ホーム お役立ちコラム 学習塾の集客方法5選!生徒集めに効果的なチラシ作りのコツをご紹介
公開日:2021.02.03
学習塾の集客方法5選!
生徒集めに効果的なチラシ作りのコツをご紹介
学習塾や進学塾を経営している方やこれから開業を考えている方は、塾の生徒を大勢集めたいと考えていらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、塾の集客のためにどのようなアプローチをしていけば良いのか、これまでの集客方法のままで良いのかなど、生徒集めの方法にお悩みの方も多いはずです。
そこで今回は、入塾促進のキャンペーンやチラシなどの、学習塾の集客方法についてご紹介します。集客方法を改善したいとお考えの方はぜひ参考になさってください。
学習塾の集客時期はいつがベスト?
学習塾の集客は、テスト時期に行うのがベストといわれています。中でも1学期の期末テスト前後、2学期の中間テスト前後がおすすめです。
入学・進級後の1学期の中間テストは、前年度の振り返りやオリエンテーションなどを挟むため、比較的点数を取りやすい特徴があります。
しかし、1学期の期末テストから本格的な授業がはじまり点数が取りづらくなります。そのため、成績が落ちたと感じる学生や保護者が多く、塾の利用を考えるようになるのです。
3学期制の学校であれば、1学期の期末後は夏休みに入ります。そこで夏期講習の募集をすることで、より効果的な集客が見込めると考えられます。
その他、引っ越しが多く進学・進級に向けて気持ちが高まる春休みの時期も狙い目でしょう。
学習塾の集客方法5選
学習塾は、どのように生徒を集めるのが良いのでしょうか。ここでは、学習塾の集客方法を5つご紹介します。
口コミ・紹介
保護者の方は、きちんと成績が上がるのか、子供が勉強しやすい環境があるかなど、安心して通わせられる塾を探しています。
塾探しをしている方の多くが注目しているのが口コミです。「あの学習塾に通ったら成績がアップした」「教え方が丁寧だった」などといった口コミは、塾の評判に大きな影響を与えます。
口コミには信頼性を感じるため、良い評判があれば利用してみたいと感じる方が多く、とても大切な集客方法といえます。
ただし、口コミは学習塾側で作れるものではありません。良い口コミにつなげるには、生徒・保護者との信頼を作り、満足度を向上させる必要があります。口コミの捏造や強要は絶対にやめましょう。
口コミに似た方法として、友達や兄弟の紹介で学習塾に入るという生徒もたくさんいます。
塾に通っている子供からの紹介は信頼性があるため、長期間利用してくれる可能性があります。そのため、生徒からの紹介も集客方法の1つです。
しかし、生徒に対して紹介を強制することは避けましょう。
実際に、塾生にアンケートをとり、友達をリスト化して無理な勧誘(営業)をしていた塾が告発されています。
集客を紹介だけに頼ることは評判を落としてしまう可能性があり、危険なことです。
Web集客
SNSを活用したりブログを更新したりといったWebによる集客も有効です。
Web集客の手法はさまざま。
SNSやブログによる情報発信やWeb広告、ホームページを検索サイトに上位させるSEO対策、検索時に近くの学習塾を表示してくれるMEO対策などがあります。
比較的低コストでできる施策が多く、時間や場所を問わず集客できるといったメリットがありますが、効果が出るまでには時間が必要になるのがデメリットです。
長期的に取り組む必要がありますが、SNSやブログを更新しても効果に結びつく保証はないため、担当者のモチベーション維持も課題となってきます。
キャンペーン
集客の1つとして、キャンペーンを実施するのもおすすめです。無料体験授業、見学会、テスト無料学習診断、個別指導体験、紹介割、値引き、入会料無料などがよく学習塾の入塾促進キャンペーンとして行われています。
ただし、キャンペーンを打つだけでは効果は見込めません。チラシや看板、ホームページなどを利用して、入塾促進キャンペーン内容を広く宣伝することが必要です。
DM
資料請求をしてくれたお客さまの中で、入塾につながらなかったケースもあるでしょう。
このような場合はDMを送付して、再び検討してもらえるように促すのもおすすめです。資料請求してくれた方限定のキャンペーンの実施も同時に行うことで、より集客が見込めるのではないでしょうか。
DMは、ポストカードタイプのものだと開封の必要がないため、内容に目を通してもらえるチャンスが増えます。
また、はがきDMの作成は、封書タイプよりもコストが抑えられるというメリットもあります。
チラシ
基本的な集客方法ですが、人の目に留まりやすく即効性のある方法です。ターゲットや目的をしぼって配布することで、効果を高めることができます。
チラシで学習塾の集客を効果的に行うコツは、次の章で詳しくご紹介します。
チラシを使った学習塾集客のコツ
学習塾の集客用のチラシを作成する際、どのような点に気をつければ良いのでしょうか?ここでは、チラシを使った集客のコツについてご紹介します。
入塾促進チラシに記載する内容
集客のためには、他の学習塾とは違う部分をアピールする必要があります。役立つ情報や、得になることを盛り込むと良いでしょう。実施中のキャンペーン内容や講師紹介などは定番です。
他の塾とは違ったポイントを盛り込むことで目に留まりやすくなります。
最近はコロナ禍の影響もあり、保護者の方は感染症対策について注視していることでしょう。パーテーションの設置や換気、オンライン対応など、実施している感染症対策もアピールのポイントになります。
入塾促進チラシのキャッチコピーの作り方と例
キャッチコピー作りの基本は、短い文字数でまとめることと分かりやすいメリットを盛り込むことです。具体的な数字や指標を入れる、読んでいる人に問いかける、続き(本文)を読みたくなる文章にする、などのテクニックを使うとより効果的です。
学習塾のチラシは、主に、塾に通う子供の「保護者」の方が見るものです。
塾のアピールポイントを盛り込みつつ、お子さんの成績や学習態度に悩んでいる保護者の方に刺さるキャッチコピーを作りましょう。
《キャッチコピーの例》
・3カ月で1教科●点アップも夢じゃない!
