ホーム お役立ちコラム カフェや居酒屋の夏用のメニュー表には何色が合う?デザイン・配色のコツ
公開日:2017.06.08
カフェや居酒屋の夏用のメニュー表には
何色が合う?デザイン・配色のコツ
カフェや居酒屋で欠かすことのできないメニュー表。メニュー表のデザインが魅力的であれば、お店のイメージを強く印象付けることができるでしょう。
また、常に同じメニュー表を使用するのではなく、季節に合わせてその都度デザインを変更するなど、お客様を飽きさせない工夫を施すことも大切です。
今回は夏をテーマにし、カフェや居酒屋のメニュー表を作成する際のポイントであるデザイン・配色のコツをご紹介します。
カフェ・居酒屋夏用メニューのデザインのコツ
夏用のメニュー表を作るにあたって、まずはテーマを決定します。夏のテーマは、「暑さ」と「涼しさ」という2種類に分けることができます。つまり、「夏=暑い」というイメージ通りにメニュー表をデザインするのか、それとも涼しさをテーマに涼感のあるメニュー表をデザインするのかを考える必要があります。
決め方としては、お店の雰囲気に合わせることはもちろん、季節限定メニューやいち押しメニューに合わせると良いでしょう。例えば冷麺やアイス類など、冷たいメニューを重点的に売りたい場合には涼感のあるデザインに、スパイシー料理など温かいメニューを重点的に売りたい場合には暑さを感じるデザインがぴったりです。
テーマが決まればデザインや配色もしやすくなります。暑さと涼しさのどちらも取り入れたい場合もあるかもしれませんが、テーマがバラバラだとインパクトを与えづらくなってしまいます。なるべくどちらかのテーマに絞り、メニュー表のデザインを考えることがおすすめです。
カフェ・居酒屋夏用メニューの配色のコツ
人は、色によって「寒い」「暖かい」と感じることがあります。それほど色は大切な要素を持っているため、メニュー表を作る際にも、色による効果を考えて配色する必要があります。
涼感のあるメニュー表を作りたい場合には、寒色を使いましょう。寒色とは、青や青緑、水色など、寒さや冷たさを感じさせる色のことです。寒色には鎮静作用があるといわれているため、メニュー表を見るだけで涼しい気分になってもらえる効果が期待できます。ただし、寒色は食欲減退色でもあります。涼しげだからといって多用しすぎることは避けましょう。
逆に暑さを演出するメニュー表を作る場合には、暖色が最適です。暖色は、赤や黄色、オレンジなど、暖かさや温もりを感じさせる色のことで、興奮度や食欲を高める作用があります。メニュー表を見る方の食欲を刺激する効果が期待できるでしょう。
このように、配色を変えるだけで全く異なった効果を得ることができます。テーマに合わせて配色を統一させてみましょう。
ターゲット層を考慮したメニュー表を作る
ターゲット層にマッチしたデザインにすることも大切です。
例えば、20代~30代の若年層をターゲットにしたいカフェの場合は、英語表記やカタカナを多用し、知的でおしゃれな印象にすると良いでしょう。
また、スイーツが売りのカフェで、10代~20代の女性がターゲットの場合は配色をパステルカラーにし、30代以上の女性がターゲットの場合には落ち着いた配色でエレガントなデザインにするなど、同じ女性でもターゲット年齢に合わせたデザインを心掛けましょう。
一方で、仕事帰りのビジネスマンが多く来店する居酒屋では、おしゃれ度よりも「気軽にくつろげる雰囲気」を演出することが大切です。和のテイストを多く盛り込んだデザインや、料理の写真を多くして食欲をかき立てるような工夫をしましょう。
おわりに
今回は、カフェや居酒屋の夏用メニュー表を作成するポイントをご紹介しました。メニュー表は、ただ単にメニューを伝えるだけのツールではありません。お店やスタッフの雰囲気、心意気を象徴する重要な役割を担っています。
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