ホーム お役立ちコラム 桃の節句(ひな祭り)用ケーキ・お菓子のポスターデザインのコツ
公開日:2017.09.26
桃の節句(ひな祭り)用ケーキ・お菓子のポスターデザインのコツ
3月3日は桃の節句(ひな祭り)です。近頃は自宅に祖父母などを呼び盛大にお祝いをする家庭も多いため、伝統的なひなあられだけでなくひな祭り用のケーキなどさまざまな種類のお菓子が販売されています。
ひな祭り用ケーキ・お菓子の販促ポスターのデザインは、売れ行きを大きく左右します。今回は、無意識に「買いたい」と思わせる桃の節句用ケーキ・お菓子のポスターデザインのコツをまとめました。
ターゲットに合わせたデザインにする
販促ポスターを作成する際は、まずデザインの方向性を決めることが大切です。宣伝する商品を購入するターゲット層に合わせたデザインを決めましょう。
ひな祭りの主役は、幼稚園や小学校に通う年齢の子ども(女の子)です。子どもをメインターゲットとしてポスターを作成するなら、小さな女の子が喜ぶようなにぎやかでかわいらしいデザインにすると良いでしょう。
ただし、実際にケーキ・お菓子を購入するのは、子ども本人ではなく子どもの母親です。20~30代の女性が好むような、シンプルですっきりとしたおしゃれさ重視のデザインにするのも一つの手です。
色使いでひな祭りらしさを演出
ポスターの印象を大きく左右するのは「色」です。全体の配色に統一感があればきれいなポスターに仕上がりますし、反対に色使いがばらばらなポスターだと分かりにくくやぼったい印象を与えてしまいます。
ひな祭り用ポスターに適した色
ひな祭りであれば、女の子らしいピンクを使用すると良いでしょう。桜や梅、ひな人形、ぼんぼりなどのモチーフを使用すると自然とピンクが取り入れられますし、春の季節感を出すことができるためおすすめです。
差し色を効果的に使おう
ベースの色の反対色などのビビットな色をピンポイントで入れる「差し色」のテクニックは、ポスター作成において効果的です。特定の文字を強調したいときに使われる手法で、販促用チラシにも日常的に使われています。差し色は商品名や価格など、見る人が気になる情報の部分に使うと良いでしょう。
ひな祭り用ポスターの差し色におすすめの色
ひな祭り用ポスターの場合は、ひし餅の色である緑や黄緑を差し色として使用するとひな祭りらしさがアップするためおすすめです。
このように配色を少し工夫することで、ポスター全体のデザインが華やかな印象になり、人目を引くものになります。
キャッチコピーでポスターの訴求効果を高めよう
ポスターを作る上では、文字の配置も重要です。配色がきれいでも、商品のキャッチコピーの配置がおかしいと全体として残念な仕上がりになってしまいます。キャッチコピーをつける上で最優先に考えたいのが、フォントサイズのバランスです。
特にポスターの見出しにあたる部分は、写真と同じかそれ以上に注目されます。一段と目を引くような、大きく目立つ文字にする必要があります。
ただし、目立つからといって大きい文字ばかり並べてしまうと、どこをメインに伝えたいのかが分からなくなってしまいます。一番大きい文字を使用するのは1カ所のみにとどめ、バランスよく配置してください。
また、使用する言葉に関しても注意しましょう。ひな祭り用のケーキ・お菓子のポスターは、実際に購入をする親だけでなく、お祝いをされる側の子どもにもアピールする必要があります。難しい言葉を使わないようにし、誰が読んでも分かるような表現を心掛けてください。
写真を効果的に使用するためには
ポスターの主役である写真は購買意欲に大きくかかわります。写真の枚数が多すぎると視線が分散されるため、1つのポスターにつき写真は多くても5枚までに抑えてください。
また、撮影した写真をそのままポスターに載せるよりも、ケーキやお菓子の輪郭に沿ってトリミングした方が被写体を強調することができます。
何層にも重なっているケーキであれば、断面図を載せておくとよりおいしさが伝わりやすくなるでしょう。
おわりに
販促用ポスターの作成は、商品開発と同様にどの企業も力を入れている分野です。今回ご紹介したデザインのコツを抑えてポスターを作成し、桃の節句(ひな祭り)用ケーキ・お菓子の宣伝をしっかり行い、予約を獲得しましょう。
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