・昨年の△△大学合格者数●人!毎年多数の合格者を輩出している理由とは?
・夏までに志望校A判定にするには何が必要かご存じですか?
・勉強嫌いのお子さん大歓迎!勉強が楽しくなるコツ、伝授します
・春からのスタートダッシュが 1年後の未来を変える
・お子さんを絶対浪人させたくないお母さんへ
保護者の目を引くチラシのデザインとは?
チラシは視覚に訴えるツールのため、見た目の印象を整えることも大切です。
キービジュアル(チラシのメインとなる画像)は、季節感のある写真がおすすめです。
配布する時期ではなく、少し先の季節を感じさせる写真を使用することで「この時期までに成績をアップさせなくては」「受験対策時期はすぐそこ」などと感じてもらうことで、早めの入塾を促します。
チラシに利用する字体はゴシックや明朝体にして、学習塾のイメージでもある、かしこまった雰囲気を出すことをおすすめします。また、色を使いすぎると雑多な印象になるため、3色程度に抑えるのが無難です。
また、デザイン用の専用ソフトがなくても、「版下作成サービス」を利用することでチラシの作成・印刷が可能です。
入塾促進チラシの配布はポスティングで!
チラシというと、新聞の折込チラシを思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、子育て世帯の新聞購読率は全体の3分の1ともいわれており、新聞をとっている家庭はあまり多くないため、新聞折込チラシは効果が薄いといえるでしょう。
学校の校門や塾、駅などの周辺で配る方法もありますが、相手が受け取ってくれない可能性も十分にあるため、確実性が低いといえます。また、小中高生やその保護者にだけ配るのは難しいため、手渡しでの配布は少し厳しい面があります。
そのため、チラシは各家庭の郵便受けへ配布するポスティングがおすすめです。確実に各家庭に行き渡るため、見てもらえる可能性が高まります。
しかし、ポスティングを行うにあたり配布するスタッフを用意する必要があります。講師が行ってしまうと授業に使う時間がなくなってしまいますし、事務員も忙しいことでしょう。
そこでおすすめなのが、印刷からポスティングまで一気通貫できるサービスを利用することです。配布エリアや、配布対象世帯などを設定することができ、印刷の仕様や枚数も選ぶことができます。ターゲットや目的を絞ることで、より効率的に配布することができるでしょう。
入塾促進チラシの配布頻度はどれくらいが適切?
作ったチラシはできるだけたくさん配りたいと考えがちですが、配布の頻度があまりに高いと、「集客に必死すぎて怖い」「広告にばかりお金や時間をかけて授業がおざなりになっていそう」などととらえられ、保護者から逆に敬遠されてしまうことも考えられます。
デザインや内容にこだわったチラシを、集客に適した時期にピンポイントで配布したほうが効果的です。例えば、テスト期間を迎える前や夏休みなどの長期休暇前などといった、塾の集客に適した時期を狙って配布するようにしましょう。
配布頻度を抑える分、印刷やデザインにこだわり、多くの方に注目してもらえるようなクオリティに仕上げることをおすすめします。
キンコーズでは、チラシやパンフレットなどのデザイン制作サービスもご用意しております。
「せっかくならクオリティの高いデザインにしたい」「オリジナルイラストを使ったチラシを作りたい」とお考えの方はぜひこちらもご検討ください。
おわりに
今回は、学習塾の集客方法についてご紹介しました。
近年は、スマートフォンやパソコンなどが普及し、多くの方がインターネットを通じて情報収集することが多くなっています。そのため、学習塾の集客方法として、ネット広告やブログ、SNSはより効果的な集客方法といえます。
ただ、口コミや紹介、チラシを見て入塾を検討してくださる方もまだまだいます。特にお子さんを初めて塾に通わせようとしている方は、チラシを拝見する機会が多いでしょう。
チラシで他の塾と比較することもあるため、チラシでの集客方法はぜひ利用したいところ。Web集客と合わせてチラシを作成し、ポスティングしてみてはいかがでしょうか。
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