいというデメリットも。日の当たる場所にポスターを掲示したり紙製什器を置いたりしている場合、紙の劣化は悩みの種ではないでしょうか。

そこで今回は、紙が劣化する原因と、その劣化を防ぐ方法をご紹介します。

紙が劣化する原因は?

紙が劣化する原因紙は太陽光に当たると日焼けして変色し、徐々に茶色くなります。皆さんも、買ったばかりの白い本が年月と共に少しずつ変色してしまったのを見たことがあるかと思います。

特に、日当たりの良い部屋の中では日焼けによる変色現象が多く見られます。

紙が日焼けする原因は、太陽光に含まれる「紫外線」にあります。紫外線は電磁波の中でも非常に強力で、紙の強度を下げる、また茶色に変色させるなどの悪影響を及ぼします。ちなみに、紫外線は蛍光灯の光の中にも含まれているため使用には注意が必要です。

また、紙の中に含まれている「リグニン」という非常に発色性の高い物質が反応することも、日焼けの原因となります。

他にも、温度や湿度、ちりやホコリも紙の劣化に関わってきます。温度や湿度が高いとカビや虫が発生しやすくなり、傷んでしまうのです。

ちりやホコリも紙には良くありません。大気中の亜硫酸ガスや窒素酸化物などをたっぷりと吸い込んだちりやホコリが紙に付着すると、化学反応を起こして劣化につながります。

紙の劣化を防ぐ方法

紙の劣化を防ぐ方法紙の劣化を完全に止めることはできませんが、劣化を遅らせること、劣化の程度を抑えることは可能です。

劣化を防ぐには、1つ1つの原因に対処することが必要です。

紫外線に対しては、光を遮ることが効果的。太陽光が入らないように遮光カーテンなどの遮光材を使用したり、紫外線カットフィルムを窓ガラスに貼ったりして対策をとりましょう。

また、室内では一般的な蛍光灯は使用せず、LED照明のように紫外線の出ない照明を選ぶと良いでしょう。紫外線を95%以上カットする蛍光灯もあります。

そして、部屋の温度や湿度にも気を配ることが大切です。紙にとっての最適な環境は、温度を一定にし、湿度を60%以下にキープすること。温度や湿度が急激に変化すると劣化しやすくなるため、注意しましょう。ちりやホコリを発生しにくくするように、掃除を小まめに行うことも大切です。

紙そのものを加工する方法も効果的です。その1つとして、ポスターやチラシ、カードなどを透明フィルムに挟み込み、熱でコーティングする「ラミネートフィルム加工」があります。中でも紫外線のカット率が高いフィルムを使ったラミネートはおすすめです。屋外など、太陽光がずっと当たる場所で使用しても劣化しにくいことが特徴です。強度も増すため長期間の使用にも耐えられるようになるでしょう。

日々進化する紙製品

前述の通り、紙は劣化しやすいものです。最近は紙自体の劣化を防ぐ加工技術が進んでいるため、以前に比べると強度が大幅にアップしています。例えば再生紙は、再生加工の際にアルカリを多く入れて劣化しにくくしています。

また、紙の種類によっても劣化のしにくさは異なります。どのような場所でどのように使用するかを考えた上で、紙の種類や加工方法を決めましょう。見た目だけではなく、機能性や耐久性を重視することも大切です。

おわりに

今回は、紙が劣化する仕組みと劣化を防ぐ方法をご紹介しました。ポスターやチラシなどの販促アイテムは、可能な限り劣化を防ぎたいものです。貼る場所、置く場所を考慮する他、耐光性のある紙を使う、UV効果のあるラミネートフィルム加工を施すなどの工夫をして、紙の劣化を防ぎましょう。

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Kinko'sお役立ちコラム編集部

Kinko'sお役立ちコラム編集部

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